- 12inch
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Dont DJ
Gammellan
Berceuse Heroique
- Cat No.: BH029
- 2024-07-12
diskantのサブレーベルとしてスタートしたDISKも好調、エレクトロニック・ダンス・ミュージックのユニークな実験を繰り広げるFLORIAN MEYERのDON'T DJ名義での新作が〈BERCEUSE HEROIQUE〉から到着しました。マシーン・アフリカンビート、起点が移動していくような不思議な感覚の変拍子、ポリリズムの「Repercussion」がまず最高。BASIC CHANNEL的なテクノ、四つ打ちを軸に、リズムをずらしていく「Veles」、16分にわたる「Two of Pentacles」、D1は、154名義でBOOMKAT EDITIONSからもリリース、旧作の再評価も高いNEWWORLDAQUARIUMことJOCHEM PETERIのリミックスです。 (サイトウ)
現代におけるリズム魔術師DON’T DJことFLORIAN MEYERが待望のアルバムを引っ提げホームの一つである〈BERCEUSE HEROIQUE〉にカムバック、先行のサンプラー12インチ届いてます!!エキゾチック音楽の二大巨匠MARTIN DENNYとLES BAXTERから得たエッセンスと、独自に追求してきたリズムサイエンスを邂逅させたネオトライバルダンスミュージック「Lemon Garlic」 (sample1)。フリップではダブリン地下コミュニティ〈WAH WAH WINO〉より、同じくリズムサイエンティストMORGAN BUCKLEYがリミキサーで登場。低音でポリリズミカルに重心をつけたこちらも名作。 (Akie)
PINCH、DON'T DJ、DUCKETTら奇才が名を連ねる〈BERCEUSE HEROIQUE〉に2度目の登場。〈BOKEH VERSIONS〉諸作、NOT WAVINGとのユニット"NOT GLASS"において展開してきた実験ダブ・エレクトロニクスの技巧を発揮。クラウトロック影響下の電子音性、そしてAFRICAN HEAD CHARGEを継承するようなトライバル・ルーツの迫力。ダンサブルなAサイドはもちろん、変拍子ポリリズム×難解ダブなBサイドも申し分ないです。トラックリストからも是非! (Akie)
Track List
〈SAMURAI MUSIC〉〈UVB-76 MUSIC〉最近では〈ILIAN TAPE〉〈HOTLINE〉などコンスタントなリリースでUKベース/ドラムン/テクノシーンを支えてきた敏腕PESSIMIST!妖術のように畝るシンセサイザーをラフなブレイクビートが切り裂く「Empty Words」(sample1)、歪みを加えた重量キックと加工ヴォイスがリズミカルに拮抗する「Dem Control」(sample2)、シンセストリングスがノイジーに霞みながらもコードはなぜか心地よい低速ブレイクス「We Did It」(sample3)は個人的にも推したい一曲。荘厳な世界観と、目の粗いRAWサウンドが共鳴。 (Akie)
Track List
MOVE DやMAGIC MOUNTAIN HIGHのホーム的存在としてながく愛されている「FREE ROTATION FESTIVAL」のスタッフであったMR. DUCKETTによる<BERCEUSE HEROIQUE>からのシングル”Emperor's New Clothes”!盟友・LEIFの10インチ「TIO SERIES」にも近い、ポリフォニックな金属ループとオブスキュアなメロディーがクセになる”Rights”(sample1)や、スポークンワードとガムラン的なアルファウェイヴ、ロウなドラムマシン使いとオーヴァーダブで緩急つけたビートレス”The Way You Make Me Feel”(sample2)、そして昇降を繰り返していくオリエンタルな音階メロディーと即興的なダブ処理でメルトしていく”Millions And Millions Of Palastinions”(sample3)あたりは、VOODOOHOP界隈のファンにもレコメンドなスロー・グルーヴ!推薦盤。
