- MIX CD
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- New Release
TSUYOSHI.W
SEASIDE YAHMAN BLUES
Royalty Club
- Cat No.: RC-31
- 2024-10-22
ソロピアノからUSインディー・ロック/SSW作、trap経由のビートものやR&Bが軽やかに調和された良MIX。個人的に2023年年末にたくさん聴いたmixになりました。大推薦 (AYAM)
イタリア、ブラジル、UK、USと、各国のコンテンポラリー・ジャズを、ヒップホップの耳でセレクトされたmix。ISAZ氏の得意とする、ドリーミーなネオソウルや、ヒップホップ・クラシック、ビートものも小節として登場。24-Carat Blackのイントロだけを、エンディングへのインタールードに忍ばせるところも洒落てます。 (AYAM)
2023年にもなるともうご存知ではないリスナーの方が多いと思うので、、以下ざっくりとレーベルと、このmixシリーズのご紹介をします。東海エリア伝説のヒップホップクルー TYRANT のメンバーであり、YUKSTA-ILL、CampanellaやC.O.S.A.など、いまやヘッズたちが信頼を置く東海出身ラッパーたちを多数紹介してきた自身のレーベル〈RC SLUM〉〈Royalty Club〉運営など、日本のヒップホップ界の影の功労者でもある ATOSONE。彼が昨年新しくはじめたのは、ギャラリーとバーを併設したサロン的スペース『Gallery&Bar COMMON』(引くぐらいジンが美味しいので是非行ってみてください)で、ATOSONE所縁のRAMZA、BUSHMINDといった熟練DJたちが、そのスペースや彼のムードを嗅ぎ取り凝縮させたのがこの『MIX FOR GALLERY & BAR COMMON』シリーズ、贅沢です。
今回は、同じく日本の音楽シーンを影で支える、ATOSONEの親友でもある大阪のCE$が登場。フォーク〜レアグルーヴ〜ロック、AOR〜レゲエ/ダブと心地よく香ばしいセレクトで、ハードに生きてきた彼らの関係性を想像してグッとくるもよし、部屋やお店のBGMにするもよしな、リラクシンな一枚。 (AYAM)
幽玄なアンビエント・ジャズから出発し、フォークロアな電子音楽やイタリアン・サイケデリックミュージックやアシッド・フォークなどを浮遊し、温かい毛布のようなソウルに着地する、Bar【COMMON】で飲める、花のような香りのする美味しいジンで酩酊する時間にぴったりなBGM。ベッドの中でも聴きたい。オーナーATOSONEが想起するのは、ウィスキー、グラッパ、スコッチ。または寝起きのコーヒーみたいです。 (AYAM)
古今東西、国内アーティスト縛りでセレクト。アフターアワーにも移動にもフィットする温かくストレンジなムード。正にレーベルの現在を代弁するような内容。おすすめです (AYAM)
名古屋を拠点に、TYRANTのYUKSTA-ILL、HIRAGENをはじめ、Campanella & TOSHI蝮、MIKUMARI、MC KHAZZ、HVSTKINGS、OWL BEATSなどの才能をもったラッパー、ビートメイカーを紹介してきたレーベル〈RCSLUM〉。その中のMIXCD専科〈ROYALTY CLUB〉から今回送り出されたアーティストは、昨年の同じく名古屋拠点のRAMZAとのビートミックスCDリリースが記憶に新しい ISAZ。ホリデー期間を彩る一枚としてもおすすめです。(sampleは断片を抜粋しております)推薦! (AYAM)
コロナ以降ユースカルチャーのメンタルを代弁するかの様な憂いのある、チルでメロウなR&Bやダブステップ、ジャズなどを中心としたセレクト。音楽、ファッションの温故知新に長けた名古屋の若者たちの中からまたかっこいいアーティストが現れました。注目です!
