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Various
To Catch a Ghost: Field Recordings from Madagascar
SUBLIME FREQUENCIES
- Cat No.: SF111LP
- 2024-09-12
中国雲南省の西南部、ラオスとベトナムにまたがる地域の少数民族ハニ族。朱色や藍色などを基調にした鮮やかな民族衣装でも知られる。
『この地域の他の多くの民族と同様、独自の伝統的な歌唱パターンが用いられ、それぞれの歌い手が文脈に合わせて言葉を変えていく。すべての歌い手が同時に集まる合唱団は、声楽ポリフォニーまたはヘテロフォニーの非常にユニークなスタイルと考えられている。この音楽の滝のような、哀愁を帯びた感じは、力強く超越的であり、このような音楽は聴いたことがないだろう。
これらの曲の多くは親密な強い感情を表現しており、演奏者は歌っている最中に涙を流す。
アンサンブルで使用される楽器は、BABI(一枚の木の葉)、MEPA(木の葉を丸めたホルンまたはミリトンの形)、CHIWO(3弦の弓楽器)、LABI(6弦の竹笛)、LAHE(3弦の小型リュート)、MEBA(縦型のリード楽器)など。』
声明や歌劇のルーツも垣間見れ、前衛的ともいえるような演奏と歌の素晴らしさ。Sublime Frequenciesに提供した「Ethnic Minority Sound」シリーズでも知られ、自身音楽家でもあるLaurent Jeanneauによる背後の空気感も閉じ込めた録音。彼の一連の録音が無ければニュートーンのアジア音楽熱は違ったものだったと思います。感謝。以前のようにコンプリートは出来なくなってしまいましたが、昨年リリースされていた名作のアナログ化。ストックしています。 (サイトウ)
Track List
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彼らのライフワークのひとつ的な世界各国のラジオをフィールドレコーディング、エディット編集したトータル作品。久々のRADIOシリーズはミャンマー。サイワインや民族歌謡、ジングルからニュース。収集、録音された2007年当時から、国家による情報の統制は厳しく海外の音楽が流れるとはほとんどなく、海外のヒット曲もビルマ語にトリートされたものが使用された歴史的背景を持ち、独自の発展を遂げた音楽カルチャーを封印。 (サイトウ)
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きっかけは、母がかつてサイゴンで有名なシンガーだったことを知った彼女のアメリカ在住の娘さんが2020年初頭にリサーチを開始。そこでSublime Frequenciesから2010年に出た名盤"Saigon Rock and Soul" を編纂したMark Gergisに相談、共に現地入りして膨大な音源を発掘。このレコードにつながったそうです。
彼女は一発で惹かれる歌声と威厳あるステージ振る舞いによってサイゴンのナイトクラブにてすぐにトップへと上り詰め、そしてすぐにサイゴンの大手レコード会社や作曲家(Y Vân、Khánh Băng、Trường Hải、Thanh Sơn、Y Vũ、Mặc Thế Nhânなど)の目に留まるようになり、当時は南ベトナムはアメリカがバックだった背景もあり、ラテンからジャズ、ソウルまで流入してきたポピュラー音楽全盛期状況(ビートルズ流入ギリ前と思われる)の中で才能が開きまくったのです。数年のちのサイゴン陥落によって時代も代わり、アメリカ文化が入りにくくなってポピュラー音楽が流行りにくくなった状況を考えるとほんの数年に生きた奇跡みたいなもんでしょうか。
nhạc kích động(ベトナム語でロック音楽的な)のスターであった彼女の、64~66年の間に3つのメジャーレコード会社から30曲もの楽曲をリリース。そのドキュメンタリーです。お聴きになるとわかりますが、多様なアレンジと素晴らしき歌声。本当に色々な曲が入ってて飽きさせない。とにかくおしゃれ、、、今作の特設インスタページもあり、当時の7インチジャケット写真なんかも見れますがどれもかっこいい〜この辺もレーベルの気合い&愛を感じます。アジア音楽、和モノ流れでも、ラウンジなんかでもプレイしたらお酒が美味しくなりそう。2LP、14ページの英語&越南語解説、写真ブックレット。SFサウンドのこの感じ!面目躍如!最高〜〜〜 (Shhhhh)
