- LP
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- New Release
Sam Gendel
Live at Union Station
LEAVING RECORDS
- Cat No.:
- 2025-07-02
なんとサム・ゲンデルの駅でのライブ盤?2019年5月19日にロサンゼルスのユニオン駅「待合室」での録音。
Track List
Track List
Solangeの諸作やFrank Oceanの名曲"DHL"のキーボードを弾いてるってことで今ヒップホップのハイセンスなメジャーシーンにいながらこういう作品を作ってしまう異才。カセットテープでリリースのモロ西海岸ニューエイジ風な"Meditations in Music"(素晴らしい)も秒殺でしたが、今作も完全自身によるプロデュースです。
コード感はどことなく日本の環境音楽系を意識しているのか?我々には不思議な懐かしさというか、坂本龍一や任天堂ってワードが浮かびました。Sam GendelやSam Wilkesの動きともシンクロするLAのまた違った自由さ。いま一番リピートしてます、タイトルのMy Garden(sample 1)、Blueberry Beads(sample 2)など名曲揃い。 (Shhhhh)
Track List
L.Aの異才2人名義による傑作。最初はカセットのみでリリース。ついに今年レコードプレスされた!と思ったらBandcampのみで即soldoutで泣く泣く諦めてた名盤がついに到着です。未来型箱庭アンビエント・ジャズ?だが底にはLAの確かな流れも感じます。最新作ではコンピューターに歌わせたり、そもそも特徴的な不思議な音色のサックスやギターも打ち込みなんだか生演奏なんだか不明ですが、この不思議なバランスも全て計算された天才的なスタジオワーク。ゲンデルは最近ライクーダーのツアーにも参加しているって話も面白い。祈りのような名曲、BOA(sample1)、GREETINGS TO IDRIS(sample2)他素晴らしい。Matthewdavidのマスタリング。一家に一枚、是非。 (Shhhhh)
L.A拠点のフィメールアーティストOlive Ardizoniによるプロジェクト、GREEN-HOUSE。
ASA TONEやサム・ゲンデルといい最近のLEAVING RECORDSにハズレなし。 ヤソスやカルロス・ニーニョら西海岸ニューエイジ脈でもある、紛うこと無きチルアウト・ミュージックなんですが、質感的に日本の環境音楽や電子音にも近い箱庭感や妖精感もありつつのzzz…。極上。アナログシンセがまるで葉脈を流れる水の音のように鳴り響き、塗されたフィールドrecの音色で作家の描く庭園に誘われます。長く長く聴ける問い合わせも多かった本作。ようやく入荷。。 (Shhhhh)
André 3000(sample1) , Laraaji(sample2) , Sam Wilkesらお馴染みのメンツの未発表曲どれも素晴らしい!他にもJulia Holter(sample3)やCelia Hollander、来日した Ohmaのライブ音源なんかも。チャリティと言ってもメッセージ性重視のサウンドでもなく、各々流石のクオリティであり通して流して気持ち良い。西海岸サウンドの再確認にも!
SIDE A
1. Baths & Rachika Nayar - Dried Apricot
2. Total Blue - Astral Mud
3. Celia Hollander & Photay - Live at LTMOITDUAT 10.14.23
4. Asa Tone & Ariel Kalma - A Gentle Upward Spiral
5. Alia - Lullaby For A Sea Nymph
6. Botany - Diode Congregation
7. M.A. Tiesenga - A Clearing
SIDE B
1. V.C.R - Charlene's Mantra
2. Ohma - Live at LTMOITDUAT 10.14.23
3. Sharada Shashidhar | Caleb Buchanan - Ghostly
4. Diego Gaeta - Earthseed
5. Caural - Radiant Everything
6. Surya Botofasina - Our Cottage To Across The Stream (Carlos Niño & Friends Remix featuring Steve Spacek with Miles Spilsbury, Dntel, and J Rocc)
7. Julia Holter - Turn The Light On (Live At The Leaving Records 10-Year Anniversary)
SIDE C
1. Jon Makes Beats - The Mountain
2. EMV - On The One Hand
3. Kenny Segal - Sablefish
4. Sam Wilkes - Culebra
5. Samiyam - Water
6. Daedelus - Making The Beat Scene
7. Chakram | Miguel Atwood-Ferguson - Mirror Image Neurons
8. Tru - Skyscrapers
SIDE D
1. Laraaji - Joyous Dance '82
