同じく本レーベルにてボリューム1&2に分け復刻がなされた「Alternative Funk」シリーズでもお馴染み、VOX POPULI!が主宰を務めたカルトDIYポストパンク・オルタナティブ処〈VOX MAN RECORDS〉手掛ける「Audiologie 5 et 6 (Ethniques Urbaines) 」(1988)「Audiologie N°4 - The Independant Psychedelic Trip」(1987)というサイケデリック・エスニックサウンドを集めた2種のカセットコンピレーションから編纂。アヴァンなサイケデリック、エスニックワールドミュージックの温かみを備えたセレクション。トラックリストから全曲試聴できます。 (Akie)

これまでにも〈EMOTIONAL RESCUE〉や〈PACIFIC 231〉も復刻を手がけ、80年代から現在も尚カルトな人気を誇る複合インダストリアル・パワーエレクトロニクスプロジェクト”VOX POPULI!”が1987年に放ったダークアンビエント傑作が再発！今回はEXQUISITE CORPSEなどの名再発でも知られる〈PLATFORM 23〉より。ブードゥー教の儀式主義と創造性が宿るMYTHRAのボーカル、AXEL KYROUもコンクレートミュージックへの造形が結合した脳内トリップアンビエント、ドローン即興演奏。リマスタリングリイシュー。 (Akie)

EXQUISITE CORPSEの復刻ワークでも知られる〈PLATFORM 23〉から！創設者であるRICHARD VAN DELLENとANDRIES D. EKERをコアメンバーに、実に40年間あらゆるフォーマットで作品を発表しつつける蘭地下の実験音楽共同体DE FABRIEK (THE FACTORY)の希少カセット音源がまさかの復刻。P-FUNKに聞き取れない話し声サンプルが入り込んだ10分越えのセッション「Lullabye」(sample1)、ダウナーなコードに導かれるマシンダウンテンポ「Come Down」(sample2)。強癖なオリジナル、かなり弄りにくいソースに安定感を持たせたリミックス２種は流石。2x12inch、ダブルパック仕様！ (Akie)

1980年に出会い、現在に至るまで"DUBNOIZ COALITION"として低音・ノイズ・ディストーションを探求してきた2人がアシッドハウスにチャレンジした秘宝が30年の時を経て再発。ユニークなSEが飛び交う音の亜空間でアシッドハウスを展開した「Fari 116 Version #1 」(sample1)から、蛇行するハイトーンなアシッドラインに軽快なマシンビートを組み合わせた「Fari 116 Version #3」(sample2)など。アシッドハウスの基礎を、SEやダビーな低音で探求した怪作。オリジナルは白ラベルにて限定プレスでリリース。 (Akie)

TELEVISIONやTALKING HEADS才能を産んだNYCのCBGBでも活動し、演劇的でコンセプチャルなライブパフォーマンスをしていたMODE/IQ aka MODESの83年のEPを〈PLATFORM 23〉が再発！JAZZANOVAが選曲したシンセサイザーファンクのコンピにも収録された「Competition」はこれに収録。ルーズにグルーヴする感じがミニマルに続いてヒートしていきます。 (サイトウ)

オリジナルは「Alternative Funk」というレコード作品、そして「Alternative Funk Vol I」、「Alternative Funk Vol II」という二作のカセット作品（すべて1985年にリリース）から選曲してリイシューしているシリーズがこちら。LIQUID LIQUIDのDENNIS YOUNGや独電子音楽会のレジェンドAMUS TIETCHENS、そしてAlternative Funkシリーズ首謀者であり〈VOX MAN RECORDS〉の主宰VOX POPULI!など短めな曲が15曲入った作品です。ジャンルを超えながらもなぜか統一感があり、それぞれの曲が良いのもありますが編集力が抜群に素晴らしく1枚の作品として完成されたコンピレーションのお手本のような１枚。 (日野)

〈EMOTIONAL RESPONCE〉や〈EMOTIONAL RESCUE〉、〈SACRED SUMMITS〉等にも関わるSTUART LEATHが主宰するもうひとつのレーベル〈PLATFORM 23〉から、90年代のオランダのEBMが、ニュービート、テクノ、トランスへと移行していくシーンで活動し、近年、再評価高まるPSYCHICK WARRIORS OV GAIAのROBBERT HEYNENの別プロジェクトEXQUISITE CORPSEのレア音源をコンパイルし現在に送り出すプロジェクト「Between Rhythms」と名付けられた４部作の第3弾。当時のアートワークを手掛けていたVENUSことDEBBIE JONESがメンバーに加わった93年の2NDアルバムから「Point Zero」で幕開ける。ゆったりめのグルーヴの「B K S」(sample1)やRAWでトライバルな「Traditional Ties With Dreaming」、じっくり展開するプログレッシヴなシンセサイザーダンス「Elevator」4曲。どれもオールドスクールな雰囲気の中に驚きの音の感覚が込められた数珠の名曲。 (サイトウ)

90sのトランス/プログレッシヴ~アンビエント、トライバル魅惑のサウンド！オールドスクール/LO-FIな感触の中にアフリカンに影響された洗練のリズムの構成やシンセサイザーワーク、聴き込むほどに素晴らしいディープトラックス。PSYCHICK WARRIORS OV GAIA(PWOG)に続いてこちらの音源も数珠の名曲ぞろい。 (サイトウ)

1992年の名盤「Reassembling Reality」に収録の「Honeymoon」、「Strange Attractor」、「Inner Light」から「Calling The Quarters」,「Dream Night Dance Music」から「Etoiles」。プログレッシヴやトランスへと向かうシーンの、カテゴライズ不能なトライバル、LO-FIエレクトロニックダンス。 (サイトウ)

電子音楽全開であったり、コラージュのようなものやノイバウテン的（！？）荒々しいパーカッションが飛び交うものまで、ファンクとしてまとめながらもオルタナティヴに綴られたコンピレーション。この類のコンピの中でも頭一つとびぬけて面白く、編集者の手腕が光りまくってます。NEW WAVEな流れからも、辺境発掘的目線でも楽しめる色々な人に聴いてもらいたい作品。ラストの曲(sample 3)とか7インチでほしい！tracklistからも他の曲を聴いてみてください。 (日野)

HOUSE OF TRAPS(LINKWOOD)と〈EMOTIONAL RESPONCE〉主宰のSTUART LEATHによるマニアックな再発レーベル〈SACRED SUMMITS〉でPSYCHICK WARRIORS OV GAIAのEPを再発した流れか、STUART LEATH主宰のもうひとつのレーベル〈PLATFORM 23〉から、EXQUISITE CORPSE名義での新作、４連作をリリースする「Between Rhythms 」シリーズの第2弾が到着しました！'90年代初頭のレア音源。アーリレイヴ、アナログな質感のプログレッシヴハウス、ディープなトライバル、コズミックなサウンドで今の感覚で最高なトラックス。推薦！ (サイトウ)