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Paul Demarinis
Songs Without Throats
Black Truffle
- Cat No.: BLACK TRUFFLE 041
- 2025-04-01
なんと5曲目「Quixotism(Part5)」(sample3)では、日本を代表するタブラ奏者U-zhaanとのセッションも収録。壮大な全5パートにもおよぶアカデミック・ミニマル・エレクトロニクスの淡々としたリズムと交錯する具体音やタブラ、ノイズなどとの気品と実験精神に満ちた音像に惹き込まれうっとりする。
全曲で参加したThomas Brinkmannによるエレクトロニクス・ミニマル・パーカッションが非常に効いている。
壮大な全5パートにもおよぶアカデミック・ミニマル・エレクトロニクスの淡々としたリズムと交錯する具体音やタブラ、ノイズなどとの気品と実験精神に満ちた音像に惹き込まれうっとりする。当時Editions Megoからのオリジナル盤ではRashad Becker & Dubplate + Masteringによるマスタリングでしたが、今回のBlack Truffleからのリイシューではレーベル信頼の名職人Joe Taliaがリマスタリングを施している。 (コンピューマ)
Track List
その存在自体がどこか神々しい領域にまで達しようとしているアヴァンギャルド・アンダーグラウンド・フォーク重要人物レジェンドRichard Youngs新作が再びBlack Truffleからリリースされた。
BPM79、どこか中近東の旋律にも聞こえてくるイマジナリー17分19秒にわたりゆっくりと展開するSide-A「Modern Sorrow」(sample1)、BPM77、より静謐なる祈りにも似たメディテーショナルな19分7秒、Side-B「Benevolence Ⅰ+Ⅱ」(sample2)も美しすぎる。Side-A「Modern Sorrow」リズムの打ち込みはほのかにSpoonin Rapをも思い出させてくれるかのような渋みにもグッとくる。ロバート・ワイアットの世界観とも通じるような神々の領域を彷徨い漂う名作。レコメンドとさせていただきます。 (コンピューマ)
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Eiko Ishibashi - synth, rhodes, flute, voice, sound collage、Joe Talia - drums、MIO.O - violin、Daisuke Fujiwara - alto sax、Jim O’Rouke - guitar, bass、Tatsuhisa Yamamoto - drums、Recorded at Atelier Eiko and Hoshi To Niji recording studio、Mixed and mastered by Jim O’Rouke at Steamroom、Cover artwork by Eiko Ishibashi、Design by Lasse Marhaug. 素晴らしくうっとりと魅了される。 (コンピューマ)
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きらめくギター・ハーモニクス、チューニングされたパーカッション、キュート電子ドラム、ホーン、アコースティックとエレクトロニクスの絶妙なバランス感覚、クラウトロック、モダン・テクノ・マナーによるパーカッシブなリズム構築。ヨーロッピアン・アヴァンギャルド・ポリリズム・ミニマリズムゆったりアンビエント優雅にアンサンブルされた20分近い「Set」2トラック(sample1)(sample2)を収録。Black TruffleボスOren Ambarchiもゲスト出演している。
アメリカのミニマリズムのアイコン達、USヴィジュアル・アーティスト/前衛的作曲家Arnold Dreyblattとの交流、Ostgut Ton内の実験的サブレーベルA-TONでのセッションや、モジュラー・パイプ・オルガン・システムの制作をEfdeminこと鬼才Phillip Sollmannと共同で開発するなど、音響現象に対する独自の科学的なアプローチ、そしてそこにポップな感性ユーモアのセンスが共存して探求されているのも非常に魅力的。 (コンピューマ)