2. Arushi Jain - California
3. André 3000 - "This is where my room used to be." (featuring Carlos Niño, Alex Cline, Pablo Calogero) (Shhhhh)
カルロス・ニーニョ&フレンズのメンバーでもあり、ジャマール・ディーンの作品にも参加という今L.Aジャズの中心にいる彼女。前作のビート路線から飛躍してスピリチュアル・ジャズ路線へ。インド古典に影響を受けたというボーカルは不思議とオールドスクールなジャズ・ボーカル / シンガーソングライターの匂いと、そこにフェンダーローズの響きが溶けあう。さらに、"deep awareness of the cosmos"とプロフにもある通りの瞑想的オーラも漂います。かといって各曲はスピりすぎたり重すぎなく、Anna Buttersのような今乗ってるinternational anthem周辺メンバーの確かな演奏。ラウンジDJにバッチリ。もちろんご自宅リスニングでも!今後トレンドになりそうなインド系ジャズの秀作。 (Shhhhh)
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L.Aサウンドのオリジナルさを体現したようなユニークな世界観を展開するSUN ARAW。過去にLaraajiやThe Congosとのコラボでも異彩を放ってました。Leaving Records勢が今やってることを予言したかのようなプロダクション。
2023年発表の海中マイクで拾ったイルカと鯨の声を使ったアルバムは本当に驚かされました。。
今作LIFETIMEの資料のテキストは、
“多くの動きが観察される空間に反する動きのない空間作りを創作し続ける。輪の中にある輪の静寂、滴る磁化”
とでも訳せばいいでしょうか?本人にしかわからない言葉遊びもありそうですが、なんとなくニュアンスをつかめそうな気がします。ダブという手法で言葉まで空間を拡げた、SUN ARAWの世界観。当然時間もズレます。やはりかっこいい! (Shhhhh)
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思い切っていうと2020年代の音色のある部分を引っ張る存在になりそうな予感さえする、SAM GENDEL以降のL.Aの自由な風とIASOSからカルロス・ニーニョへの西海岸ヒッピー〜ニューエイジの系譜も感じます。かと言ってセンスだけで引っ張るわけでもなく、ビヨンセやフランク・オーシャンなどの今のアメリカ音楽の真ん中ともリンクする経歴から裏打ちされた新しきピアノ・ミュージック。ポストクラシカル、アンビエント、ニューエイジといった2000年代からのキーワードor言葉にできない感覚を更新しうる、新たな静かなる音楽だと思います。"今作は正しいことと間違っていること、勝ったことと負けたことなどの間にある空間を見つけようとしています"とのJohn Carroll Kirby本人談。DX7という安いシンセでも録音されたとのこと。安いマイクで拾うノイズも今作の一部だとも言ってますが、コンテンポラリーなジャズやブラジル音楽のピアノ作品と聴き比べてのダンス耳に対応する親しみやすさはその辺からとも。既にロングセラーの"MY GARDEN"と同時期ながらようやくのヴァイナル化。ダンスミュージック好きにこそ聴いてみてください。内省的でもあり、ファンタージーでもある名曲揃いすぎる。ずっと聴けます。美し。 (Shhhhh)
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同じく〈APRON〉にサインするMOLINAROやL.AローカルのASHTREJINKINSらと共に、LO-FIハウス以後を独自の路線で突き進む〈NCA〉から。BLACK VOID SMITHは三作目、今作がシリーズファイナルとしてローンチされたミックステープが到着!リミテッド。 (Akie)
SOLANGEやFrank Oceanのキーボーディストかつ、STONES THROWからは不思議で素敵な環境音楽風ピアノ・アルバムを出したJOHN CARROLL KIRBY。こちらはヤソスからカルロス・ニーニョらアメリカ西海岸のもはや伝統すら感じる系譜のド・ニューエイジなシンセサイザー音楽。初回入荷はアップ前にsoldout。もちろん最高過ぎる。効き目バッチリです。カセットのみ。 (Shhhhh)
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架空のコンセプトではなく、どうやら本当に駅でのライブ盤のようです。ジョージ・カーリンの著書『When Will Jesus Bring The Pork Chops?』の序文の朗読を駅のアナウンスで許可された?という妙なエピソードも。以下はそのフレーズ。Cosmic Love(sample 1)の冒頭で確認できます。
「自分は選んでアウトサイダーでいる。でも本当は違う。この社会の嫌な部分が、自分を中に入れてくれないんだ。ちゃんとした社会なら、むしろ中にいたい。つまり不満の正体は、外にいることを強制されてるって感覚なんだ。アドバイス?とにかく前に進み続けることさ。そうしてれば、ふとした瞬間に、別の場所に立ってるもんだよ。」
それをコラージュしているのか?ともかく、駅の空間までそのサウンドデザインに加えてしまうのは非常に彼らしいですね。
いつものゲンデル節が炸裂な揺蕩うサウンドはいつも通り。やはり、ふと、懐に入ってきますね。
rec時期からして初期の名曲が揃ってます。当たり前に推薦です。 (Shhhhh)