耳に焼き付くカットアップサンプルリフレインを乗せて疾走するトランステック「Rural Woman」(sample1)は80年代フィーリングなヴォーカルのムードも危ない名曲。子供の話し声サンプルが怪しくカット＆ペーストされた「Elvis Has Left The Building」(sample3)まで、得意のエキセントリックなサンプルループが存分に使われた2019年名品がリプレス！ (Akie)

NINAがオーディオ・ビジュアル演目を披露した大型フェス・コーチェラ(2019)から付けられたタイトルで、DENIROが〈ТРИП〉にカムバック！丸みのあるバブリングシンセをバウンシーなビートに乗せた「Tainted」(sample1)や、ミステリアスなリフをリフレインさせた「egalize」(sample2)など、一音一音が目立つ繊細な音響作りがやはり素晴らしい。 (Akie)

デトロイトとディープテクノの境界で自らのサウンドを樹立してきたテクノ作家DENIROによる〈ТРИП〉エントリー作品にして名作が再プレス！水音サンプルが点在するアトモスフェリックなディープテクノ「700」(sample1)、トラック名通りフリーフォームにシンセ操作した催眠テクノ「Missing Keys」(sample2)。中でもデトロイト志向色濃いドライヴィンなビートで圧迫するアシッドテクノ「Tribe」(sample3)など、脳刺激を促す繊細な電子音操作とダンスフロア機能性を相互作用させたハードウェアテクノ。 (Akie)

BUTTECHNOやROMA ZUCKERMAN,DENIRO,ALEKSI PERÄLÄとベテランから気鋭まで総じて挑まれている〈ТРИП〉の2枚組シングルシリーズ、新たにフィーチャーされたのがスパニッシュテクノ/モジュラーテクノ新星CERROT。圧倒的なパーカッションワークアウト「coffee beats」(sample1)は影のサブベースが物凄い。LO-FIに霞んだ音響でのモジュラーテクノ「SD01」(sample2)の変調するシンセサイザーなど、各トラックに一筋縄でないギミックが織り込まれた８トラック！ (Akie)

ウィーンの〈LATON〉からのデビューアルバムや、F.R.U.I.T.S.とのスプリットでも注目を集めた奇才ユニット”PTU”のセカンドシングルがリプレス！猛獣の雄叫びと囁き声が交錯するブロークンテクノ「Between Us」(sample2)や、ポリリズミカルなドラムマシンワークアウト「Lizard」(sample1)、カウベルがフックするアップテンポなモジュラーテクノ「April Theme」(sample3)など、予測不能なSE使いとビートワークが取り扱い注意なレフトフィールドテクノトラックス！ (Akie)

現在は自身が運営する〈BBBBBB RECORS〉や〈!K7 RECORDS〉などでも活躍の幅を広げているアイスランドのBJARKI。ノイズとアーメンブレイクで難解に構築したリズムとエモーショナルな旋律が重なるIDM「Galopinn muninn」(sample1)や、マッシブなキックをハーフに刻んだスネアでダンサブルに昇華したトランステクノ「Thodn med skit a master」(sample2)など。この作品がNINA KRAVIZのその後一年間のDJスタイルに影響を与えたとまで言われ、一時は中古市場でも高騰を見せていた作品がめでたくリプレス！ (Akie)

OVUCAとして2000年前後に〈REPHLEX〉を拠点に活躍、直近では〈CLONE BASEMENT SERIES〉 からのアルバム”Oscillation”シリーズもリプレス＆カルトヒットさせた北欧のシンセサイザーウィザードALEKSI PERÄLÄ！開放感に満ちたシンセアルペジオにハイパス尖らせたハーフステップビート重ねた「GBLFT1740068」(sample1)や、重量をつけたブロークンテクノ「GBLFT1740072」(sample2)、メランコリックなメロディを備えた「GBLFT1740074」 (sample3)など。精密なDIYチュ​​ーニングシステムを基礎にながらビックルームにも対応。この機会に是非！ (Akie)

オーナーNINA KRAVIZが怪しげなヴォイスループを走らせたミニマルテクノ「Prozimokampleme」(sample2)、このレーベルスタートから今尚本レーベル看板として活躍するBJARKIによる骨太RAWテクノ「Polygon Pink Toast」(sample3)。STEVE O'SULLIVANの〈MOSAIC〉で活躍してきたベテランEXOSの長尺ハイピッチテクノ「Nuclear Red Guard」(sample1)など、NINAのコアな好みを反映した当時の先進的モダンな作品が集結した名作。この機会に是非！ (Akie)

「Артур И Интергалактические Киты(アーサーと銀河系のクジラ)」と名づけられたEP、A-SIDEは、「I Wanna Go Bang」。アンダーグランド・ディスコ、マスターピース、アーサー・ラッセルのGO BANGのフレーズを引用。B-SIDEは、アブストラクトに浮遊するこちらもディープなダンストラック。テクノの魅力。 (サイトウ)

