Tag: ELECTROACOUSTIC
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Andrea Belfi & Jules Reidy
Dessus Oben Alto Up
Marionette
- Cat No.: Marionette025
- 2025-02-10
透明感溢れるエレクトロニクスにピュアなギターの音色、オーガニックなドラムパーカッションが生み出す美しいハーモニー!無属性のエレクトロアコースティック音楽を取り扱ってきたトロント拠点〈MARIONETTE〉から、打楽器奏者ANDREA BELFIとギタリストJULIA REIDY注目のコラボレーション作品が到着。
〈BLACK TRUFFLE〉から発表されたソロアルバム名品『World In World』が話題となり、その後〈EDITIONS MEGO〉〈SHELTER PRESS〉などからもリリースを重ねたギター奏者JULES REIDY。ドラマーとして数多くの作品参加、ソロでも〈ROOM40〉〈LATENCY〉に作品を残す打楽器奏者ANDREA BELFI。イタリアとオーストラリアという互いが地球の真裏にルーツを持つ二人ですが、叙情的感性と精密な作曲スタイルが共通。BELFIの不規則性のあるドラムパフォーマンス、REIDYの調律を狂わせたギター、クリアトーンで音をやりとり。即興の自由さに重点を置きながら軸のグルーヴが安定しているためリラックスしてリズニングできる一枚。おすすめです。 (Akie)
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Luke Wyland
Kuma Cove
Balmat
- Cat No.: Balmat 13
- 2024-11-24
オレゴン海岸の入り江、人間が海から潜在的に感じてしまう恐怖を穏やかに沈める存在を音楽として表した電子アコースティック作品。推薦!吃音者である自身の経験から、平坦なループ手法ではなく自然な音の繰り返しを探求。bpmの固定もない、美しく滑らかに凪いでいく音の波。
μ-ZIQやMINOR SCIENCE、NICK LEÓNも登場し、注目集めるスペイン拠点ニューエイジ/アンビエント専科〈BALMAT〉最新作!オレゴン州ポートランド拠点のアーティストLUKE WYLANDがリリース。コンピューターベースとエレクトロアコースティック楽器セッションを組み合わせた作曲。オレゴン海岸の波が静かな入り江と吃音症の体験から得たインスピレーションで、内なる自然なリズムを研究しアウトプット。ミニマルな音の繰り返しに予期せぬ変化、自然なエネルギーを見事に再現したニューエイジ・アンイベントスケープ。 (Akie)
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Horacio Vaggione
Schall / Rechant
Recollection GRM
- Cat No.: REGRM030
- 2024-05-26
名門〈CRAMPS〉内のシリーズ”nova musicha n.18”からの作品でも著名な、アルゼンチン出身の実験電子音楽家/研究家HORACIO VAGGIONE作品集!特にマイクロサウンドと高度デジタルプロセスに傾倒した1990年代から2000年代初頭の活動に焦点を当てコンパイル。ピアノや木管楽器を使用、電子音との共鳴やリズム発生を探求した電子音響4作品。
〈INA-GRM〉と〈EDITIONS MEGO〉のタッグで、偉大な電子音響作品の発掘と再発を手がけてきた〈RECOLLECTION GRM〉最新作!昨年は”nova musicha n.18”でも異色作と名高い電子サイケデリックミニマル怪作「La Maquina De Cantar」も再発、過去50年以上にわたり電子音響研究に携わるHORACIO VAGGIONEの楽曲週が到着。ピアノロールを使用、電子音との共鳴とリズムの発生を探った「Schall」(1994)。ドラム、木管楽器、ストリングスからなるアンサンブルをマイクロ化した「Rechant」(1995)など。ポリフォニーと音の変容(メタモルフォーゼ)で構成される魅力的な電子音空間、耳がうっとりします。 (Akie)
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CLAIRE ROUSAY
Sentimen
Thrill Jockey
- Cat No.: Thrill-610
- 2024-05-17
L.A在住のアンビエント / ドローン作家、自らの音楽を"エモ・アンビエント"とも標榜する話題のクレア・ラウジー・老舗ながら進行形アメリカン・インディレーベルThrill Jockeyからのリリース!