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ラヴィ・シャンカール率いるアンサンブルで演奏、ジョージ・ハリソンとコラボレート、自身のグループ、ラガタラ・アンサンブルを率いたカマレシュ・マイトラのソロLP『Tabla Tarang』と同じく1985年4月のドイツ・ベルリンでのセッション、タブラのラウラ・パッチェン、タンプラのミラ・モルゲンシュテルンとマリーナ・キトスの伴奏によって40分以上にわたって演奏され録音された「 Raag Kirwani on Tabla Tarang」を収録。
伝統的な自由で浮遊するような展開部の演奏から始まり、マイトラの広々としたメロディックな即興演奏は、時に(マイトラも演奏していたサロードのような)撥弦楽器のようでもある。まるで、ドラムで演奏される微分音に、屈折したメロディ・パターンの音の連なりは夢見心地、何かマジカル魔法のようにも感じさせてくれる。マイトラがリズムのサイクルをより強く暗示し始めると、パッチェンがタブラで加わり、30分にわたるリズムとメロディーの探求が始まる。レコードではPart1 & 2に分けて収録されている。美しいアーカイヴ画像とローラ・パッチェンによる豊富なライナーノーツが掲載されている。マスタリングhaJoe Taliaによるもの。 (コンピューマ)
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Moinuddin(モイヌッディン・ダガール) and Aminuddin Dagar(アミヌッディン・ダガール)兄弟によるヴォーカル、モイブッディンの妻SAiyur(サイユール)によるタンプーラ、Raja Chatrapati Singh(ラヤ・チャトラパティ・シン)によるパカワジ(大きな双頭の太鼓)のみによる伴奏、神秘的たおやか瞑想的に思慮深く深遠にラーガされる貴重なドキュメント名演集。 (コンピューマ)
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ディープな微睡みメディテーショナル涅槃。Henry Wolff「Tibetan Bells」シリーズほどニューエイジ臭くないのも新鮮。 (コンピューマ)
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サイン波、エレクトロニクス、フィールドレコーディング素材、自身の繊細フォーキーなヴァーカル、Sophie Cooperによるテープエコーされたトロンボーンも印象的なメランコリックにゆらゆらと漂う音の調和が成された15分にもおよぶSide-A「Tokyo Photograph」(sample1)、そして、正弦波のテープ・エコーによるダビー効果ミニマル桃源郷エレクトロニクス、足で爪弾いたギター、尺八の音色もポエティックにハーモニーされたSide-B「The Unlearning」(sample2)のRICHARD YOIUNGSならではのロバート・ワイアットの世界観とも通じるような神々の領域を彷徨い漂う2トラックを収録。本人によるグリッド・レイアウトとタイピングされたジャケット・アートワークも美しい。 (コンピューマ)
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名人芸、革新的なテクニック、他の楽器や音楽以外の音を模倣する能力をして「ケーンの神様」と呼ばれるタイ・ラオスの竹製口琴ケーン奏者巨匠Sombat Simla(ソンバット・シムラ)の驚異的で圧巻の演奏を記録してアナログ化したもの。電子音のようなユニークで力強いケーンの響き、そして、ペンタトニック・スケールやリズムの疾走感が、アメリカのブルースともどこか相通じるような摩訶不思議な音世界に深く魅了される。森永泰弘が2018年にタイ・イサーン地方のマハ・サラカム県を訪れ、田んぼに囲まれた人里離れた場所でシムラに会い録音したSide-A5曲、さらには、パーカッショニストのマリ・ムードサンシーも加えたモラムを演奏した録音5曲をSide-Bに収録。森永泰弘によるレコーディング当日の詳細なライナーノーツ(英文)付き。伝統とモダンでユニーク革新がシームレスに融合した、マスター・ミュージシャンによる見事なドキュメント。 (コンピューマ)
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しかもそのうちの一つの楽曲は、Éliane Radigueが彼女の為に書き下ろした作品、Side-B「OCCAM IX」を収録。Side-Aには彼女の2023年の新しいソロ作品「A Song For Two Mothers(2023年)」を収録。たおやかな共鳴美学。音の処方箋。
Oren Ambarchi主宰Black Truffleからの入魂リリース。
Laetitia Sonami、Éliane Radigue、Paul DeMarinisによる写真とライナーノーツを掲載した4ページ少冊子封入。 (コンピューマ)
