2021年にレーベル復活後、また2年ほどインターバルを経た〈BEAM〉６作品目！心音のようにマットに作ったキックにトライバルパーカッションを合わせた「Ripple Effect」(sample1)。細かいパーカッションリズムに妖しいヴォイスフックの「Blue Trial」(sample2)、そしてアメーバ状アシッドラインが絡みつくブロークンビート「Soft Steps」(sample3)の２曲では4/4展開も挿入するなど、リズムギミックも詰まった作品。 (Akie)

民族トライバル・パーカッションとFXシンセサイザーが”psy-ncopation”させ、リズミカルな強打キックでボトムを底上げしたタイトルトラック「Esai」(sample1)。神秘メランコリーなパッドを背景に配置した切れ味鋭いダウンビート・アシッド・ブレイクス「Yvene」(sample2)。約1分を超えるエレクトロニクスのイントロからゆったりとビート入りする「Hive Six」(sample3)は、途中の4/4からリズムを崩す展開にグッときます。 (Akie)

短径に波打つ加工ヴォイスチェーン＆跳ねるドラム、それらを高粘度のサブベースがまとめるトランシーなテックハウスチューン「Cloud Hop」(sample1)、民族パーカッション使いのエキゾチックダンスホール「Undercurrent」(sample2)など、収録4曲それぞれでトランスと多種ジャンルをハイブリット！ (Akie)

今作もフロア即効のボンゴによるパーカッションがリードするBPM105の摩訶不思議スロー・グルーヴのフューチャリスティック・ディープハウス・トライバル・ディスコ最前線逸品が誕生している。ちらり登場するガムランも効いている。同じくBPM105のシンセベースが徐々にアシッディにキーポン・グルーヴ高揚するエクスペリメンタル・パーカッション・ハウスのSide-B「Bebny」(sample2）も絶妙素晴らしい。Matt Coltonによるマスタリングもいい音で鳴っております。今作も推薦盤とさせていただきます。 (コンピューマ)

ボンゴによるパーカッシヴな推進力でスイスイと摩訶不思議テンションでグルーヴしてフロアをロックするであろうフューチャリック・ディープハウス・トライバル・ディスコ最前線とでも呼ぶべき激注目の逸品。「Masonic Forest」(sample1）と絶え間ないドラム＆パーカッションと、エスニック的コーラスによるヒプノティック・ミニマル＆ダビーな反復にじわじわと連れていかれる「Jordan」8sample2）の2トラック。マスタリングは鬼才職人Matt Coltonが担当。安心安定の音圧音質。イイ音で鳴っております。 (コンピューマ)

普段はドラム講師も勤めながらJAMES BLAKEを筆頭とするライヴ・ドラマーとしても活躍、'14年に〈1-800-DINOSAUR〉からリリースされたシングル”Bala / Reggae Drums”がトライバル・ヒットを記録したBEN ASSISTERのニューシングル。彼が最近手掛けていた、ブルックリンを拠点に活動する北アフリカの伝統音楽「GNAWA」を演奏するグループ・INNOV GNAWAへのリミックスからインスパイアされるようなトライバルなビートダン・ハウス”Izma”(sample1)、水滴の瞬きのようなエレクトロニックな電子音をパーッカッシヴに早回し、気の抜けたスクラッチもファニーに楽しめる”Arland Rain”(sample2)のカップリングです。