Tag: experimental
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Naturalisten
Forms
E2-E8
- Cat No.: E2-E8 07
- 2025-06-27
FOREST DRIVE WEST手掛けるトライバルパーカッシブなリミックスにも注目の一枚。英国ポッドキャスト〈UNKNOWN SPECIES〉創設者のひとりRADO BOGASCHの新名義NATURALISTENがファーストEPを発表!ベルやモジュラーを精密にプログラミング、ディープテクノからミニマルドラムンまで幅広く展開。
ロンドンの新興電子音楽レーベル〈E2-E8〉新作!コールドなシンセアンビエンスに呪術のようなベルがデザインされたミニマルブロークンテクノ「Release The Tension」(sample1)は、リズム職人FOREST DRIVE WESTが打楽器を追加しシンコペーションさせた「Rekease The Tension ('Rising Tension' Remix)」(sample2)も素晴らしい。ポリリズミカルなモジュラーテクノ「Against The Tide」(sample3)まで、緻密なプログラミング技光るテクノワークアウト。 (Akie)
Track List
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Andrew Pekler
New Environments & Rhythm Studies
Faitiche
- Cat No.: fait-38LP
- 2025-06-27
Jan Jelinekのレーベル〈Faitiche〉からAndrew Peklerの2025年新作。同レーベルからの前作、幻の島々での空想的エキゾチカの流れを汲みつつ、架空のエスノグラフィーをさらに深化させるバイオエレクトロニック音響意欲作!
約3〜5分のエレクトロアコースティックなアンビエントトラックと、短尺のリズムの実験スケッチが交互に現れる構成のアルバム。虫の声や水の音からパーカッションまで、フィールド録音かと思うと人工的に模したものであったり、合成音のように聴こえるものがフィールド音であったり。また人為的に模したものかと思うとそうではなかったり。有機音と無機音が互いに模倣し合い、遊ぶように編み込まれたユニークな逸品。虚実不明の、温かくミニマルで濃密なポリリズムによって深いところで揺さぶられる幻惑の音楽。やはりこの人面白いです。マスターはGiuseppe Ielasi。アートワークはMorgan Cuinet。グラフィックデザインにDmytro Nikolaienkoという納得の顔ぶれ。DLコード付き。 (足立)
Track List
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Kirk Barley
Lux
ODDA Recordings
- Cat No.: ODA05M
- 2025-06-26
イングランド北部ヨークシャーの田園風景と異界が広がるミニマリズムな音的イマジナリー世界。Bambooman、Church Andrewsといった名義でも活動し、Matthew Herbertの〈Accidental〉などからレフトフィールドなクラブ・サウンド作品も出してきた才人Kirk Barley。2023年のアルバム『Marionette』の続編であり新作『Lux』が、〈The Leaf Label〉傘下、Thea HDが運営する〈ODDA Recordings〉からリリース。
坂本龍一やFUJI||||||||||TA、Akhira Sanoらの作品も擁する〈ThirtyThree ThirtyThree Records〉からもリリースしていた、本人名義の3作目。短いサンプルのパレットを用い、フィールドレコーディングを織り交ぜながら、前作以上に楽器奏者・サウンドデザイナーとしての技巧が際立っています。地元ヨークシャーの風景、気候、地質からインスピレーションを得て、アンビエント〜ジャズ〜クラシカル〜エレクトロニックの狭間で揺れる、メルヘンへの導入剤にもなりそうな一作。「Vita」「Sprite」「Descendent」といった曲で顕著な非標準音階の神秘的で妖しく自然のエロスも感じられるメロディーに、小さく乱反射する光と虫たちの捻れたリズムのトリップ感覚は要傾聴。Oliver Pittによるリソグラフプリントのアートワークも美しく呼応しています。 (足立)
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Memotone
Pruning
Discrepant
- Cat No.: CREP093
- 2025-06-26
〈Sähkö〉〈The Trilogy Tapes〉〈Soda Gong〉〈Folklore Tapes〉と名だたるレーベルから精力的に作品を発表しているブリストルのMemotoneが、ロンドンの奇怪な名門〈Discrepant〉に初登場。相性抜群な、第四世界アンビエント、ジャズ・フュージョン、ラジオフォニックなSF的サイバージャングルを展開。
過去の未発表音源を、タイトル『Pruning(剪定)』の元にまとめた単なる寄せ集めではない造形美を感じさせる一作。第四世界やECM、エキゾチカとSF的メタモルフォーゼが非線形に交差する、Will YatesことMemotoneのめくるめくアイデアの奔流を覗き見れる。レインフォレストのようなアトモスフェリックなトラックから、不意に訪れる温かで虚なトロピカルギターの「Not What I Thought」や、Mike Cooperがダンジョンを駆け抜けるようなコズミック・ブギーブルース「Jim Starling and The Inverse Church」など、それぞれが独立しながら一つの巨大な器官を形成しています。全10曲の理想的なエスケープ。マスタリングはRashad Becker。 (足立)
