メタリックなドープビート、80sのシンセサイザー、テクノの芽生えの頃のエレクトロニックの魅力、ジャーマンロックとトライバルビートが出会ったようなダンスフロアでのインパクト、グルーヴ、フロアでのトランスを兼ね備えたキラー4トラックス。 (サイトウ)

フランス出身ベルリン拠点で活動する〈BANLIEUE〉主宰のBENOIT Bのデビューアルバムが、仏先鋭デュオNUMMERが運営する〈NATURAL SELECTIONS〉よりドロップ！フローティングシンセをドリーミーに重ね合わせた「W3C」や「Panda Tears」などのノンビート/ニューエイジから、軽快なブレイクビートを軸にした「Punkster」やサイケデリックトランスインフルエンスな「Karma du 92」などのダンストラックまで。アナログの暖かさとデジタルの精度を混在させた彼独特のサウンドスタイルを惜しみなく披露した傑作に！推薦。 (Akie)

自身のBANLIEUEをベースに、〈VERSATILE〉や〈BERCEUSE HEROIQUE〉、〈WISDOM TEETH〉、〈UNTHANK〉、AL JERRY名義では〈OPTIMO MUSIC〉の〈AGAINST FASCISM TRAX〉からもリリースと注目のリリースが続くベルリンのBENOIT Bが、TAKO REYENGAと ILIAS PITSIOSが主宰する〈INTO THE LIGHT〉からミニ・アルバム、リリース。INTO THE LIGHTが発掘してきたような80sのシンセサイザーミュージックにつうじるようなエレクトロニックミュージック、ダンス、エレクトロ、アンビエント。模倣に終わらない個性、好内容！ (サイトウ)

一風変わった電子ダンス音楽を送り出す〈BANLIEUE〉を主宰、テクノ〜レフトフィールドまで幅広いジャンルを横断するベルリンのプロデューサーBENOIT Bのニューリリース！これまでにもVAKULAやLORD OF THE ISLESなど実力者が数多く名を連ねる〈UNTHANK〉より。ヴォイスサンプルとドラムマシン、僅かなシンセのミニマル構成なトラップ「Nanga」(sample1)が特にオススメですが、打楽器グルーヴをベースにEBMなシンセを施した「Coconut Groove」(sample2)など、アイデアと遊び心が最高。 (Akie)

UKベースミュージック・ニュースクール前線で活躍するFACTA & K-LONEが主宰する〈WISDOM TEETH〉から、”高田みどりとUKテクノの出会い”とも形容された見逃し厳禁な１枚が到着。輝きを放つシンセサイザーと鳴りのいいビートが浮遊した空間を駆け回るエレクトロ「Vague à l'Âme」から、エキゾ・ニューエイジトラック「Gyvenimo Tekme」まで、多彩。ジャパニーズ・ミニマリズムを感じるパーカッションとエレクトロが交差したトライバルトラック「Ice Valley」、これ抜群です。オリエンタルなメロディと気泡が弾けるパーカッション、その名も「Kimono」に至るまで、繊細でシャープなサウンド・ワーク。素晴らしい。トラックリストから全曲試聴できます！ (Akie)

レーベル〈BANLIEUE〉の主宰でもあるBENOIT Bによる80年代の日本音楽の嗜好をじわりと出した作品。細野晴臣のエキゾな方面の影響を受けている音で、Visible CloaksやDon't DJなどのようにピュアにアウトプットしてる感じが心地いい。マリンバや80’ｓなシンセのアルペジオの響きが極上で、A4(sample2)やB3(sample1)などダンスにも使えそうです。幅広いリリースを行う〈BERCEUSE HEROIQUE〉ですが、これのようなエキゾチックな方面のリリースは個人的にすごく好き。SoundCloudで全曲試聴可。推薦です！ (日野)

GOHAN名義でリリースしているロンドンのANATOLE BABOUKHIAN主宰、NUMMERのリリースでも話題だったアンダーグラウンド・レーベル〈PEUR BLEUE〉からのリリース。ビートレスのフリーフォームな電子音楽のA1「Tropico Timelexia」で幕開け、ニューエイジやレイヴもキーワードになるようなハードウェア・テクノかなり好内容のトラックも収録されている。BENOIT B推します。 (サイトウ)

Lobster Distributionが配給するベルリン新世代。ハードウェア・ベースの抜けの良いエレクトロニクスとファットな音色、グルーヴ。シリアス・テクノ好作！WILLIE BURNSもチヤ―トでセレクト。 (サイトウ)