昨年はBEBよりフルアルバム「Devil's Dance」を発表、加えて〈LAZY TAPES〉のレーベル運営等、多角的に動いている鬼才OSSIAの帰還作はダンサブル。リードトラック「Crowd Psychology」(sample1)は、破裂音を巻き込むステッパーリディムとディストピアなメロディでヘヴィに。変形ダブステップなブロークンリズムから4/4リズム変化がユニークな「Mob Psychology」 (sample2)。手数多いパーカッションとレーザーシンセが交わる「Hack Dub」(sample3)もおすすめです! (Akie)
Track List
”UKサウンドシステムカルチャー”への三部作,PINCHとOSSIAに続き締めくくるのは〈TECTONIC〉〈KEYSOUND〉等のベース/テクノ名門をくぐってきたLOGOS。古典グライムな歪みベースを取り出し、縦横無尽なリムショットやブレイクを加えて再構成した「Eska」(sample1)。研ぎ澄ました音響内でノイズとミステリアスなコードを重ねた2STEPドラム「Dust」(sample2)。BPM200OVERのベタ踏みハイプレッシャーテクノ「Ghosting」(sample3)など、形にとらわれない無形のサウンドデザインをここでも披露しています。OSSIAリミックスはトラックリストからぜひ。 (Akie)
Track List
"サウンドシステム・カルチャーへの叙事詩"と歌われた3部作となるEPの第1弾リリース。RegisやSurgeon達のバーミンガムのインダストリアル・テクノの美学や90年代初頭のジャングルテクノ、英国のEU離脱に対する抵抗のアンセムといえるような、ノイジーな快楽主義的重量級のサウンド。 (サイトウ)
Track List
UKの国立メンタルヘルス協会への寄付を目的に、〈LAURA LIES IN〉からリリースを重ねていた”Zibaldone”シリーズ第3章。あらゆる音楽と文学を、独自の観点と手法でひとつの作品に昇華。コンセプチュアル、そしてサウンドメイクはカオティックではありますが、アンビエントのみならず、4/4トラックやダウンビート、ブレイクビートなどダンスフロアの文脈を捉えた1枚でもあります。12"にして長編映画を一本見切ったような完成度・満足感を得られるのではないでしょうか。推薦。トラックリストからも是非! (Akie)
BUTTECHNO名義ではダンスを基盤にし、PAVEL MILYAKOV名義ではそれ以外の分野にも目を向けた作品を残してきていますが、今作でもエレクトロニックなアンビエントや実験に溢れています。リバーブを効かせたシンセサイザーの瞑想的な響き、シンセアルペジオに乗るミュータントなLO-FIなビート、モスクワを思わせるような冷たいアンビエンスサウンド。しかしながらその中でもA3のスカスカな隙間の中で生き物のような有機的シンセが動いていくダンストラック(sample1)はハイライト。WILL BANKHEADによるジャケも素晴らしく、180gのダブルヴァイナルで文句なし。 (日野)
〈ESP INSTITUTE〉からもリリースするFlorian Stöffelbauer aka Heapが〈BERCEUSE HEROIQUE〉に登場!シンセが巧みな荒廃した雰囲気のA1がかっこいい。それに続いてどっぷり溺れそうなロウベースを効かせながらサンプルヴォイスを活かしたA2。B面は少し雰囲気が変わり、細かいシンセのシーケンスを聴かせていき、後半に向けて少しづつさらにシンセを重ねて壮大になっていくトラック。 (日野)
テクノ/ベースミュージックプロデューサー筆頭HODGEが〈BERCEUSE HEROIQUE〉に帰還。煽るようなパーカッションの継続と呪術的なヴォイス・シンセストリングスが交錯する「Raptors」(sample1)、マットかつ重いキックの強打とシャウトのリフレインでトランシーなEBMに仕上げた「Xenomorph」、一層エキゾな質感を押し出したトライバルベース「Night Run」(sample2)、生音打楽器とヴォイスチョップがシンクロする「Bam」(sample3)まで、全4曲とも強力すぎる。 (Akie)
