こちらもアナログ再発。ARTHUR RUSSELL'86年名作アルバム「World Of Echo」。当時UK盤をリリースしたインディペンデントの最重要レーベルだった〈ROUGH TRADE〉から。
アーサー・ラッセル1986年にリリースされたソロワーク、永遠の名作「World Of Echo」。「Wax In The Vain」、「Tree House」といったダンス・クラシックスのドラムレス・ヴァージョンやフィル・ニルボックの映像のために録音された曲など。そしてオリジナルではラストを飾る圧巻のディープソング「Let's Go Swimming」。声、チェロ、リズムマシーン、エコーのシンプルな構成をベースにしたマジカルなサウンド、幻覚的淡さと裏腹にアーサー・ラッセルの息使いまでとらえた生の生々しさが刻み込まれています。86年のシングルLPの内容をリマスター、未発表のマテリアルを加え2005年にリリースされたAUDIKA盤と同内容、オリジナルのUS UPRISE版を再現したスリーヴ2LP。ROUGH TRADE盤! (サイトウ)
Arthur Russell晩年の「World Of Echo」以降に制作され未発表だった貴重な音源をコンパイルした「Picture Of Bunny Rabbit」がRough Tradeと彼の未発表アーカイヴをリリースしてきたUS Audikaの協力でリリースされました。UK〈Rough Trade〉盤のバイナルをストックしました。
1986年エイズと診断された年に発表した傑作「World Of Echo」前後に制作された2枚のテストプレス、未発表音源のコンパイルがリリースされました。アーサー・ラッセルを象徴する曲で幾つかのバージョンが存在する「In The Light Of A Miracle」のレアバージョン、彼が飼っていた「うさぎ」にちなんだタイトル曲「Picture Of Bunny Rabbit」などを含む9曲。ほとんどの曲が、ニューヨークのワールドトレードセンターの真向かいに位置していたバッテリー・サウンド・スタジオと、イーストビレッジにあるアーサーの自宅スタジオで、エンジニアのエリック・リジェストストランドと共に録音された。多層に重ねた音、ミキシングや編集による実験、そして自身の歌、声を使った楽曲まで、1993年に亡くなるまで発表されることのなかった音源ですが既発の音源に劣らない輝きを持った素晴らしい音源の数々。ストックしています。 (サイトウ)
UKロックおやじの哀愁と珠玉のオリタナティヴ美麗ピアノ・ダブの味わい深い艶やかさに感涙する、Dennis Bovellによる極上の抒情的ダビー・リミックス傑作D1「Swanky Modes Dennis Bovell DubMix」(sample1)を筆頭に、オブスキュア・レフトフィールド・オルタナティヴ・ディスコB1「Am I Missing Something? PIlooski/Jayvich Late Night Mix」(sample2)、アシッディ・エレクトロ・ファンキーなモダンUKハウス・リミックス説得力のC1「House Music all Night Long Greg Wilson & Che Wilson Remix」(sample3)、エレガント正統派エレクトロニック・ヴォーカルディスコB2「House Music All Night Long Hot Chip Remix」、80’sマシンガン・エディット的ロッキン・ビートがヒプノティック・ファンキーに炸裂するC2「Do The Pharaoh by Minsky Rock」などなど、フロア即戦力となる8リミックスを2LPに収録。 (コンピューマ)
PANTHA DU PRINCEことHendrik Weberの3rdアルバム「black noise」からのシングルEP。タイトル曲「The Splendour」はアンビエント・ノイズ・環境音・テクノ・エレクトロニカといった音像から、静寂で真っ白な世界が突き抜け、美しいストーリーが展開する彼の世界観の出た好内容。DJ的には「sach mal baum」がディープ・ドープ・テックでかっこいいかな。 (saitohideyuki)
当時、ポストパンク/ニューウェイヴ前夜、Rough Tradeレーベルのカタログ番号2番としてリリースされた本作はホレス・アンディのクラシックを郷愁感たっぷりなメロディカでなぞったインスト曲。今回のリイシューにあたり、当時のクラシック・スリーヴを再現し、デニス・ボーヴェルやマッシヴ・アタック仕事で知られるマルコ・ペリーによってリマスタリング、ヴァイナル・カッティングが施されたファン必携アイテム。この時代の何か特別な空気を纏った奇跡的7インチの嬉しい復刻。 (コンピューマ)