同じく〈ROYALTY CLUB〉メイトであるDJ CE$からコメントをいただいております→ 楽曲Produceではnazcaやそのオリジナルトラックは、K-LONEと共に〈Wisdom Teeth〉を主宰するFactaや、Version/81/Idle Hands等から作品をリリースするミラノのPiezoもDJでサポート中!そんな八面六臂な動きを見せるabentisのMIXは、彼の音源からも垣間見える、アンビエント/ジャズ/サイケデリック/ヒップホップ/R&B/ベースミュージックを緩やかに横断しながら、非常に統一感のある作品に仕上がりに。ボンヤリ考え事をしたりしなかったりする時間のMOODに優しく寄り添ってくれます。とてもオススメ! (AYAM)
YANOMIXやDJ HIGH SCHOOL、FREE BABYRONIAらのリリースが名を連ねた、〈RC SLUM RECORDING〉傘下のミックス専科〈ROYALTY CLUB〉の第6弾リリース!お互いの活動してきたボーダーレスな表現や現場からの自然なるフィードバックが選曲にも反映された、新旧ジャンル問わずスウィートかつロマンチズムがギッシリと詰め込まれた、何年たっても色褪せないエターナルな響きのマイ・クラシックな楽曲たちが、聖者が行進するが如く愛と勇気を胸に抱え日常生活からかけがえのない瞬間までを彩る、珠玉のコンパイルド・ミックス!レコメンです。
毎回コンセプトのあるDJミックスで楽しませてくれるDJ CE$の新作は「Sad Luv & it」、レゲエ・セレクション。リズム・アンド・ブルースやオールディーズのテイストの70sのレゲエを中心に7インチでのセレクト。どれもいっけんイナたいだけれども、演奏の良さ、ミックスの良さのジャマイカン・クオリティーの魅力溢れる曲ばかりで非常におすすめ! (サイトウ)
矢野くんの久々のミックスCD入荷しました!気だるい暑さの残るサンセットのビーチでまったり聴きたいレイドバック、それぞれがそれぞれのディープな世界を持った、70s フィーリング、ソウル、ファンク、ブラジル。「Man In The Women」その世界がひろがる。推薦! (サイトウ)
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在住されている愛知の離島、篠島をイメージされたジャケットからも漂う海辺のフィーリングが、ラテン音楽や優しく奏でられるヴィブラフォン/ギター・ジャズ、サーフロック、レゲエのセレクトに映し出された極上の一枚。以下レーベル・オーナーATOSONEのコメントからもムードを感じてください。
(AYAM)
内容に関しては流石の一言。所謂セレクトに近いMIXですが、目の前に都会の喧騒と、島の賑やかな静寂が現れ、MIXにこれほどのストーリーを持たすことが可能なのかと!驚嘆する出来となっています。
■リード
名古屋の深夜の喧騒と、篠島の賑やかな静寂が目の前に広がる。
一枚のMIX CDでこれほどまでに四角形の空と夜の匂いを、コンクリとアスファルトを、遮るもののない空と太陽を、緑の光と島の香りを表現できるものなのかと感嘆する。
■コメント
日付けが変わる直前、栄の13番出口から地上に上がりHOPEを取り出す、前後左右を確認して火をつける。
煙を吐き出し汗を拭う。茹る様に暑い。ビルとビルの狭間で顔上げると月光で目が眩む。
テレビ塔を背中に様変わりした中日ビルを横目に人ゴミを避け歩を進める。デリカキッチンの手前を左に曲がり
武平通りパーキングで用を足す。うんざりするネオン。ホストの看板に向けて唾を吐いて右折する。
J's VENDERの前で立ち止まり携帯を取り出し、汗で濡れたヘッドフォンを耳にかける。
まだ誰の手にも渡っていないSEASIDE YAHMAN BLUESをタップするとこの世で最高のギタリストの
音色が耳を突き刺す。心が開放され体温が下がる音が聞こえる。
おい何だよ!気分が良いぞ!ネオンがボヤけて足取りが変わり、光景が風景に変わる。
四角の空の下、海に沈む太陽を想い自分が違う場所にいる様な気がして足元を確認する。
でもやはりそれは見慣れたアスファルトで、NASのラップが聴こえた時にはそれも悪くないかと思い直し
oorunの扉をスライドさせる。
店内に足を踏み入れ、私はいつもの場所でタバコを巻いているドレッドに話しかけた。
「おい、つよし、レコード見て良い?」
(ATOSONE)