民族音楽複合拍子リズムをにインスパイアされた様なビートサイエンスと、シンセ・ベースラインを軸にしたグルーヴ、ダブワイズ、奥行きのある世界観、モダン・テクノ・ソウル「Penny Universities」。デジタルでのリードシングルだった「Late At Night」は、〈UNO NYC〉や〈AD 93〉からもリリースしているJames Kが参加。彼女もDJ RichardたちとのFunky Doodleで〈ANNO〉から、ソロで〈Incienso〉からもリリース、ヴィジュアル・アーチストでコスプレイヤーとしての側面もあるブルックリンのアンダーグラウンドの個性。アートワークは写真家でもあるレーベルのJenny Slattery。〈Incienso〉周辺も良いリリースが続きます。 (サイトウ)

Buttechnoが〈Incienso〉から12インチ・リリース。ダンストラックスです。 ミニマル、ポリフォニックに旋回するシンセベース、電子音。コズミックでサイケデリックな世界観、ブレイクを挟んでメロディを奏でながら進行していくテクノ、ハウストラック「green」で幕開けます。デジタルのリリースも取り扱いあります。 (サイトウ)

DJ PYTHON、CALL SUPER、BUTTECHNO、HUERCO S.と錚々たる名前が連なる〈INCIENSO〉に、自身のレーベルである〈HOJO CLAN（北条氏）〉をベースに〈SAMURAI MUSIC〉〈A14〉などから作品を出しているジャパニーズカルチャーラバーSHIKEN HANZOが登場！おすすめが荘厳な音響に幻術的なうめき声を漂わせたインダストリアルダンスホール「The Reaping (VIP)」(sample1)。ブリストイアンヴァイブス感じるハーフタイム「Darkest Entities」(sample2)、デトロイト志向なシンセパッドを潜らせた「Eightfold Blessings Of Amaterasu」(sample3)など。 (Akie)

DEEP REGGAETONなるキーワードを掲げたりもしながら、DJ WEY, DEEJAY XANAX, LUIS 等の名義を使いアンソニー・ネイプルズの〈PROIBITO〉や〈1080P〉,〈LOVERS ROCK〉, 〈EXOTIC DANCE〉等からリリースしてきたBRIAN PIÑEYROがDJ PYTHON名義でキャリア初となるアルバムリリースです。陰影深く、パワフルな音響、ベースとリズム構成を体感していただくとDEEP REGGAETONという意味も見えてくるような。フレッシュな名盤誕生。 (サイトウ)

LARRY HEADのハウスのセクシーさ、カリビアン・ベースミュージック、レゲトンのベース&ステップ。トライバルなリズム、エモーショナルなエレクトロニクス、祝福のアンビエンスの周波数、ユーモア。意識世界で幾何学のように編まれたように音が交錯して繰り広げられるようなDJ PYTHON「Angel」。アートワークも含めて素晴らしい境地。デジタル・ニューエイジの深度。B-SIDE 2曲もいい。「Mas Amable」同様重要なリリースとなりそうです。推薦盤！ (サイトウ)

Nicola Cruzからこれは絶対聴けと連絡あり楽しみにしてた一枚。Donato DozzyとNeelのレーベル、Spazio Disponibileから南イタリアの伝統リズムであるタランテッラを電気化したエクペリメンタル・トラックをリリースしたりと、Labyrinthに出演するディープテクノ勢にしては珍しいアプローチをするなと注目しておりました。果たして今作は期待どうりの新境地。イランの伝統打楽器トンバクの特徴的なつんのめったリズムは確かに彼の不思議なシンセワークとリズム感合うかもなと聴いているうちに発見。そこに２年間撮りだめたフィールドrec音源などミックス。サイケデリアとリチュアリズム（神秘主義）、かっこよすぎ。新しい。

＊＊＊今回入荷分はジャケットに背割れがあるため、お値引きさせて頂いております。ご注文前にご了承願います。＊＊＊ (Shhhhh)

本レーベル並びに〈ANS〉のヴィジュアルも担当するアートディレクターとしてもANTHONY NAPLESと深く関共謀、”VOSE106”や”snacs”という名義も使い分け活動してきたJOSH ABRAMOVICIのアルバム作品が到着！神秘ミステリアスなシンセアンビエンスを有しながら、どこか親しみのあるKORG音色が新しいアンビエントブレイクビートトラックス。「Soft Tissue」(sample2)や「Viewing Space」(sample3)の重くダビーなベースや、「Lab Rat Boogie」でのアシッド使いなど、さまざまなジャンル融合を果たした意欲作。トラックリストから全曲試聴できます！ (Akie)

〈HYPERCOLOUR〉からの作品、〈DECISIONS〉でのDJ PLEADとの共作などでフォロワーを集めるCOP ENVYの変名BIG EVER！メランコリックなシンセループ×スネアラッシュが疾走する「Rolled Into」(sample3)、打楽器ラッシュの底でベースが持続する「Burst Dial」(sample1)、リズミカルなトライバルパーカッションに感傷的鍵盤が不意に重なる「Otto」(sample2) など、一捻り加えて洗練されたダンス性。CALL SUPER、DJ PYTHONと〈INCIENSO〉は外さないリリースを重ねてます！ (Akie)

