オンラインのDJミックスメディアとしてスタートしたPinchy & Friendsからの12インチリリース。レフトフィールドなディスコ、エレクトロニック・ファンク。変則なリズミック・エレクトロのステップの中に、イーブンのステッパーズなビート織り込んだ「Buttoned Down」。ダブ感覚もばっちりの信頼の一人。ジャマイカの影響を受けた80s ClashやSpecialsなんかも彷彿させる「Pomegranate Dub」等々、どれもユニーク。 (サイトウ)

ダビー、バレアリック風味、ストリングスシンセ、プリセット的なハウスビートでひっぱりながら、2分をすぎるあたりからエレクトロニック・ベースラインがグルーヴはじめる展開。浮遊感のあるブレイクを抜けるとさらにプログレッシヴ、ドープなベースとアシッディーなシンセでネクスト・ディメンションへ。強力ダンスチューン。ダンス、イビザのビーチ、カラバデラをタイトルにした、スロー、バレアリックなど、レフトフィールド、バリアス・スタイルの４曲。実験音楽の領域だったようなものがダンスフロアのエンターテイメントにフィードバックされている。 (サイトウ)

MYSTIC JUNGLE TRIBE周辺MILRODやDreems、Alex Kassian、JazなどのリリースにScientist、Bill Laswellといったレジェンドもリミックスに起用したりと注目の〈Pinchy & Friends〉から。Jon TyeとのCherry Garciaでも知られるマンチェスターの才人Simon Hindle、Rüf Dugの12インチ。ステッパーズ・レゲエを下敷きにしたようなアブストラクトなハウス、エレクトロニック・ダンス・チューン。2曲。 (サイトウ)

マンチェスター拠点のDJ/ プロデューサー"RUF DUG"。〈Klasse Wrecks〉、〈Shall Not Fade〉、〈UNKNOWN TO THE UNKNOWN 〉などで多数のリリースを果たし、NTSではホストも務める大人気の彼が、昨年体制が新しくなった〈INTERNATIONAL FEEL〉よりリリース！イタロディスコレーベル〈Red Laser Disco〉へのオマージュとされるバレアリック・イタロディスコ"Manctalo Beach (Original)”。アップリフティングなベースラインと温かみのある古き良きシンセ。エキゾティックなメロディーは、決してうるさくなく、繊細さを兼ね備えながらも、情熱的に。そのダブバージョンB面は、スネアがディレイによってカオス化しているのですが、ベースやパーカッションと歩調を合わせているので、音酔いしない程度の秩序がギリギリ保たれていて面白いです。 (Ashikaga)

ブリストルの〈BANOFFEE PIES〉やエディンバラの〈LIONOIL INDUSTRIES〉、そして自身の居住するサウスロンドンの〈EARS HAVE EYES〉などボーダーレスに注目されてきた気鋭のデュオ・FYI CHRIS a.k.a. CHRIS WATSONがゲストマイクで参加、スペイシーなヴォコーダーをフィーチャーしたディープなエレクトリックブギー”Down 2 It feat. Watson”(sample1)、ロンドンの歌い手姉妹・NADINA MUSTAFA & SIENNA MUSTAFAが参加した”Fell From Stars”(※movie)もクール！＜RHYTHM SECTION INTERNATIONAL＞のボス・BRADLEY ZEROのフレッシュな歌声が魅力の”All U Get 2 Do feat.Bradley Zero”(sample2)、これから人気も出そうな女性シンガー・NATALIE WILDGOOSEをフィーチャーしたトロピックなデジタル・レゲエ”Sunrise feat. Natalie Wildgoose”(sample3)は、「YAM RECORDS」のZ LOVECRAFTによるダブ・ヴァージョンも収録です。

RÜF KUTZ主宰、JON TYE(LO RECORDINGS/SEAHAWKS)とのCHERRY GARCIA等、イギリスのアンダーグラウンド・ダンス・ミュージックのコアなところで活動してきたRUF DUG。Hollick 主宰の〈NO BAD DAYS〉から新作12インチ。エレクトロ、アシッド、レイヴ、IDM、オールドスクール・シンセサイザーまでエレクトロニック・ミュージックのカルチャーのエッセンスに根ざしたアンダーグラウンド・サウンド。 (サイトウ)