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KINK GONGも幾度か取り上げたヴェトナムの中部高原の少数民族のGONG CULTUREをフィールド・レコーディング。少数民族に焦点を当てたフィールド・レコーディング・アーチストで写真家で映像も手がける日本人のEisuke Yanagisawa監修です。特にGONG ENSEMBLE OF KON KOTU VILLAGEの音源は、アジアの音楽の魅力の重要な鍵があるのではないかと思ってしまうような素晴らしさです。 (サイトウ)
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MARK GERGISコンパイル。オークランドで発見された150以上のカセットテープからセレクトしたというまるで嘘のような話。カンボジアのポップス、サイケロックなど細部まで濃厚な全20曲。 こんなのなかなか無いです!すごい! SUBLIME FREQUENCIES再ストック! (サイトウ)
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誇りまみれのカセット、SP盤おこし。フィールド・レコーディング、ラジオのエアチェック、コラージュ。SUN CITY GIRLSの音源そのままに謎に満ちた存在自体がサイケデリック。後にワールド・ミュージックの概念を覆すことになるSUBLIME FREQUENCIESの記念すべき第1弾が、アナログで再リリース!インドネシアのスマトラ島のカセット、ポップス、演劇、フォーク etc..。ニワトリがないたり、涙ながらに歌ったり。謎の曲満載!! (サイトウ)
ワールドミュージックの視点に革命を起こした、SUBLIME FREQUENCIES。アジア各地を渡り歩き、レコード、テープ、ラジオやTVのエア録音から、フィールドレコーディング、ありとあらゆる音源からサイケデリックサウンドを抽出した怒涛のリリースだった初期リリース群。ALAN BISHOP監修のインドネシア、スマトラ島。1960年代から80年代のカセットからのコンパイル。 (サイトウ)
シアトル最狂のアヴァン・ロック・バンドSUN CITY GIRLSのALAN BISHOPが中心となって世界各地の辺境音楽を開拓してきたレーベルSUBLIME FREQUENCIESから、CDリリースされていた名作モーラム・コンピがアナログ・プレス!タイ東北部イーサーン地方の伝統音楽、シンセサイザーやエレキギターを導入し発展したモーラム。タイトルに、タイ・カントリー・グルーヴとありますが、そのグルーヴセレクト感覚、サブライム・フリークエンシーズらしいナスティなサイケデリック感覚のセレクションが素晴らしい。 (サイトウ)
BILL FRISELLやSUFJAN STEVENS, MUDHONEYからLAND OF THE LOOPSにもエンジニアとして関わってきた、グラミー賞のノミネートの音楽家TUCKER MARTINEが2004年にSUBLIME FREQUENCIESに提供した、ビルマ、ラオス、タイでのフィールド・レコーディング。Brokenhearted Dragonflies。「交配にこぎつけなかったオスのトンボが、高音で胸を張り裂くように鳴きながら地面に激突して最後を迎える」というビルマの伝説に捧げられたという録音。当店でもベストセラーのDOUGLAS QUIN のアザラシ、ペンギンの南極フィールドレコーディングに匹敵するような、モジュラーシンセや、ドローン的効果をもたらす大自然エレクトロニカ。素晴らしい作品。CDでリリースされるも、永らく廃盤だった音源が限定アナログ・プレスです。「ベトナムで遂に発見!純正律で鳴く蝉のCDリリース!」「バリの田園地帯、聖なる数によるドローンを思い出しているカエル」等々今後続々とリリースされ、2015年の辺境音楽発掘のトレンドとなるであろう、虫、生き物フィールド・レコーデイングの先駆けとなる金字塔です。繰り返し聴ける。名盤。 (サイトウ)
