- 7inch
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Brown Fang / Torn Sail
Exit & Endless
Nu Northern Soul
- Cat No.: NUNS055V
- 2023-03-17
〈Claremont 56〉や自身たちの〈Cwm Saerbren〉等からのリリースで活動するデュオTorn SailとBrown Fangのスプリット。
Track List
Track List
リーズを拠点にするレーベル<CLANDESTINO>のメンバーの1人であるNICK J.SMITHによる、オールドスクールなドラムマシン使いに、バードホイッスルやカリンバのメロディーを乗せながらトロピカルかつバレアリックな陽光を浴びながらワームアップしていく”Waves Take Hold”(sample1)や、<IS IT BALEARIC?>傘下の<ÜBERからデヴューした、「俺たちに明日はない」のボニーとクライドをパロッたギリシァン・デュオ・BONNIE & KLEINによる”Ocean Leap”(sample2)も安定のシーサイド・メローな仕上がり。MOONBOOTSの<AFICIONADO>からデヴューしたオスロの2人組・PLASTIC FANTASTICの別名義・MIRAGEの、ブリスフルで壮大なチルアウト・トラック”Endless Ocean”(sample3)など、全3トラックを収録です。
'76年のサード・アルバム「PRISM」に収録の、フリーキーな電子音とギターのインタープレイで始まるシンセ・フュージョン”Nogie”(sample1)、HANA MORILLO嬢のスキャットをのせた、BUDDY WILLIAMSによる変拍子グルーヴが炸裂するRYO KAWASAKI AND THE GOLDEN DRAGON名義の80年のライヴ盤からのメドレー”Thunder & Sea Gypsys”(sample2)、成熟した演奏に磨きのかかった同名義のアルバム「LITTLE TREE」に収録のコズミック・フュージョン”Quasar Infection”(sample3)など、全5トラックを収録。
地平線から昇る朝日を浴び祝福の歓喜をうたうヴォイス・チャントと鮮やかなシンセサイザーが織りなす、標高1300mに位置するザンビア共和国の首都・ルサカと名付けられた”Lusaka”(sample1)、アンゴラ共和国の首都・ルアンダからのトライバルハウス”Luanda”のアフリカ・サイドなA面。インドの西海岸に面する人口密度ナンバー1の、経済の中心地としても知られる最大の都市・ムンバイのディープな喧噪を想起させるマントラ&ラーガな”Mumbai”(sample2)、そして、大正琴みたいなメロディーと何故かアンデス・フルートっぽい笛吹きがハーモナイズされた此処、大阪と名づけられたラストの”Osaka”(sample3)もいい感じのアジアンなB面、全4トラック!
USヒップホップのカヴァー・シリーズを大ヒットさせたB.J. SMITHのネクスト!”Between Ship and Shore Part 1”ということで海に捧げる魂のダブ〜サイケデリックなヨット・ロック”Hold On To Its”(sample2)のオリジナルを、ロンドンにて新設した<MELODY AS TRUTH>も好調なJONNY NASHが施した白昼夢的ニューエイジな絶品リミックス”Hold On To It (Jonny Nash Remix)”Hold On To It (sample1)が最高です!さらに、裏テーマ曲ともいえそうな荘厳なライヴの空気感をのこした航海のうた”We Can Sail”(sample3)まで、あらたなヴィジョンを聴かせるベテランの本気を感じさせる1枚です。
冒頭に、USシカゴのディープハウス・レジェンド・RON TRENTをリミキサーに起用した、 UKソウル・シンガー・ANDRE ESPEUTをフィーチャリングした極上ヴォーカル・ディープハウス”Tears To Sound (Ron Trent Mix)”(sample1)を収録。スモーキーにピッチダウンしたビートに、ジャジーな鍵盤のフレーズが光る”Distant Feelings”(sample2)や、カフェ・デル・マーなチルアウト〜ラウンジーなブギーダウン”Deep Sensation”(sample3)の、Bサイドもオススメ。
ラーダ・ショッタムが歌った「Mirror Of My Mind」収録の「Dreams For Rada Part I, II and III」筆頭にかつてレアグルーヴ的に人気のあった曲ではなく、シンセサイザー、エレクトロニックやニューエイジ的視点からのセレクト。TR-909+TB303、の8ビットコンピューターを使ったエレクトロビートとギター・シンセサイザーやカスタム・エレクトロニックギターを使った82年の「Caravan」(sample_2)のカヴァーやフュージョン・レゲエ「Hawaiian Caravan」(sample_3)も是非チェックしてみてください。 (サイトウ)
アコースティックの響きが優しく、ギターやドラムの生の質感やコーラスの多層的ハーモニーを丁寧に録音・表現した、陽だまりが似合いそうなモダン・フォーク”Stars Festoon”、グランドピアノでゆっくりとはじまり、序々に包み込むようなホーン&ストリングスを臨場感たっぷりにアレンジした”If Only Sometimes”のオリジナル2曲。そして、90年中期の〈OTHER〉や〈LUXURY SERVICE〉といったレーベルを中心に、IDJUT BOYSやKENNY HAWKSとの交流も深く、HARVEYの名リミックスを収録したシングル”Techno Powers”でも知られるイギリスの古株・A MAN CALLED ADAMによる、生っぽいビートをサウンドシステム加工したリミックス”Stars Festoon (A Man Called Adam Mix)”(sample3)も絶品です。