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未発表ライブ&スタジオ素材を新たに収録した完全版2LP。グレイト!!豪華見開きゲートフォールドジャケット、”Note on Furure Travel”と題された本人によるテキスト(英文)アーカイブ画像を掲載した12Pブックレット封入。
デジタルサウンド生成を利用したコンピューター・キーボード”TOUCHE"と、Buchla & Associatesの”300 SERIES”サウンドシステムを中心に、チベッタンシンバル、アフリカンハープ等民族楽器、タンバリン、ポッドラトル、手拍子等を交えながらして制作された妄想エキゾチック宇宙旅行イマジナリーな電子音響作品5トラック(LP1)、LP2には、これまで未発表だった、アルバム制作時の素材、そして、1982年にサンフランシスコで開催されたフェスティバル”Marvelous Unlimited Sounds in Concert”にて演奏されたライブ音源が収録されている。
宇宙ステーションにて魅惑のナレーションに導かれ宇宙旅行に誘われるA1「Station Oaxaca」(sample1)、時空を超えて遥か彼方の惑星へ旅立つA2「Time Arroyo 」、摩訶不思議惑星での祝祭ダンスA3「Corona Dance」(sample2)、オリエンタルなB1「Palazzo」、フリージャズ・スペーシーなB2「Nova Wind」などなど、ローカル宇宙とグローバル宇宙の間を行き来する、夢見心地のブックラー・サウンドシステムによる当時の最新鋭最前線の妄想宇宙エキゾチック・サイケデリック・シンセサイザー電子音楽トリップミュージックを存分に贅沢に堪能できます。そして 未発表だった18分にも及ぶ、Shackletonも真っ青、徐々に時空が歪んでくる呪術的ミニマル電子音響グルーヴのC1「Future Travel Patterns」(sample3)も最高すぎるのです。Robert Ashleyの作品でもおなじみ、David Rosenboom盟友Jacqueline Humbertが優しくキュートなナレーションを担当している。二人が共演作として発表した名作「Daytime Viewing」とほぼ同年代の作品というのも非常に興味深い。 (コンピューマ)
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即興演奏、オーケストラ作品、サウンド・インスタレーション、ピアノとの持続的な関わりを含みながら、1990年代後半からシカゴの実験音楽シーンの中心人物として活躍する才人Olivia Blockのニューアルバム「The Mountains Pass」がBlack Truffleよりリリースされた!!
彼女がニューメキシコ州北部の特定の山脈で過ごした時間、自然や動物の世界からインスピレーションを受けて制作された意欲作で、スティーブ・アルビニのエレクトリカル・オーディオで録音、その後、3年の歳月をかけてじっくりと編集されて完成したもので、ホワイトノイズと繊細で微細なエレクトロニクス電子音、室内楽的エレガントなピアノの旋律、 ハープシコード、オルガン、トランペット、そして彼女の歌声によって構成された、スピリチュアル・モダン・プログレッシヴ、叙情的フォーキー・ミニマリズム、ピアノ・アンビエントジャズ秀作。催眠的、新たな境地を探求する意欲作。全5トラック。 (コンピューマ)
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自身による本人が考案したダブルマニュアル・ハープシコードとプロフェット・シンセサイザーの演奏に、バスクラリネット、トラヴェルソ フルート、ヴィオラ、6弦ギターを加えたアンサンブル、純正律で繊細で優雅な旋律、優しいハーモニーによる、ブライアン・イーノのオブスキュア作品などを思い出させてくれる室内楽的心地よさとアンビエント的たおやかな落ち着きを感じさせてくれる、ハープシコードとアンサンブルの為の2つの楽曲「Resonant Tree」1 & 2(15:33)(15:32)を収録。 (コンピューマ)
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1998年オリジナルCDでのDavid Toopによるライナーノーツに加えて、本人による新たなライナーノーツも掲載。Lasse Marhaugによるニューデザインも眩しく美しい。 (コンピューマ)
