- 12inch
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Terre Thaemlitz
Deproduction EP 2 不産主義
Comatonse
- Cat No.: C.027.EP2
- 2024-06-18
アブストラクトなジャズ/エレクトロニクスのベストセラーなアルバム「MA」以降、アクティヴにリリースを続けるIVAN SMAGGHEとRUPERT CROSSのプロジェクト新作はハーバートをヴォーカルに迎えた新曲「In The Morning」。作詞MATHEW HERBERT。もうよくわからない世界です。B-SIDEは、こちらもユーモラスなストレンジ・エレクトロ「MMMMMMM」。それぞれリミックスも素晴らして「In The Morning」はエディットの奇才PILOOSKI。エレクトロニック・ミュージック、ダブのユニークさ、実験の楽しさ全開のミックス。PILOOSKI、この人はホント、リスペクトしておりますよ。オカシな世界です。80sコンパスポイントのサウンドのような、バレアリック的温度感でもある。B-SIDEは、変拍子、ねじれて変調するエレクトロ「MMMMMMM」。HOENY SOUNDSYSTEMのJACKIE HOUSEが、ゲイ・アイデンティなSFの友人達KEVIN CLARKEとMARK Bによる寸劇、チージーな魅力、X-RATEDなユニークさのエレクトロ。リミックスを提供しています。〈HUNTLEYS & PALMERS〉のサブレーベル〈BELTERS〉から〈HUNTLEYS & PALMERS〉の10周年記念リリース! (サイトウ)
2017年にオリジナルメンバーであるSTEVE BRONSKIが新たなメンバーを加えて再始動したことにより話題となったBRONSKI BEAT。80年代半ば、同時期に隆盛を迎えるユーロビート/ハイエナジーの先駆けとも言えるシンセオリエンティッド・ポップ。やはり1番の特徴はJIMMY(リリース後に脱退)のファルセットヴォーカル、一度聴いたら忘れ得ぬ哀愁の響き。特にこのデビュー作には、ニューウェイヴを代表するバンドの一つであるSOFT CELLのMARC ALMOND参加曲「I feel love」も聴きどころ。透明ビニールスリーブにピクチャーバイナルの仕様も良いです。 (Akie)
Track List
80年代アムステルダムの社会不安やドラッグが蔓延し、混沌としたパンクス達のシーン、廃墟で産れたアンダーグラウンド・カルチャーに身を置いたというトランスジェンダー・シンガーRICHENEL。ディスコやクロスジェンダーな派手やかなステージで活動していた様です。後にメジャーやハウス・シーンで成功を納める。彼女のデビュー以前のカセットテープでのみ存在する82年の音源を〈MUSIC FROM MEMORY〉がアナログ再発。オーバーダブされたシンセ・ファンクNEW WAVE、ナルシスティック・ブギー。LOW-FI 、プライヴェート感の魅力。アメジング、シンセサイザー&ヴォーカルの個性。プロト・ハウス。素晴らしい一枚。 (サイトウ)
ジョン・ウォーターズの「ピンク・フラミンゴ」等諸作でお馴染みの元祖巨漢のドラッグクイーン、DIVINEが, Bobby 'O'プロデュースでリリースした悪趣味HI-ENG「Native(Love Step By Step)」をF.G.T.H.の「Welcome To The Pleasuredome」エディットで話題を呼んだROBOT84がリディット!DIVINEの声はカットされてるので、あなた自身でどうぞ!B-SIDEのダブもマッド! (サイトウ)
ストーンウォール暴動のSYLVIA RIVERAやMARSHA P. JOHNSONをはじめ、JAMES BALDWINやHARVEY MILK、AUDRE LORDEやMARIELLE FRANCOといった政治活動家、シンガーのSYLVESTERからグラフィティライター・KEITH HARING、そしてFRANKIE KNUCKLESまで登場するPVも話題、NYで活動するイタリアン・プロデューサー・FIORIOUSが放ったLGBTプライドを鮮烈にシャウトするゴスペリッシュ・アンセム”I'm Not Defeated”がドロップ!そして、現代のダンスミュージック・シーンに於けるトランスジェンダー・アイコン・HONEY DIJONによる、すでに彼女によるヘヴィープレイでフロアを揺らせてきた、THE CRUSADERSの”MY LADY”の定番サンプル使いのリミックス”I'm Not Defeated (Part II - Honey Dijon Fiercely Furious Dub)”も収録した話題盤!
