前衛テクノを追求するオクラホマのDIYレーベル〈FIXED RHYTHMS〉新作！"DISCWOMAN"のCIELとの共作やセルフリリース作品も人気が高いALI BERGERが登場。強烈な印象を放つアシッドベースライン、じんわりと温めるシンセ展開も美しい「Sun Rising On Harmony」(sample1)。シカゴディープなフレーバー感じるマシングルーヴァー「Inside」(sample2)など、感情表現が上質。SHIGETOやMAX IN THE WORLD、2LANESなどがアーリープレイ！ (Akie)

前衛テクノを追求するオクラホマのDIYレーベル〈FIXED RHYTHMS〉からのリリース。細かいパーカッションドラムと深いベースを重ねたミニマルテクノ「Comportment」(sample1)や、ヒプノなシンセループとドラムの僅かなズレでグルーヴを遊ぶ「7th Ritual」(sample2)、オールドなUSテクノエナジー、アナログバイブス濃い「Visionary」など。ミニマルでサイファイ、オールドUSを正しく引き継ぐテクノワークス。上記他にもLYCHEEやAMOTIKなど多数アーティストから賞賛を集める注目作。 (Akie)

プロデューサー兼DJであると同時に、クイアの権利活動家しても精力的に動いているC POWERS。USオリジナルレイヴからの多大な影響を感じるエレクトロウェポン。クライマックスに無音ブレイクを差し込む「Sky Hammer」や、ヴォコーダーとアシッドをミックスしたロボティックエレクトロ「CompuRink」など。90年代マシンサウンドの荒々しさも残しながら、フロアのツボを突く巧妙なフックが特徴！ (Akie)

個人的にJDOTBALANCEのEPが記憶に残っている〈FIXED RHYTHMS〉からまたもユニークな未来派テクノが届いてます。ヴォーカルシャウトリフレイン×鳥声という異色サンプル使い、ベース脈動で躍らせるトライバルファストテクノ「Abya Yala」(sample1)を皮切りに、トライバリズムとフューチャリズムが交錯する新しいダンストラック！反復する雄叫びにトランスシンセが呼応する「Yunkayku」(sample2)など、どのトラックも早いけど軽いです、そこがたまらない。テクノフューチャリズム。 (Akie)

オクラホマのDIYレーベル〈FIXED RHYTHMS〉からUS圏の新たな才能が出現、これ素晴らしいです。ポリリズミカルな打楽器にダイナミックなメロディをシンコペーションさせ拮抗させたトライバルブレイクス「Wilin'」(sample1)がおすすめ。軽快なパーカッションとモジュラーのリズミカルなセッションから、最終的にヘヴィヒットの4/4に着陸する「Let's」(sample2)など、北米のクラブミュージックのエネルギーがいかに多様かを思い知らされる作品、凄く良い、個人的にも今後のリリースが楽しみすぎる。 (Akie)

昨年ALEKS,TIM JACKIW,THE JAFFA KIDなどがハウスとテクノの境界を探る〈DEEPTRAX〉よりデビュー。ドイツ初期電子音楽からの影響と特異なバックグラウンドが生み出す独特のサウンドが話題に。印象的なポルトガル語ヴォーカルにピアノ＆アシッドリフでチャーミングなレフトフィールドハウス「O Que Não Existia」(sample1)を皮切りに、メカニカルなブレイクビートと鍵盤を噛み合わせた「Data Flow」(sample2)など、一聴すれば記憶に残ってしまうユニークな楽曲群、ヒットの予感しかしません、推薦！ (Akie)

上記以外にも〈OPAL TAPES〉〈JACKTONE〉〈SPECTRAL SOUND〉にも作品を残しているオークランドのRUSSELL E.L. BUTLERは、バミューダ諸島における民族離散の文化的歴史に根付いた即興演奏をバックボーンに持つプロデューサー。リズミカルに変化するモジュラーの間をマシンビートがすり抜ける「TRAX 606 2」(sample1)、フルスロットルで連打されるキックにメタリックなドラムマシンが介入する「TRAX 606 1」(sample2)の2種の実験テクノ。催眠的没入感と高エネルギーが同居していて興味深い。 (Akie)

ブルックリンのレディオショー「HALF MOON」のレジデント、日本でも人気のカルチャー誌「GRIND MAGAZINE」にも紹介されたスケート集団の一員で、しなやかなフリップを極める黒人ボーダー兼プロデューサー・SWEATER ON POLOのデヴューヴァイナル！パッシングするポストレイヴなシンセの残像がランブルに泳ぎ、サックスのスタッカートにユニゾンするベース〜ロウハウス”Color Mixture”(sample1)を先頭に、解けたムードを奏でるピアノサンプルに低くグラインドするセクシーなベースラインの”What's The Worst That Could Happen?”(sample2)など、ラフな浮遊感に溺れていく中毒性。ベッドルームのスモーキーな時間軸、手弾きのタップでウワ音の残像がリレーするようなラストのヘイジーハウス”NTSC”(sample3)は中でもお薦めです！