Track List
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- New Release
Bernard Parmegiani
Lac Noir / La Serpente 1992
Sub Rosa
- Cat No.: SR464V
- 2025-06-26
ピエール・シェフェールに師事しフランスの電子音楽研究機関GRMの中核人物でもあった孤高の巨匠ベルナール・パルメジャーニの1992年未発表音源!!"蛇女"を題材にした悶絶のミュージック・コンクレート傑作。ゲートフォールド・ジャケット。
同国の映像作家/現代美術家Emmanuel Raquin-Lorenziが、1976年にドラキュラの舞台としても知られるルーマニア・トランシルヴァニア地方のネグレニの秋の祭典で「蛇女(snake‑woman)」のビジョンと出会ったことが契機となったマルチメディア作品『Lac Noir』の一部として制作された本作。1990年から1992年にかけて蛇女の地のフィールドワークで収集された素材を元に、音響によってこの蛇女のイメージを描き出す試みのミュージック・コンクレート。神秘的で官能的。フォークロアとファンタジーの驚異的なミックスで描かれる、シュールかつ多彩に展開する知覚のドラマ。全曲かっこいい。マスト。 (足立)
Track List
- CD
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Phazmidi
Kross Iteration
SLIDE MOTION
- Cat No.: SLIDE-004
- 2025-06-25
独自の視点個性的リリースが続くSLIDE MOTIONから2023年にリリースされた第4作目、東京を拠点に活動する電子音楽家、Phazmidiによる1st EP「Kross Iteration」傑作CDをストックいたしました。BPM140-180(70-90)ほどを中心に、リズムを鋭く深く探求したテクノ・エクスペリメンタル・ソリッド最深部。圧巻9トラック収録。
リズムに焦点を当てることをスタイルとする氏の実験精神が生むテクノは「ズレ」ることにより快楽性を増していく。 踏み込むように展開していくこの反復の交差は形式から外れたダンスを創造させる一枚。リミキサーには大阪を拠点に活動するトラックメイカー、Limited Tossを起用 。マスタリングはKuknacke、アートワークはKan Togashi、グラフィックデザインはGinji Kimuraが担当。 (SLIDE MOTION レーベル・インフォメーションより)
Track List
- 12inch
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Ø
Kuvio
Sähkö Recordings
- Cat No.: SAHKO00612
- 2025-06-24
MIka VainioがØ名義で1994年にフィンランド名門Sähkö Recordings最初期006番としてリリースした記念碑的ファーストアルバム「Metri」収録のテクノ・ミニマリズム・電子音響空間美学炸裂する名トラック「Kuvio」が12インチ・カット!!!
2017年4月12日に亡くなったPANSONICのメンバーであり、テクノイズ・エクスペリメンタル・シーンの新たな荒野を切り拓いた電子音響作家MIka Vainio が「Ø」名義でソロアルバムとしてダンスミュージックとしてのテクノ・ミニマリズムを実験性エクスペリメンタルと共存させながら探求した名作アルバム「Metri」収録のクラシック・テクノ名トラック「Kuvio」(sample1)が12インチ化(エンディングのみアルバムバージョンとは若干変更されております。)!!Side-Bには、1990年半ば、Jimi TenorによってSähkö Recordingsの映像作品「SAHKO - The Movie」のサウンドトラックとして制作されていた秘蔵音源で、彼の死後、Warpのオフィスにあったデモテープからの発掘から陽の目を見ることになった1993年制作の必殺トラック「Sahko Movie Soundtrack - Scene 1(Original Version) 」(sample1)を収録。永遠に色褪せることのないMIka Vainioによる2トラックを収録。マスタリングRashad Beckerによるもの。 (コンピューマ)
Track List
- 2LP
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Polygonia
Dream Horizons
Dekmantel
- Cat No.: DKMNTL109
- 2025-06-24
Bambounou主宰のレーベル〈Bambe〉のニューリリース。 Kangding Rayのレーベル〈ara〉や、〈Sure Thing〉等々からのリリース、RroseやSuaqmaとのコラボレーションもこなし、ここ5年くらいの間で先鋭的なダンスフィールド最も注目されてきたPolygoniaが、〈Dekmantel〉からフル・アルバム。
初回分の頃わずかですが、追加分も確保しています。アナログ入荷しています。 (サイトウ)
Track List
- 12inch
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Reinhard Voigt
Robson Ponte Remixe 2025
Kompakt
- Cat No.: Kompakt 494
- 2025-06-20
MIke InkことWolfgang Voigt の実弟、ドイツ・ケルンKompaktを代表するマッド職人ベテラン鬼才Reinhard Voigtによる待望新作は、彼が1999年にリリースした名盤「Robson Ponte」を再構築リミックス「Robson Ponte Remixe 2025」として再リリース!!