アレン・ギンズバーグを通してアーサー・ラッセルと出会って以来、長きにわたってパートナーとして数多くの作品を残すギタリスト、シンガーSTEVEN HALLの近年のプロジェクトNIROSTA STEELの新作はMIND FAIRの〈ROGUE CAT SOUNDS〉から12インチ・リリース。アーサー・ラッセルも参加して録音されたアレン・ギンズバーグの詩/曲から「Everybody Sing」のフレーズを抜き出したカバー。以前にネットでプレヴューされるもアンリリースドだった曲のようです。カオティックに飛翔するグルーヴが圧巻。MIND FAIRのリミックス(sample3)、B-SIDEにはCOLE MEDINAのリミックス2 VERSIONSを収録!B1はFrankie Knucklesへのトリビュート(sample2)最高なハウス・リミックス!以上名前の上がったアーチストでホモセクシャルの人は何人?アレン・ギンズバーグは" everybody is just a little bit homosexual, whether they like it or not. "と詩に残しています。 (サイトウ)
リスボンの女性アーチストVIOLET主宰のレーベル〈NAIVE〉から。シカゴの老舗クラブSmartbarで長年続くポリセクシャルパーティーで活動してきたDJ、ERIS DREWのデビューシングル。『今から23年前、Eris Drewは、彼女の後の人生を左右することになる、ヴィジュアル的にサイケデリックな体験をした。「1994年、あるレイヴが終わった後に、友達がMotherbeatという名前を思い付いた。自分たちの周りで鳴っているあらゆる音がパーティーの延長のように聴こえた瞬間だった...』
とはじめるRAの記事と、PODCASTもよろしければ。 (サイトウ)
TERRE THAEMLITZとROBIN RIMBAUD、BEN GALYAS 、LGBT(QO)をアイデンティティに繋がる3人による〈PREMATURE Recordings〉からのEP。A-SIDEはTERRE THAEMLITZとROBIN RIMBAUDによる「Terre loves Robin」。 BEN GALYASによる(Cloud Version)の B-SIDE。アンビエンスの中で繰り広げられる電子音楽とピアノのユニーク、かつ真摯、聴くべき素晴らしい音楽。 (サイトウ)
トロントのアフロ・カナディアン、トランスジェンダーのシンガーソングライター、BEVERLY GLENN-COPELANDの70年のデビューアルバム。シンセサイザーサウンドの「...Keyboard Fantasies...」も良かったけれど、1STはかなり違った志向。サイケデリック・フォーク、ニューエイジ・ジャズ・ヴォーカルのこのアルバムも素晴らしい内容。圧巻の演奏と、ミキシングのマジック、なにより声の力が圧倒的。驚異のサウンド!アムステルダムのクラブParadisoのイベントSUER SONIC JAZZが始めたレーベルの第1弾再発。素晴らしい! (サイトウ)
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「家族という西洋人間主義的な概念の背後にある厄介で不快で偽善的な権力の力学を、そしてそれがグローバリゼーションのプロセスを通してどのように国際的に機能するかを探究する。」86分の映像作品と、PDFテキスト、2つの長編のサウンドファイル、ボーナスのピアノ・ソロ、DJ Sprinklesの2つのリミックスのデジタルのオーディオ・ファイルを収録したSD CARDと10枚のカードがセットになったマルチメディア・プロジェクト「Deproduction 不産主義」から、アナログカット、第2弾。「ゲイポルノための」と副題にあるテクストのリーディングとピアノによる作品「Admit It's Killing You (And Leave) 」のピアノ・ソロ・ヴァージョンと、DJ Sprinklesによるダンスフロアでの機能を想定したリミックス。MP3では再生不可能な特殊な低音域、音響感に震える「DJ Sprinkles’ Dead End」。素晴らしすぎる!
※ジャケットに若干の背割れがあります。ご了承お願いいたします。 (サイトウ)