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バリ島の伝統的なガムランの2つの音階を組み合わせた独自のチューニング・システムを使用したメタロフォンの電子音にも通じる荘厳なモダン・アコースティック・アンサンブル。バリ伝統音楽ガムランと、ハリー・パーチなどにも通じる自作楽器を使用したかのような挑戦的な現代音楽ミニマルミュージックとのスピリチュアル深淵なる素晴らしき出会い。伝統とのサイレンス静謐なるメディテーショナル・コンテンポラリーな音宇宙とのバランスが秀逸すぎる。人肌人力によるガムラン・ミニマリズムとメカニカルな響きのバランスが摩訶不思議な心地よさ。バリ島の文化における”memedi”と呼ばれる幻影や聖霊信仰をテーマにした2016年に書かれたSide-A「Ngejuk Memedi」(sample1)(sample2)、コロナ禍ロックダウンの最中の、不安と不確実性を音楽として2020年に形作られたSide-B「Likad」(sample3)の2曲を収録。 (コンピューマ)
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テナーサックス、アルトサックス、パーカッション、テープコラージュ、声による、ポスト・フルクサスな2018年アントワープでの録音。フリーミュージック、サウンドアート、即興音楽、スキマ、間合いが違和感なく自由に侘び寂び繋がる唯一無二のドキュメント宇宙な音世界。Oren Ambarch主宰Black Truffleからの名リリース。 (コンピューマ)
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小杉武久、Steve Lacy、Anthony Braxton、George Lewis等の即興音楽レジェンド達と共に制作した「Asparagas」サントラはもちろん、Richard Teitelbaum本人による1975-1976年にトロントのヨーク大学で録音されたムーグ・モジュラー・シンセサイザーとポリムーグ・シンセサイザーのための未発表の幻想的サイケデリックなコスミッシェ・ムジーク大作で、その後の「Asparagus」サントラ「Asparagus (Original Soundtrack) (sample1)の元ともなった「Asparagus(European Version) Part 1(sample2)&2(sample3)」を収録。(ちなみに、手描きアニメーションとストップ・アニメーションが駆使された18分ほどの実験アニメーション作品「アスパラガス」は、デヴィッド・リンチ監督『イレイザーヘッド』とカップリングでニューヨークのウェーバリー劇場で2年間もの間、深夜上映されたことで有名となった。)そして、Alvin Curran等をフィーチャー、2022年ニューヨークのルーレットで開催された記念コンサートで演奏されたフィールドレコーディング作品「Threshold Music」も収録されており、彼の貴重なアーカイヴ作品までも網羅した2枚組LP(見開きゲートフォルド・ジャケット仕様)。Richard Teitelbaum、Suzan Pittの両遺族の全面的な協力のもとリリースが実現したBlack Truffle入魂作品。Francis Plagneによるライナーノーツ、映画のアーカイヴ画像やスチール写真を掲載したライナースリーヴ封入。 (コンピューマ)
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サイケデリック・セラピーにおける音楽の役割の研究をテーマに、カリフォルニア中央部のセコイアの林での鳥のさえずりや虫の鳴き声のフィールドレコーディング素材をもとに魔法のようなデジタル・シンセシスによる音響処理によって時空や距離を超えて空間と時間が同時に膨張と収縮を繰り返す、奇妙な場所の感覚、非現実的な異次元空間での19分30秒に及ぶ音響体験ができるSide-A「2F」(sample1)、様々なビーチでの波音のフィールドレコーディング素材のフェードイン、フェードアウトを繰り返しながら、波のリズムとそれぞれの録音の奥行きと距離感において、ホワイトノイズと共に均質でありながらも絶えず変化するテクスチャーが作り出されながらメディテーショナル・セラピーにサイケデリックな色合いが淡く彩られる18分14秒に及ぶSide-B「O 」(sample2)を収録。 (コンピューマ)
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アンビエントで凛とした佇まいと、心地いい、たおやかな風がふいている。東洋思想的オリエンタル・メディテーショナル、禅的ミニマリズム、エレクトロニクス・ラーガ、実験ミニマル・テクノポップまで、PAUL DEMARINISならではのキュートで愛くるしいユニーク品格の電子音楽の数々がコンパイルされている。全曲最高。大推薦盤。トラックリストからどうぞ。 (コンピューマ)