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MRCY
VOLUME 2
Dead Oceans
- Cat No.: DOC374lp-C1
- 2025-07-09
〈Dead Oceans〉UKのプロデューサーBarney Lister と シンガー Kojo Degraft-Johnson によるR&Bデュオ MRCY の2ndアルバム。
Track List
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ローライダーやヴィンテージ・ソウル愛好家のファンが多い西海岸での公演は常に完売。2025年3月にはLenny Kravitzのヨーロッパでのアリーナ・ツアーをサポートするなど、各国で着実にファンを増やしている彼ら。Durand Jones (Vo)は2023年にデビューアルバム『Wait Til I Get Over』を、Aaron Frazer(Dr/Vo)は2024年に2ndアルバム『Into The Blue』を、そしてBlake Rhein(Gt)はPatchwork Inc.というプロジェクト名義でリリースし、三者三様のソウル・ミュージックが表現されていました。約4年ぶりの本作、これまでにないほどセクシーでメロウ、スウィートな楽曲が尽くされており、どれが7inch化されてもいいほどの良曲揃い。Stevie Wonder や Minnie Ripperton を彷彿させる、ため息が出るほど優しいエレピとシルキーなヴォーカル「Paradise」(sample_2)や、クルージングやハイウェイのシーンが浮かぶメロウ・ソウル「Flower Moon」(sample_1)など、彼らの得意とする'70~'80年代ソウルとモダン・ソウル、R&Bのブレンドが惜しみなく発揮されています。2025年のソウル名盤になること間違いなしです。大推薦! (AYAM)
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失恋による傷心がアルバムのテーマとのことで、ブルックリンからロサンゼルスへ移住し、悲しみや孤独、癒しを求める旅が綴られています(内スリーブの悲しげな写真も是非見ていただきたい)。Aaron Frazerのこれまでのオールディーズやヴィンテージ・ソウルを意識した路線から、今作では 90's R&B/NJSのレジェンド・グループHi-Fiveの名曲「Fly Away」のサビを大胆にサンプリングした同タイトル「Fly Away」(sample_1)や、チリで人気のシンガー/ドラマー Cancamusa をフィーチャーしたロマンチックなデュエット「Dime」(sample_2)、レイドバックな「Play On」といったR&B、ポップスが取り入れられており、とてもフレッシュで嬉しいサプライズがあります。もちろん得意のノーザンソウルな「Payback」や、ストリングスを採用したシネマティックな「Into The Blue」など、ヴィンテージなテイストも披露。タイトな編成がドライで気持ち良いゴスペル・ディスコ「Easy To Love」(sample_3)が終盤に収録されており、希望に満ちたラストへ向かう流れも素敵です。テーマに浸るもよし、単曲を愛でるもよし、どの曲も素晴らしいので是非トラックリストからもご試聴ください。 (AYAM)
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ローラ・リーのヴォーカルをフィーチャーした新たなフェーズへと向かう意欲先にして、レゲエ&ダブ、ディスコ、ラテン、南米チーチャ、西アフリカ、パキスタン、東アジア韓国ポンチャク歌謡なエキゾ・ガレージ・サーフロックからペルシアン・ファンクまで、彼らならではムーディー・エレガント、気だるくソウルフル・レアグルーヴ唯一無二の心地よさ、シャキシャキ演奏アンサンブルによる楽曲が、Soul Clap、Quantic、Felix Dickerson(sample1)、Ron Trent(sample2)、Mang Dynasty(Ray Mang & Bill Brewster)(sample3)、Harvey Sutherland、Knxwledge、Kadhja Bonet、Giger Root、Natasha Diggsによるディープハウス、ビートダウン、ニューディスコ、チーチャハウス、ヒップホップ・ビートメイク、ダビーなDJマナーで柔らかな気配とグルーヴでリミックス解体再構築された意欲作アルバム。 (コンピューマ)
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南北アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアと、2019年夏まで、3年半近くのツアーを経て、彼らの地元テキサス州バートンの農場にある自身のスタジオで録音をスタートしたが、途中で頓挫、その後、メンバーのローラ・リーが、Mordechaiという父親がいる見知らぬ家族と一緒にハイキングに行ったことで、彼女が悟りを開き開眼、そこから生まれた言葉をもとに、録音を再開し完成させた今作は、今まで以上に彼女のヴォーカルをフィーチャーした、新たなフェーズへと向かう意欲先となっている。レゲエ&ダブ、ディスコ、ラテン、南米チーチャ、西アフリカ、パキスタン、東アジア韓国ポンチャク歌謡なエキゾ・ガレージ・サーフロックからペルシアン・ファンクまで、彼らならでは審美眼された世界中のマニアック音楽を自然に取り込みながら、彼らでしか味わえないムーディーでエレガント、気だるくソウルフル・レアグルーヴ唯一無二の心地よさ、シャキシャキ演奏アンサンブルにグッとくる。全10トラック+DLコード付き。 (コンピューマ)