初回は即完売だった「Mas Amable」、追加プレス到着しています。レゲトン、ダンスホールにインスパイアされたドラム&ベースなリズムを刻みながらミニマルに旋回し、ディレイド・ヴォイスのループ、反復しながら変容し、リズムの構成もじっくり、覚醒を促すようなシームレスなアルバム。BEATRICE DILLONやGESCOMが引き合いに出されて紹介されています。スティーブ・ライヒのミニマルやテープミュージック、ポリリズムの影響も伺えるような。あからさまなニューエイジ感は薄れつつもディープなエレクトロニック。じっくり傑作の呼び名高い一枚。アナログ、マスタリングはMOOD HUT C.Z. Wang。 (サイトウ)

〈THE TRILOGY TAPES〉〈CITITRAX〉そして本名PAVEL MILYAKOV名義で自身のレーベル〈RASSVET〉でも良作を放出し続ける鬼才BUTTECHNOの新作リリース。塩梅の良いエフェクト処理とディティールの細かいシンセワークの「Dubber Funk 」、ファンキーなベースラインとステッパービートの掛け合わせがハンサムな「Dub Hole Funkin」ダブテクノなAサイド。対してBサイドはアシッド遣い。まず「Orient Acd」、この曲のシンセサイザーの差し引きによる展開作りが素晴らしい。そしてコミカルにハイトーンリフを散らした「Rz Bass」もUKF好きにも聴いて頂きたいキラーミニマル。彼の直近のリリースの中でも特にフロア目線な１枚、全曲いいのでトラックリスからも是非。 (Akie)

〈COLLECT-CALL〉〈RUBADUB〉からのリリース、タリンのナイトクラブLEKKERの設立など、エストニアアンダーグラウンドのキーパーソンROBERT NIKOLAJEV！電話口の会話サンプリングを巻き込みシンセサイザーがループする「12 Am Monday」(sample1)。淡白なドラムマシンと進行するアンニュイなメロディ「Plasticine」(sample2)、そしてスロービートとエレクトロニックベースに哀愁シンセを射し込んだ「Left」(sample3)の２トラックは電子音楽創世を思わせるプロトな響き。シューゲイザーにも近い音の層を成したシンセアンビエント「Lumipoly」まで、壮大でエモーショナルな世界観を形成。 (Akie)

DJ FETT BURGER, JAYDA G,ROZA TERENZI,NUMMERなど名だたる先鋭がリリース、当店でも屈指のレーベルであるメルボルン〈BUTTER SESSIONS〉の舵取りが満を持してのフルアルバム！浮遊性のアンビエンスと303交錯するレイヴィなエレクトロ、低速テクノ、ノイズジャズ、、ロウサウンドで持ってジャンル越境。KUNIYUKI氏と共にシネマティックなメロディスケープを展開したディープエレクトロ「Morning Sequence」(sample2)や、スクラッチ＆ブレイクを短くカットコラージュしたアシッドテクノ「Danza Mart」(sample1)などは流石。フロアでも機能しやすい尺を取った2LP仕様、トラックリストからもぜひ！ (Akie)

MUSIC PEOPLEやDISCO MANTRAといったMOOD HUTオールスターなプロジェクトやJACK JやJEX OPOLIS、REGULARFANTASY作品はじめエンジニアとしても活躍するC.Z. WANGとJOLI Bのプロジェクト。ファンキーなベース、アラビック、エキゾチックな雰囲気も漂う「Olympus Mons」、上昇するアナログなエレクトロニックな「Second Cycle」、ユニークなブレイクビートの「Work It Out」。キックとかベースとか、超ぶっといの伝わるでしょうか。どれもユニークでドープ、異空間なナイス・パーティーチューン。 (サイトウ)

Good Morning Tapesからのミックステープ「Mineral Sequences」、Physical Therapyのレーベル〈ALLERGY SEASON〉のコンピレーション「Physically Sick Vol 2」に曲を提供するなど、食と音楽をベースにNYCでの活動を広げるKIKI KUDOさんのソロ・デビュー作。ANTHONY NAPLESとJENNY SLATTERY主宰のレーベル〈INCIENSO〉からのアナログ・リリース。ハードウェアの電子音楽、ユニークなサウンドスケープ、トライバル、数遊びのようなリズム感覚。繰り広げられる謎のスピリチュアル感@キッチン。映像も最高。RVNG周辺のモダン・ニューエイジ感覚につうじる。 (サイトウ)

NYCの気鋭ANTHONY NAPLESが始動し、DJ PYTHONのフルアルバムリリースで幕を開けた〈INCENSIO〉第二弾は、ニューヨーク拠点の才女BETA LIBRAE！持ち味である丁寧かつ柔らかいエレクトロニクスで組み上げられてます。多重の音のレイヤーにも関わらず煩雑さを感じさせず、耳に馴染ませる丁寧な仕事。ディープハウスからダウンテンポテクノまで、その幅の広さも魅力。神妙なアンビエント「Shy」から幕開け、レイビーなブレイクビーツ「New Feelings」で締める鮮やかさ。トライバル×エレクトロニクス「Canis Major」グッとBPMを落としたオリエンタルトラック「Pink Arcade」が素晴らしい。12吋が２枚の仕様も有難い。 (Akie)