オマール・ソウレイマンでお馴染みの、お隣シリアのダブケにもつうじるようなアラブ・ネイティヴのダンス音楽。80年代~2000年にいたるカセットやCDからコンパイル。シンセサイザーの導入による電化サイケのエキセントリック・サウンドのオンパレード。昨年交通事故で鳴くなったイラクの国民的歌手SALAH ABDUL GHAFOURに捧げられています。MARK GERGISがコンパイル。SUBLIME FREQUENCIESらしい視点が素晴らしい! (サイトウ)
中東〜アジアを渡り歩き未知の音楽のサイケデリア、魅力、驚きを紹介してきたSUBLIME FREQUENCIESからCDリリースされていた名作モーラム・コンピ・シリーズ第2弾。アナログ・プレスされました。タイ東北部イーサーン地方の伝統音楽。モーラム。アジアン・サイケのハイライトのひとつです。ケーンやソウの伝統楽器に、シンセサイザーやエレキ・ギターを導入しロックの影響も感じさせるような彼ら特有のリズム(このリズム感覚もアジアの民族音楽の魅力、重要な要素)、劇をベースとしているようなイマジネーション的音世界のサイケデリア。サブライム・フリークエンシーズらしいセレクション。 (サイトウ)
SUBLIME FREQUENCIESの57番としてCDで2010年にリリースされていた「Music of Xinjiang」が限定でアナログリリース。KINK GONGが中国政府による支配が続くトルコと中国西端の間に位置するシルクロードの街イリ・カザフを訪れ録音した音源。ウイグル族、カザフ族、モンゴル族ら少数民族の演奏で、ペルシャ、トルコの文化の色濃い、伝統民族楽器を使った演奏。KINK GONGらしい録音の素晴らしさもある名作です。 (サイトウ)
インドネシアで最も治安の悪いと言われたスマトラ島に滞在し、FMをエアーチェック、撮り溜めた音源をエディット&コラージュ。ダンドゥット、ポップス、CM Etc.....をミックス。ALLAN BISHOPによるもの。サブライム・フィリークエンシーズのまだニュートーンで取り扱う前だったリリース。 ラジオコラージュの手法はSun City Girls時代にもやっていてその発展上。すごすぎる。持ってないなら絶対買うべき。 (サイトウ)
実験音楽やサイケデリックの感覚を通過した独自の切り口でワールド・ミュージックのディープなところを紹介してきたSUBLIME FREQUENCIESの最新DVDは、 初期SUBLIME FREQUENCIESのハイライトひとつといえる東南アジアの少数民族の音楽をフィールドレコーディングした「Ethnic Minority Music of 」シリーズを提供したフランスのLAURENT JEANNEAU(KINK GONG)とともに、カンボジア、ラオス、ヴィエトナムそして中国雲南の少数民族の音楽、生活を捉えた素晴らしい映像です。今回は、会話も含めたドキュメンタリー作品になってます。56 minutes, 16:9 NTSC DVD all regions, English with Mandarin subtitles. (サイトウ)
SUBLIME FREQUENIES新作は、SUN CITY GIRLSでも取り組んできたラジオ音源のコラージュの手法を使った作品。Hisham Mayetがニジェールで2004年から2007年に録音したラジオ音源を元に、アラン・ビショップがカットアップ、コラージュしてエディットしたRADIO作品。トゥアレグの砂漠ブルース・ギター、ハウサ語の女性アンサンブル、マリのコーラン、ニュース、謎の朗読、コメディ寸劇等々雑多な音源が、ALAN BISHOPの手によりエディット、コラージュされ、異次元おかしな世界を紡ぎます。驚きの音源の数々。SUBLIME FREQUENCIES好きマストの一枚です。 (サイトウ)
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島ならではの独自の音楽があり、一言アフロと括れないオリジナルな音風景があるマダガスカル。不思議な抜け感ある音像でアフリカ的呪術ってよりどこかカラっとしててたまに確認したくなります。またオーストロネシア語族でもあり、台湾の声楽なんかとも近く面白い。マダガスカルの独自の弦楽器カボシー、独特の掛け合い、ポリリズム。Charles Brookが現地に長年赴いた結晶。シネマティックな展開も素晴らし。発売から聴き続けてるアルバムです。
タイトルは、"精霊と交信するために"とでも訳すべきでしょうか。 (Shhhhh)