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抱え続ける根深い拗らせ、他愛のない場面が断片的に表現された詞、あたたかいアコースティックなギターサウンド、美しいソングライティング。Wyatt SmithやAlex G といったUS叙情アコースティックSSWがお好きな方には必ず聴いてほしい作品。これから先も色褪せない良作だと思います。 (AYAM)
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地球上で最も有名な会場のひとつであるシドニー・オペラハウスで録音された「A Calf Born in Winter」「Maria También」、「So We Won't Forget」「Shida」「Friday Morning」といったキャリアを網羅する楽曲も収録。広い会場をズッブズブのリバーブで包み込む様子が感じられる、すばらしい録音となっております。おすすめライヴ盤です (AYAM)
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チルウェーブ出自で語られがちなToro y Moiですが、Khruangbin と同じくポップスにサイケデリックを盛り込む才能に秀でており、USインディーを牽引するこの二者はとても気持ちのいい組み合わせ。2022年にリリースされた、サイケデリック・ロック、ファンク、ポップス、ジャズを凄まじいバランス感覚で纏め上げた好アルバム『MAHAL』からも3曲がプレイされています。一方のKhruangbinサイドは、3rdアルバム『Mordechai』の極上チルなオープニングトラック「First Class」(sample_2)からスタート。広い会場をズッブズブのリバーブで包み込む様子が感じられる、すばらしい録音。 (AYAM)
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フォーク、アンビエント、ニューエイジ、サイケデリックが優しく混ざり合うサウンドと、 お年を召した方ならではの拙く可愛らしい歌声。70年代にリリースしたデビュー作を含む作品たちは、どれも当時はあまり評価されず(ちょうどビートルズが『Let it be』をリリースした年です)表舞台から退いていました。90年代から再評価の波が訪れ、2005年に『TOMORROW, TOMORROW & TOMORROW』、2010年には『Still Some Light』と未発表だった過去音源の編集盤をCDでリリース。00年代に入り、WILCOやJim O’Rourkeにカヴァーされたりと 後続のミュージシャンの後押しもあり、やっとこの秘宝のような才能が広く知られるようになりました。昨年には Steve Gunn や Mary Lattimore によるBill Fayクラシックのカヴァー作もリリースされています。本人が自身の音楽を "混沌とした時代のための、心を落ち着かせる賛美歌" と称していいる通り、疲れ果てた時やリラックスタイムに聴き浸りたい作品。 (AYAM)
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KHRUANGBIN音源をズタズタに解体してサンプル&ループに仕上げた、20種以上のなんとも摩訶不思議ループ&サンプル集7インチ。90’sヒップホップ、ダンスミュージック・カルチャーへの敬愛も感じさせてくれる2021年仕様の奇盤となりそうです。 (コンピューマ)
20年代のアメリカを代表するような人気となったクルアンビンと、グラミーの最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンス賞も受賞待望の新作アルバムもリリースされた同郷テキサスのシンガー、リオン・ブリッジズ。ソウル、サイケデリックロック、ジャンルを超えて支持された2019年の「Texas Sun」以来となるコラヴォレーションEP。 (サイトウ)
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Makaya McCravenやMoses Boydとの共演などで 現行のUKジャズシーンやアフロ・フューチャリズム周辺では要注目のサキソフォニストNubya Garcia。ソウルやアフロビート、ダブステップを吸収しモダンジャズへ昇華するソロ・アルバム『SOURCE』からのタイトル曲(sample_3)での堂々たるパフォーマンスは必聴です。ツアーの大きなポスター(画像_2)も封入されているのもファンには嬉しい特典です。 (AYAM)
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A4「Groovy Babe」はリリース当時、GoogleのTVCMにも使用されるなど話題にもなりました。教会でゴスペルを歌いながら育ったルイジアナの小さな町を離れ、名門として知られるインディアナ大学のジェイコブズ音楽院に入学したドランが、アーロン・フレイザー、ブレイク・レインの2人に出会ったことからバンドが始動。このデビューアルバムは、わずか452ドルの制作費で完成させたといわれております(!) 深いグルーヴに彩られたレコードを作るために、タスカムの4トラック・カセット・レコーダーとミラーハイライフのビールケースを囲み、日曜日の夕方から朝方までレコーディングに明け暮れたそう。青春ですね。Otis ClayやAl Greenのようなサザンソウル黄金期のサウンドと、ゴスペル仕込みのドランのヴォーカルは圧巻です。パワフルなライヴパフォーマンスから話題になったバンドなので、7月の来日も楽しみですね! (AYAM)