RUF DUGニュー・リリース！ANALOG SYNTHSIZERとカシオCZ-3000と、それぞれの回路の名が刻まれたスタンプラベルの12インチ。洗練のリズムと、サイファイ、アシッディーだったり、アーバンレゲエぽい感じだったりどれも魅惑のダンストラック。RUF DUG「THE eCZtasy」。 (サイトウ)

RÜF KUTZ主宰、SEAHAWKS、 〈LO RECORDINGS〉主宰のJOE TYEとのプロジェクトCHERRY GARCIA,〈KLASSE WRECK〉Sからのリリース、GLOWING PALMSとのプロジェクトでも奇才ぶりを発揮しているRÜF DUGの新作です。もうちょいライトにダビーなシンセ・バレアリックSHARIF LAFFREY(sample3)も！ (サイトウ)

〈GOLF CHANNEL〉のリリースが人気の、SEAHAWKSのJOHN TYEとジョイント・プロジェクト・CHERRY GARCIAとしても知られ、〈UNKNOWN TO THE UNKNOWN〉からSWING TINGの片割れ・SAMRAIとの共作シングルや、最近ではLUCA LOZANOとのコラボレーションなど、マルチサイドな活躍で注目されるプロデューサー・RUF DUGの傑作アルバム「ISLAND」からのリミックスカット！イビサのレイヴ黎明から活動するベテランコンビ・LEO MAS & FABRICEによる、パラダイス感覚の弾んだトラックにマンダラを描くアルペジオがナルコレプティックな気流を上げていく”Thank You Wally (Leo Mas & Fabrice Remix)”(sample1)、そして、RUF DUGの〈RUF KUTZ〉のネクスト13番が、リリース前にも拘わらずANTALやFRANCOIS Kがサポート、〈GHOST TOWN〉や〈RONG MUSIC〉からリリースをかさねてきた同郷・マンチェ☆の注目・ANDI HANLEYによる”Thank You Wally (Andi Hanley Remix)”(sample2)がご機嫌です！ミステリアスなオーストラリアのポスト・ニューエイジなプロデューサー・TROPICAL HI-FIによるマングローヴ林のいのちの揺り籠”Mangrove Dub (Tropical Hi-Fi Mangrove City Version)”(sample3)や、SEAHAWKSによるストーンなリミックスも秀逸。

妻が携わっていたBBCの番組「Death In Paradise」の制作の舞台である、カリブ海に浮かぶ西インド諸島のグアドループ島に便乗し３ヶ月滞在した際につくりあげたという、かのコンパスポイント・スタジオへのオマージュをコンセプトにした仮想カリビアンなチルアウト〜ダブ・トラックス！ディープに揺らめく遊び心もたっぷりなアイランド・サウンド全９曲。

最近では動物スタンプでお馴染みのノースイングランドのレーベル〈Blind Jacks Journey〉傘下の〈Crow Castle Cuts〉や、ロッテルダムのマニアック・レーベル〈Borneo Records〉周辺ともつながる、USブルックリンを拠点に活動しているシンセティック・デュオ・ZOOVOXのホームレーベル〈LECTRIC SANDS〉の、ゲストリリースのサブライン〈It's A Lectric World〉の第2弾！！マンチェスターのディスコ・ディガー〈RUF KUTZ〉主宰のRUF DUGによるいつものスタイル通りな、〈PPU〉周辺のプライベート・シンセファンクあたりにもシンクロしそうなインストな80'sエレクトロな”Ruffy's Day Out”(sample1)、”Late Cruise”(sample2)もイイですが、タイトル・チューンの”Magnetic Atmosphere”(sample3)がやはり最高でした。アナログの鳴りで強力な磁場を生み出すであろうシンセハウス傑作です！（そのダブバージョン”(Lectric Dub)”もトラックリストから試聴可能です。）おくればせながら入荷しました。

GREG WILLSON関連エディットや、＜PPU＞からのプライベート・シンセファンクあたりにもシンクロしそうなインストな80'sエレクトロ・ディスコA1"Scrolltext"に、レイドバックしながら直通ベースチョッパーが滑るA2"Ruffy & Kotterz"を収録したA面２トラック！おすすめです。B面には、サマーフィールな風が抜けていく上昇気流を扇ぐようなフュージョンシンセさく裂のテックハウス２トラック。意外にも、HARDWAX配給というのもナイスな１枚。