Thore Pfeifferによるオープニングにふさわしいこれからの始まりを予感させてくれるかのようなノンビート・リミックスA1「Dies ist die Geschichte von Robson Ponte (Thore Pfeiffer Remix) 」、BPM126、ストイック硬質ミニマル・ビート、反復するヴォーカル・サンプルのみでドラマチックに演出される自身によるリミックスA2「Robson Ponte (Reinhard Voigt RP25 Remix) 」(sample1)、BPM120、粘着ヒプノティック・サイエンスに時空を歪みテックハウスされるJürgen PaapeによるリミックスB1「Robson Ponte (Jürgen Paape RP7 Remix) 」(sample2)、BPM120、同じくJürgen PaapeによるリミックスB2「Robson Ponte (Jürgen Paape RP10 Remix)」(sample3)もKompaktマナー・エクスメリメンタルに秀逸。 (コンピューマ)
Track List
- LP
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Russell Haswell
Deep Time
Diagonal
- Cat No.: DIAG066
- 2025-06-20
Aphex Twin、Gescom, Florian Hecker and Merzbrowとコラボレーションでも知られるDiagonal Recordsを代表するアーティスト、フロアミュージックとノイズ・ヴァンギャルドの狭間を痛快に探求するエレクトロニック・テクノ・エクスペリメンタル鬼Russell Haswellによる同レーベルからの2年ぶりの新作ニューアルバム「Deep Time」が届けられた!!!
2023年の前作「Reality Therapy」が内省的内容の作品だったことに対して、今作「Deep Time」ではフロアサウンズとしてダンスミュージックの領域に迫るテクノ・エクスペリメンタル暴れん坊意欲作となっている。全8トラック。 (コンピューマ)
Track List
- 2LP
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- New Release
Spekki Webu
Neural Network
Beyond The Bridge
- Cat No.: BTB006
- 2025-06-20
再入荷!音響構築とリズムを革新し続けるオランダのダンスサイエンティストSPEKKI WEBUが遂にファーストフルアルバムを発表。周波数とテクスチャ、リズムまで、どれも精密にプログラミング&デザインされながらも変幻する生き物のよう。圧倒的没入感で突き進む前衛テクノ最前線。
サイケデリックトランス&レイヴテクノの見逃せないリリースを送り出す重要レーベル〈MIRROR ZONE〉の主宰を務めながら、カッティングエッジなプロダクションでDJ/コンポーザーとしても厚い信頼が寄せられる鬼才SPEKKI WEBU。これまでも探求を重ねてきた4/4ファストテクノ、巧妙にリズムを崩したブロークンテクノ、両者をハイブリットした楽曲まで。研究を重ねた音響構造、テクノテンプレートに対する挑戦、SPEKKI WEBUの現在地が切り取られた待望アルバム作品。 (Akie)
Track List
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Dialog
Live
Dialog Sound
- Cat No.: SOUND01
- 2025-06-19
当店でも人気の北欧フィンランドのプロデューサーSamuel van Dijk、ライブ・アーティストRasmus Hedlundによるエレクトロニック・ダブ・デュオ、Dislog待望新作は、初のライブ音源。自身レーベルDialog Soundを新たに設立しての第一弾リリース。
ラスタファリズム宇宙がアトモスフェリックにダブ・テクノ・フューチャリズムにドープ探求された、これまでのシングル「DOT1」「DOT2」「DOT3」もそれぞれに最高でしたが、初となるライブ音源も実にディープ&ドープ・エクスペリメンタル。ダブテクノのその先、先鋭的ソリッドな領域へと導きながら、立体的音響も感じさせてくれるサウンドデザインに独特の触覚的アプローチも取り入れられた蠢き没入感たっぷりのブラックホール・エクスペリメンタル・ダブワイズ宇宙。Side-A「Live (20分34秒)」Side-B「Live (17分4秒)」是非ともいつか生で体験したい。 (コンピューマ)
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- LP
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Salon Dada, Col Corazon
Lo Que No Existe, Existe: Registros De Una Saga Post Punk En El Perú (1986-1990)
Buh Records
- Cat No.: BR116
- 2025-06-19
経済危機と内戦による暴力に揺れる中にリマで興ったハードコア・パンクのムーブメント”Rock Subterráneo”を代表するとされる、Támira BassalloとJaime de Lamaが率いた2つのバンドを収録。発掘から現行作品まで自国ペルーのアヴァンギャルド音源を紹介する〈Buh Records〉がリリース。