90`s オルタナ / シューゲイズ / アンビエントを通過したトラックに、 フランク・オーシャン的オートチューンをかけたボーカルという構図がまさにアメリカ次世代。というか、元からフィールドrecを用いた作風で当店でも推してたアーティストですね。ちなみにトランスジェンダーを自称し、男性名義ではパーカッショニストとして作品も出しています。L.Aに移住後にLEAVING RECORDS、特にGREEN-HOUSE周辺との交流が始まり、L.Aサウンドを自分のものに。気怠さに隠れながらもアメリカン・フォーク / アメリカインディーの正統と"今"を感じる良作。妙に頭に残る、head (sample1)、lover's spit plays in the background (sample2) 、Hand Habits参加のily2(sample3)。面白い! (Shhhhh)
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Robert Cahen
La nef des fous
Recollection GRM
- Cat No.: REGRM029
- 2024-02-26
仏ビデオアート先駆者であり、1972年にGRMと合流してから数十年にわたりグループと共に視覚芸術・電子音の分野で偉大な功績を残してきたROBERT CAHEN。彼が1971年から1974年にかけてGRMスタジオにて制作した楽曲のアーカイブがアルバムとしてアナログ化!実にフィジカルなサウンドかつ物語主導な展開は、視覚・体感にも語りかけます。
〈INA-GRM〉と〈EDITIONS MEGO〉のタッグで、偉大な電子音響作品の発掘と再発を手がけてきた〈RECOLLECTION GRM〉最新作!ドローンとピアノ、発声を組み合わせてドラマチックに音を展開・探索していく「Masques 2」(sample1)、8分にわたるフィードバック・ドローン「Persona」、ホワイトノイズの破裂音や機械音にフィーチャーした「Passé composé」など。ROBERT CAHENならでは人間的肉体的な音作りと未来的サウンドスケープ。50年の眠りから無事パッケージ化されてよかったです。 (Akie)
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Razen
Regression
Marionette
- Cat No.: Marionette19
- 2023-10-16
パーカッショニストWILL GUTHRIE、ハーディガーディ奏者PAUL GARRIAU参加!BRECHT AMEELとKIM DELCOURをコアメンバーに据えたブリュッセルの流動的アンサンブル”RAZEN”がアルバムリリース。リード楽器に旋律的に交わる打楽器。色を持ったように鮮やかな音のセッション、共感覚の遊び場。
無属性のエレクトロアコースティック音楽を取り扱ってきたトロントの〈MARIONETTE〉新作。〈MEAKUSMA〉にも作品を残すアコースティックドローンアンサンブル”RAZEN”が登場!オルガンやチェレスタなどの鍵盤、様々な管楽器、バンドがこれまでにも探求してきた音色に、客演である2人が新たな彩りを加えた一枚。〈BLACK TRUFFLE〉〈IDEAL〉〈EDITIONS MEGO〉等で才能を披露してきたWILL GUTHRIEが、調律されたマリンバやビブラフォンをセッション、PAUL GARRIAU操るハーディガーディ含め、旋律の掛け合いが調和した即興アンサンブル。 (Akie)
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- 10inch+CD+DL
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Mads Emil Nielsen, Katja Gretzinger, Nicola Ratti
Framework 3
Arbitrary
- Cat No.: ARBITRARY 11
- 2023-05-17
音をグラフィカルスコアで表すこと、どのようにして視覚的イメージを音像化していくか、に取り組んできた、デンマークの〈ARBITRARY〉主宰のMADS EMIL NIELSENによるFRAMEWORK〉シリーズの第3弾。ベルリンのグラフィックデザイナーKATJA GRETZINGERと、〈ROOM40〉や〈STUDENTS OF DECAY〉からもリリースしたイタリアの電子音楽家NICOLA RATTIとのコラヴォレーション。新作に合わせてストックしました。
JAN JELINEK、HIDEKI UMEZAWA、ANDREA NEUMANNとの「Framework 2」に続くリリース。リソグラフのグラフィックスコア、10インチのクリアヴァイナル、CD、ボーナストラックもついたダウンロードコード。スコアはKATJA GRETZINGER、テキスト、パッケージ、アートワークはMads Emil Nielsen自身の手によるものです。 (サイトウ)