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バンドの拠点でもあるインディアナ州ブルーミントンと、ボストンでのライブ音源。いつ録音かがクレジットにはありませんが、セルフタイトルのデビューアルバムからの楽曲をメインに、マニアックなシカゴ・ソウル Abraham & His Sons 「I Can't Do Without You」や、Sunny & The Sunliners「Should I Take You Home」の激渋カヴァー(sample_2)などが挟まっていたりと、素敵なセットリスト。デザートのようにスウィートな Aaron Frazerがメインヴォーカルの「Is It Any Wonder?」(sample_3)は、ドランの熱狂感からのクールダウンに。ライヴから人気の火がついたバンドというのも納得の、会場の空気感やオーディエンスの熱を味わってください。 (AYAM)
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盛り上がるチカーノソウルやニューソウルの再興、MAYER HAWTHORNEや〈BIG CROWN〉、 KHRUANGBINあたりの爆発的人気にも連なるような今のUSのインディペンデントな音楽シーンを面白くしているレーベル〈COLEMINE RECORDS〉を拠点にリリースしてきたブルックリンのバンドDURAND JONES & THE INDICATIONS。アーロン・フレイザーとデュランド・ジョーンズのハイ・ロー・ハーモニー。ヴィンテージとモダンを備えたアレンジの素晴らしさ、スィート&トリップ、キャッチーさとディープさ。ゴールデンイヤーの音楽の魅力を受け継ぎながらドリーミーな音の世界、ストーリーを生み出している。現在のアメリカの混乱、問題に毅然とした態度を示し、ビンテージ・ミュージック・ファン、ローライダー・コミュニティからも愛される彼らの魅力を是非。 (サイトウ)
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70年代にリリースしたデビュー作を含む作品たちは、どれも当時はあまり評価されず(ちょうどビートルズが『Let it be』をリリースした年です)表舞台から退いていました。90年代から再評価の波が訪れ、2005年に『TOMORROW, TOMORROW & TOMORROW』、2009年には『Still Some Light』と未発表だった過去音源の編集盤をリリース。00年代に入り、WILCOやJim O’Rourkeにカヴァーされたりと 後続のミュージシャンの後押しもあり、やっとこの秘宝のような才能が広く知られるようになりました。昨年にはSteve GunnやMary LattimoreによるBill Fayクラシックのカヴァー作がリリースされるなど、時の流れや流行の変化に影響されることなく普遍的な作風であることが、いよいよ証明されてきた気がします。 (AYAM)
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パンデミック中にリリースされた楽曲を、オーディエンスが一緒に歌い歓声を上げる空気感もぐっと来ます。何より後半の Khruangbin のセットは広い会場をズッブズブのリバーブで包み込む様子が感じられるすばらしい録音となっております。おすすめライヴ盤です (AYAM)
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Makaya McCravenやMoses Boydとの共演などで 現行のUKジャズシーンやアフロ・フューチャリズム周辺では要注目のサキソフォニストNubya Garcia。ソウルやアフロビート、ダブステップを吸収しモダンジャズへ昇華するソロ・アルバム『SOURCE』からのタイトル曲(sample_3)での堂々たるパフォーマンスは必聴です。ツアーの大きなポスター(画像_2)も封入されているのもファンには嬉しい特典です。 (AYAM)
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普段はバンドThe Indicationsとの連名でリリースをしているDurand Jonesですが、ソロ作はサザンソウルのより特異な次元を探求。ルイジアナで育った10代の頃の心境や、現在の自身のルーツへのリスペクトをジョーンズの硬質で甘美な声で歌い上げます。ゴスペル、ロックンロール、ソウルをベースに、その基本を刺激的な新境地に押し上げた力強いブラックミュージックとして聴かせてくれる、非常にパーソナルな一枚。これぞソウルミュージック。 (AYAM)
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シンガーのKojo Degraft-Johnson は Little Simz や Liam Gallagher の作品にヴォーカリストとして参加、プロデューサーBarney Lister も Rina SawayamaやJoy Crookes などへ楽曲提供するなど、既にシーンから信頼の厚い二人がタッグを組んだプロジェクト。70sソウルと、現代的に洗練された音像をブレンドした「Angels」(sample_1)、ドリーミーなアレンジや、ゴスペルのコーラスアレンジが美しい「Wanna Know」(sample_2), ソウルフルなボーカルメロディーにアフロビートのポリリズム、歪んだグルーヴを融合させた「Man」(sample_3)など、時代を越えるようなソングライティング、胸に刺さるヴォーカル、包み込むようなオーケストレーション。上質なプロダクションのR&Bアルバが完成しています。 (AYAM)