90年代後期より活躍しているニューディスコ・ユニット・FAZE ACTION兄弟の片割れであり、昔大阪に住んでいた時期もありAHBオーケストラの立ち上げの最初期メンバーとしても知られるROBIN LEEが、ヴォーカル兼マルチ・インストゥルメンタリスト・ED BEGLEYと組んだニュープロジェクト・DOS PALOS、はやくも1stシングルからのリミックス盤がリリース!同じくイギリスの古株であるJOHN TYE & PETE FOWLERコンビのサイケデリックなチルウェイヴ・ユニット・SEAHAWKSによるリミックスは、原曲にアナログシンセやギターなどを足しつつ色んなスペクトルのダブミックスを手入れしたセミ・インストゥルメンタルになっていてリスニングにもいい感じ、”I've Been Around (Seahawks Ultra Remix)”(sample1)!ピカデリーのスタッフでもあるEL DIABLOもやはりオリジナルに馴染むようにクラップとシンセをふわりとミックスした感じの仕上がり”Lady Of The Westway (El Diablos Remix)”(sample2)、そしてレーベルのボス・ B.J. SMITHはあらたな中域のストリングス・アレンジとキックを加えて印象を変え、さらにエモーショナルな10分超のロング・トラックをメイクしています。
元AKWAABA、〈CLAREMONT56〉主宰のPAUL 'MUDD' MURPHYとのSMITH & MUDDや、HOLGER CZUKAYとのBISONやCRAZY PENISとのWHITE ELEPHANTなど、長年に渡って多くのプロジェクトを抱え多くのヒットを仕掛けてきたマルチ・インストゥルメンタリスト・BENJAMIN SMITHの放った、MOS DEF”Umi Says”&PHARCYDE””Runnin'"のアコースティック・カヴァーが大ヒットしたこのシリーズ「Dedications to the Greats」のパート2!今回は、アンドレ3000とビッグ・ボーイ率いるジョージア出身のヒップホップ・グループ・OUTKASTにフォーカスを当てた12inchサイズが登場!'03年にリリースされたワールドヒットの”Hey Ya”をフォーキーなレイドバック・ジャムで再現したAサイド、そして同年のリリースでもあるメローナンバー”Prototype”をしっとりと決め込み、さらには"SpottieOttieDopaliscious"のホーンセクションまで飛び出す清涼感のあるカヴァーも極上!緻密かつプロフェッショナルなアレンジと夏の追い風に、ただただ身を任せていたいチルアウト・チューン!
〈TIRK〉の前身であった名門〈NUPHONIC〉を中心に90年代後期より活躍しているニューディスコ・ユニット・FAZE ACTION兄弟の片割れであり、昔大阪に住んでいた時期もありAHBオーケストラの立ち上げの最初期メンバーとしても知られるROBIN LEEが、ヴォーカル兼マルチ・インストゥルメンタリスト・ED BEGLEYと組んだニュープロジェクト・DOS PALOSがデヴュー。PHIL MISONのCANTOMA PROJECTのメンバーによる壮厳かつ優美な歯切れの良いセロが響き渡る、サイケデリック風味なAOR”Lady of the Westway”(sample1)、まったりとフォーキーにレイドバックしたSTEELY DANやMICHAEL FRANKSあたりの影響が濃く出た”I’ve Been Around”(sample2)、ナイスなカップリング7inchです。
リエディット・レーベル〈KAT Records〉も主宰するDJ、PHAT PHIL COOPERが運営するもう1つのフォーキー&エレクトロニック・ソウルなレーベル〈NU NORTHERN SOUL〉がフックアップする、ロンドンのニューカマーABIMARO & THE FREEのリミックスがヴァイナルカット!LAURA MVULAやESPERANZA SPALDINGらを引き合いに出されるどっしり腰の据わった歌唱力を持った紅一点のジェルー系UKヴォーカリストABIMARO GUNNELLとベーシストのJAMES BEATTを中心に、「FREE」というだけあってその都度ミュージシャンがかわるがわるに参加するという自由形態をとっており、今回は一足先にシーンで活躍していたマルチ・キーボーディストのALEX MONTAQUEによる美麗でエモーショナルなグランドピアノを起用した楽曲”Mask”をフィーチャー。やはりなんといってもオリジナル(sample1)が最高。後半にかけてギアアップしていくタム・ドラミングが印象的です。そして、お得意のベースラインに差し替えたSMITH & MUDDのチルアウト・ダブ(sample2)、その片割れB.J.SMITHによる流れるようなオーガニック・ミックス、原曲のトーンをキープしつつ、クラップやリヴァース・エフェクトで味付けしたタスマニアのLO TIDESによるリミックス(sample3)も魅力的。新人とは思えないポテンシャルを感じさせてくれる一枚。
Smith&Mudd、White Elephant等として活動するプロデューサーB.J.Smithのソロ作で、なんと、Mos Def「Umi Says」とPharcyde「Runnin'」の2曲を、アコースティックにフォーキーなバレアリック・ソウルでカヴァーしたもの。アイデアも最高ですが、その出来具合、そして心地よさは絶品です。今後の動きも注目ですね。 (コンピューマ)
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Torn SailのベーシストJohn Thompsonと2TONEのThe Selecter、Bent、Crazy Pなどに関わってきたHenry 'Claude' ScottのプロジェクトBrown Fangと Torn Sailのスプリット。シンセサイザーサウンドと哀愁のギターサウンドのA-SIDEと、メディテーショナルなスペース・ギターのB-SIDE。 (サイトウ)