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JESSE
Descend
Haista
- Cat No.: HST13
- 2023-05-15
DJ SOTOFETTプロデュース!JIMI TENORやSEX TAGSと親交深い、ヘルシンキのデュオ”JESSE”の最新アルバムがドロップ。実験電子音楽と生バンドを結びつけるファジーなグルーヴ。『心の中の小宇宙』をテーマに、抑揚あるエレクトロアコースティックサウンドを披露。
STILETTI-ANAことILARI LARJOSTOと、NIKO、NO-ONE等の名義で活動するNIKO LIINAMAAを中核にしたフィンランド電子音響プロジェクト”JESSE”が、ホームである〈HAISTA〉から5年ぶりのアルバム作品をリリース!全編に渡りDJ SOTOFETT(SEX TAGS)がプロデュース参加。初期電子音楽とバンドサウンドを掛け合わせたコズミックジャーニー「Lovi」(sample3)を筆頭に、 コスミッシェムジークから民族音楽まで幅広く吸収したアルバムに。トラックリストラからも是非。 (Akie)
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Daniel Teruggi
Sphæra
Recollection GRM
- Cat No.: REGRM028
- 2023-02-08
1997年から約20年間に渡りGRM(仏電子音楽研究所)ディレクターを務め、現在は電子音響音楽の保存に取り組んでいる偉人DANIEL TERUGGIが、1993年にCD媒体にて発表した2部構成作品集「Syrcus - Sphœra」うち後編が初のアナログ復刻!ソクラテス哲学をテーマに音の物質性に着目。音で空間認識能力を刺激する電子彫刻作品。
〈INA-GRM〉と〈EDITIONS MEGO〉のタッグで、偉大な電子音響作品の発掘と再発を手がけてきた〈RECOLLECTION GRM〉最新作!パリ国立高等音楽院 (CNSM)電気音響作曲科学位を取得後、1981年に”Ina-GRM”に参加。コンピューターで生成された音楽の専門家として、SYTER (デジタル変換と合成のシステム) 教育学の責任者になった電子音楽巨匠DANIEL TERUGGIが、1993年に連作で発表した初の出版CD作品「Sphæra」がアナログでの復刻!4つのセクションに分け、ソクラテス哲学に基づく固有受容と形而上学的音楽を研究した今作。難解なテーマはもとより、音の知覚だけで自身の存在位置を認識させる空間性音響構築には感嘆の一言。マスタリングはBELLOWSのGIUSEPPE IELASI。 (Akie)
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Claire Rousay
Everything perfect is already here
Shelter Press
- Cat No.: SP134
- 2022-06-10
男性名Dane Rousayでインプロビゼーションのパーカッション、ドラム奏者としていくつかの作品を残し、2019年から女性名でフィールドレコーディングやドローンを交えたアンビエント、スローミュージックを中心にさまざまなアプローチでリリースしてきたClaire Rousayが〈Shelter Press〉から新作リリース。MONO FONTANAの「Cribas」に通じるような傑作の予感。。
クレア・ラウジーの魅力。アレックス・カニンガム(バイオリン)、マリ・モーリス(エレクトロニクス、バイオリン)、マリル・ドノヴァン(ハープ)、セオドア・ケイル・シェイファー(ピアノ)の4人をフィーチャリングしたアプローチ。名作「Both」でも見せた、電子音、サウンドコラージュ、フィールドレコーディングを交え、音響設計、言葉、音、余白のようなもの、ゆったりとノスタルジックな音の物語の世界に深み、広がりを生み出しています。驚くべき才能。 (サイトウ)
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A.R. Wilson
OLD GOLD
Impatience
- Cat No.: IMPTNC001
- 2022-04-13
NYCのIMPATIENCE/PATIENCEから、ANDRASのA.R. WILSON名義でのアルバム。1850年頃のビクトリア州のゴールドフィールズのサウンドの再現したという電子音楽。ギターの弦の音の共鳴と残響の魅力、フェイク、ギミック、反復。サイケデリック、ユニークな世界。この後にレス・バクスターのカセットも入荷してるのは意図したものではありません。