レーベル〈BANLIEUE〉の主宰でもあるBENOIT Bによる80年代の日本音楽の嗜好をじわりと出した作品。細野晴臣のエキゾな方面の影響を受けている音で、Visible CloaksやDon't DJなどのようにピュアにアウトプットしてる感じが心地いい。マリンバや80’sなシンセのアルペジオの響きが極上で、A4(sample2)やB3(sample1)などダンスにも使えそうです。幅広いリリースを行う〈BERCEUSE HEROIQUE〉ですが、これのようなエキゾチックな方面のリリースは個人的にすごく好き。SoundCloudで全曲試聴可。推薦です! (日野)
普段バリバリテクノを鳴らす二人が、内にあるエクスペリメンタルな一面を放出するZOV ZOV。パーカッションや声などの生音を積極的に使い、ディストピアとは少し違う、もう少し宗教的なドローンを鳴らしていく。全体の半分はダンスにもいけるトラックですが、西洋とはかけ離れたオリエンタルな響きが良い。特にB3(sample1)のピュアなシンセのシーケンスと笛、リズムの絡みは絶妙。〈BERCEUSE HEROIQUE〉ならではと言える作品。Oliver Hoの別プロジェクトであるDesert Burialsの7インチも付いてくる太っ腹仕様。SoundCloudで全曲試聴可能です。 (日野)
あらゆる名義を使い分け、ストレンジポップ・エクスペリメンタル・アンビエント等マルチに活躍しているDIMITRIS PAPADATOSのメインプロジェクトJAY GLASS DUBS!〈ECSTATIC RECORDINGS〉や〈BOKEH VERSIONS〉という気鋭レーベルにも作品を残してきた彼の新作が登場。「The Warmest Dub」(sample1)の完成度の高さ。軽やかなウワ音が絶妙に重なり合い、徐々にトラックを色づけていく。シンセの広がりと共にベースラインが展開する後半は息を呑む美しさ。絶妙な間合いでループするメロディと、巧妙に利用された音のサラウンド感にはめられる「The Safest Dub」(sample2)。そして流麗に光るシンセのレイヤーとアーバンなヴォーカルサンプルを浴びる「The Sweetest Dub」(sample3)まで、細部の細部までこだわりと手入れが行き届いた逸品ダブ。繊細なラグの使い方、ポップでありながら神妙なメロディセンス、独特です。大音量で浴びたい。 (Akie)
〈THE TRILOGY TAPES〉や〈REKIDS〉にもフックされて来たNEW YORK/NEW JERSEYアンダーグラウンドの重鎮DJ SPIDERと、〈KILLEKILL〉からSPIDERとのプロジェクトでもリリースしているドイツのベテランFRANKLIN DE COSTAが〈BERCEUSE HEROIQUE〉から12インチ・リリース。異形の電子ファンク、テクノ。独創的にかっこいい!!B-SIDEはSHIFTEDのリミックス。こちらもすごい。推薦。 (サイトウ)
FASTER ACTIONやPRIVATE EYES名義のエイリアスでも知られるINTERSTELLAR FUNK。CONVEXTIONのリミックス(sample_3)収録。 (サイトウ)
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デュセルドルフでDON'T DJ達がすすめるプロジェクト〈SEXES〉からのシングルに続いてFLORIAN MEYERのDON'T DJ名義〈BERCEUSE HEROIQUE〉からシングル・リリース。ガムランをもじったポリリズミックなオブスキュアなエキゾ感。DURIAN兄弟の相方HARMONIOUS THELONIOUSの音に接近していますが、じっくり空間的音の魅力、隙間のあるところから圧倒的なベースへと展開する、ドープサウンド、断然お薦め。SEX TAGS経由でHONEST JONSとも繋がり、面白い展開をしていて、このところホント良いリリースが続く〈ACIDO〉/〈SUED〉のDRESVENによるリミックス、激情のハードウェア・テクノ。徐々にコズミックな展開へ。熱い。これも最高。MOODHUT~SEX TAGS好きに。 (サイトウ)