〈ACACIA RECORDS〉主宰であり、〈WARP〉〈!K7〉などに名作を遺したK-HANDが、ディープ音響とアシッドシンセを組み合わせた「The Box」(sample2)、幽玄なチャイムをミニマルにループさせたヒプノティックテクノNIKITA ZABELIN「Bells」(sample1)など、レーベルカラーを汲み取ったテクノコレクション。勿論、オーナーNINA KRAVIZによる楽曲「I Believe I Can Fly (Klm Delayed Flight Version)」(sample3)も収録！この機会に是非！ (Akie)

オーナーNINA KRAVIZがエコーに浸した自身の声と交えたモジュラーテクノ「Let's Do It」、今年惜しくもこの世を去ったデトロイトのテクノ／ハウスプロデューサーK-HANDによる加速度高いアシッドテクノ「Sound 6」(sample2)、今尚本レーベル看板として活躍するBJARKIの浮遊感を帯びたアンビエントテクノ「PC Muscles」(sample3)など。同年に発売されたTRP004コンピとはまた違い、ハウシーな側面があったりBPM幅も広かったり、バリエーション探求を果たした作品。この機会に是非！ (Akie)

ヒステリックなヴォイスチェーン＆ミュータントなシンセシスを絡ませたミニマルテック「Ask Vahid For Hit」(sample1)や、タフなキックと電子パルスが迸るブレイクビートがシンコペーションする「Syntax Process」(sample2)など、独特のネジれを加えた安定感のある4/4ミニマルを基礎にした楽曲がキラー。それだけでなく、躍動感のあるブロークンビート「Digitalization」(sample3)や、古典イタロなシンセワークを披露した「i like you」など、幅広い楽曲バリエーションも魅力、レコメンド！ (Akie)

OVUCAとして2000年前後に〈REPHLEX〉を拠点に活躍、直近では〈CLONE BASEMENT SERIES〉 からのアルバム”Oscillation”シリーズもリプレス＆カルトヒットさせた北欧のシンセサイザーウィザードALEKSI PERÄLÄ！彼の制作の基礎であり、APHEX TWINと共に〈REPHLEX〉を設立したGRANT WILSON-CLARIDGEが2014年に考案した「コルンディシーケンス」を追及したのが今作。旋律に依拠せず、耳に心地良い周波数を優先するシーケンス（科学的説明のつかない）をテクノへと変容させるダンサブルなボトム。本人曰く”「コルンディシーケンス」の大きな節目となる一枚”とのこと、今作もとんでもないクオリティです、お早めにどうぞ。

****入荷時より、ジャケットに僅かな背割れのある商品です。ご購入前に予めご了承願います。**** (Akie)

NINA KRAVIZ主宰の〈ТРИП〉が手がける復刻ワーク！オープナーの「Vert (Unreleased Extended Mix)」（sample1）がわかりやすいですが、ミステリアスにリフレインするシンセサイザーを支えるボトムの跳ね感が実にハウシー。ハイトーンなシンセチェーンに隠されたスネアが心地よい「Verde」(sample3)も然り、ダブ/ディープテクノというよりはハウスとテクノの中間のサウンド、幅広いシーンで今こそ聴きたい作品が集結してます、推薦！ (Akie)

VLADIMIR DUBYSHKINの最新作、昨年夏の作品ですがその奇抜さに抗えずストック。カットアップされたヴォイスと硬質なボトムのミニマルシーケンス、曲進行に伴い前に出てくるシンセサイザーがキラーな「Russian Porn Magazine」(sample1)を筆頭に、ドライヴ感のあるビートとヴォイスチェーンが覚醒させるハイピッチ・テクノ。 (Akie)

ベルリン拠点でありながらイビザ育ちという特異なバックボーンを聞いて、メロディに宿る微かなバレアリカ/サイケデリアに納得したCARLOTAのデビューEPをストック！センチメンタルなシンセサイザーのイントロダクションから、2STEP昇華のエッジ鋭いブレイクビートが入り込む「0(00n 」(sample1)。ドリーミーに歪んだ旋律をカッチリと構えた4/4で支える「isla de los recuerdos」(sample2)など、やはり特筆したいのがそのメロディセンス。ただ鋭いとか強いだけのモダンエレクトロ/IDMを覆す旋律の面白さにグッときました、推薦！ (Akie)

先日、来日したロシア女性DJ・NIKITA ZABELINもメインアーティストとして所属する〈TRIP〉の第８弾コンピレーション。MISS FITZこと〈PERLON〉の10インチ・シングルも好評なMAAYAN NIDAMによるダビーで不穏なアブストラクト・ミニマル”Justice For Some”(sample1)、レイキャビークからのニューカマー・BJARKIの変名・BBBBBBによる、ロウなリヴァーブをワイルドに跳ばすマイクロ・パルスな”Prins Polo Caramel Milkshake”(sample2)もいい感じ。アムスの〈TAPE〉のボス・DENIROのノイジーなエフェクトで魅せる”G”(sample3)など、トータル７トラックの２枚組！