Andras, A.R.T. Wilson, Wilson Tannerなどの名義でお馴染みのアンドリュー・ウィルソンが新作リリース。John Carroll KirbyやLeo James,CV VisionなどをリリースしてきたNYCのレーベル〈PATIENCE〉のサブレーベルとしてとしてスタートしたIMPATIENCEの第1弾。「OLD GOLD」、アメリカーナ、ヴィンテージなギターサウンド、フィールド・レコーデイングなども交えながらのサウンドはなんと、アコースティック/楽器は一切使わずに生成したサウンドで構築しているとのこと。Patienceのアートワークを手掛けてきたLuca Schenardiによるアートワーク。 (サイトウ)
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Lafawndah
The Fifth Season
Latency
- Cat No.: LTNC019
- 2022-02-28
高田みどりとのコラボレーションや〈!K7〉〈WARP〉といった名門からの作品でも注目を集めたシンガーLAFAWNDAHが、実験音楽ライン最前線〈LATENCY〉から発表したセカンドアルバムをストック!霊妙なヴォーカルパフォーマンスと、次世代UKジャズシーンの演奏家を迎えたバックバンド。
EVEN TUELL,MADTEO,LAUREL HALOなど数多の鬼才が名を連ねる〈LATENCY〉から、イランとエジプトにルーツを持つロンドン拠点フィメールシンガーLAFAWNDAHことYASMIN DUBOISのアルバムが登場!最近〈TTT〉からもアルバムを出したドラマーVALENTINA MAGALETTIなどのネクストジェネレーションのジャズ旗手をサポートに迎えた今作!LAFAWNDAHのヴォーカルをうき立たせたマスタリングと、THEON CROSSによるチューバの重力が生み出す荘厳な音世界。個人的に最も心打たれたのが、フィメールラッパーKATE TEMPESTが作詞を手がけた「You, at the End」 (sample1)で、サビの消え入りそうなファルセットが儚い。 (Akie)
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Andrew Pekler & Giuseppe Ielasi
Palimpsests
Shelter Press
- Cat No.: SP135
- 2021-12-05
20年以上にわたって実験音楽のさまざまな分野にまたがる特異な道を切り開いてきたANDREW PEKLER & GIUSEPPE IELASIが仏〈SHELTER PRESS〉にて再共演!2015年に2人が行った即興演奏の録音素材を、長い時間をかけカット、リワーク、サンプリング。シンセシスとアコースティックの境界を脅かす詩的コンクレート作品。
ソロで1990年代より独特な抽象化の世界を展開してきた2人が、即興演奏素材を6年の歳月をかけて音源化、現代におけるエレクトロアコースティックそして電子音響の外側の世界にまで踏み込んでます。打楽器やシンセサイザー、グリッチ、クラシックピアノ、サンプルソースを多層にレイヤード。曲名が示す通り、世界各地の風景をメタファー的に音として表現しており、厳格なミニマリズムによって聴き手の想像力も刺激。息を呑む美しさ。。 (Akie)
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Francesco Cavaliere & Tomoko Sauvage
Viridescens
Marionette
- Cat No.: MARIONETTE 17
- 2021-10-04
〈SHELTER PRESS〉からの作品でも名高いパリ在住のサウンドアーティストTOMOKO SAUVAGEとFRANCESCO CAVALIERE(Sea Urchin)が、無属性のエレクトロアコースティック音楽を取り扱ってきたトロントの〈MARIONETTE〉で共演!水、ガラス、粘土、竹の木琴、鉄琴、シンセサイザーを組み合わせた自作楽器で自然界をサウンド化。
PIERRE BASTIEN,MAX LODERBAUER,BURNT FRIEDMANらを抱え、BEN UFOらダンスシーンの前線アクトが数多くライクを送るトロントのレーベル〈MARIONETTE〉の新作が到着!収録楽曲は香港と東京でそれぞれ開催された個展/イベントに向け2017年に作られたもの。ガラスボウルに水が当たると感じ取れるふっくらとした葉の存在、体鳴楽器に有機的反響に香る木の触覚、そして実際のフィールドレー子ディング録音。サウンドで視覚的情報を想起させるエレクトロアコースティック傑作、推薦! (Akie)
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アコースティックギター、ピアノ、エレピとその残響の揺蕩う空間。。当時口コミだけでじわじわ広まり異常なロングセラーだった模様ですが、今聴いても全く古くない、、てか今ですね、、大号泣。一家に一枚。LP化にあたり畠山地平が新たにマスタリングとのこと。2024年晩秋に差し掛かった今素敵な贈り物です。ぜひ。 (Shhhhh)