バンドは1986年から1990年にかけて活動し、当時としては珍しい女性中心の構成。公式な音源は残されず、リハーサルやライブの録音など様々なソースから集められた音源で初アナログ化。パンクの精神とDIYの美学に貫かれた、プリミティブでアール・ブリュット的趣も感じられる胸がすく一枚。ノイズやサイケからアンデスの伝統的な音響も合わさったごった煮感も強烈。豊富なビジュアル資料と詳細なライナーノーツが同梱。ポスト・パンクの未踏地! (足立)
Track List
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Merope
Vėjula
Stroom
- Cat No.: STRLP-094
- 2025-06-18
Laraaji、Bill Frisell、Shahzad Ismailyもゲストでフィーチャリングした、リトアニア〜ベルギーなどのミュージシャンで構成されるグループMeropeのニューアルバムが素晴らしいです。
リトアニアで、コンサートや、ア ーチストプロジェクト、リリースもおこなっいるプラットフォーム〈granvat〉を拠点に、granvatとStroomの共同でアナログリリースもされてきたMeropeの新作。古代リトアニアの歌や各地の民族音楽にインスピレーションを得ているグループで、今作では、 Laraajiがツィターとシンセ、レジェンド、ビル・フリゼール、南アジアの地を引くUSジャズ、先鋭音楽の名手シャザド・イスマイリーなどもフィーチャリングしたアンビエント・ジャズ、プログレッシブ・サウンド。 (サイトウ)
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Los Piranas
Una Oportunidad Mas De Triunfar En La VIda
GLITTERBEAT
- Cat No.: GB167LP
- 2025-06-18
エクスペリメンタル・クンビア。サイケデリック・バンド。Mario Galeano Toro、Eblis Alvarezといったコロンビアの首都ボコダのシーンのキーマン達によるバンドLos Piranas。〈Glitterbeat〉からの2025、ニューアルバム入荷しました。
ライブバンドとしても高い評価を得ているというLos Piranas。 Frente CumbieroやQuqnticたちとのOndatrópicaなどで活躍するMario Galeano Toro、Meridian BrothersのEblis Alvarez、Romperayoでお馴染みのPedro Ojeda も加わりボコダの実験的なシーンの重要な3人が集いセッションしたニューアルバム「Una Oportunidad Mas De Triunfar En La VIda」。アナログ入荷しています。 (サイトウ)
Track List
- 2LP
- Recommended =
- New Release
Francis Bebey
Trésor Magnétique
Africa Seven
- Cat No.: ASVN076
- 2025-06-18
アフリカ・カメルーンのアフロ・コズミック・サウンズ・ユニーク奇才Francis Bebey(フランシス・ベベイ)(1929-2001)の膨大なアーカイヴから発掘された未発表トラック7曲含む全20曲(1974-1988年までの音源)を厳選コンパイル収録した傑作コンピレーションがリリースされた!アビーロード・スタジオで丹念にデジタル化マスタリングされた珠玉2LP。推薦盤。
1970年代から80年代にかけて、チャカポコとしたチープ・ドラムマシーンのヒプノティック魅惑のグルーヴ、サイケデリックな親指ピアノ(サンザ)の響き、チープ・シンセサイザーの艶やか妙チキリンな旋律、オルタナティヴSF的空間音響によって、独自でユニークある意味で時代を先取りした革新的アフロ・ポップ新時代サウンズを作り上げていた彼で、知る人ぞ知る存在DEあったのですが、2012年Born Badからの「African Electronic Music 1975-1982」、2014年「Psychedelic Sanza 1982-1984」がリリースされることで、一躍その存在と音楽が広く知られることになって再評価が高まったFrancis Bebeyですが、これらのコンピレーションのリリースからも気がつけば10年以上の歳月を経ており、今回、ここ最近The Last POetsとTony Allenのニューアルバムをリリースしたり、現行アフロサウンズの最前線をレポート・リリースしてくれているUK名レーベルAfrica Sevenから新たな解釈による絶品コンピレーションがリリースされました。
アビーロード・スタジオで丹念にデジタル化マスタリングされた、氏の膨大なアーカイヴから発掘された未発表トラック7曲含む全20曲を厳選コンパイル収録した傑作コンピレーション。音質も極上。
ナイジャリアのWilliam Onyeaborと並んで、シンセサイザー・アフロ・コズミックの最重要アーチストFrancis Bebeyの魅惑の音楽世界をこの機会にぜひともどうぞ。 (コンピューマ)
Track List
- 12inch
- Recommended =
- New Release
Elori Saxl
Texada
Western Vinyl
- Cat No.: WV278lp
- 2025-06-18
アナログシンセサイザー、霊のように揺らめくバリトンサックス、石の質感、波の動き、そして産業の鼓動を想起させる音の層。NYの電子音楽作曲家、映画監督/編集者の Elori Saxl 新作は、カナダ国立映画制作庁による同タイトル映画の公式サウンドトラック。〈Western Vinyl〉から。
カナダの孤島 テキサダ島を舞台に、かつて破壊の中心であった産業用地が自然に再生し、廃墟から緑が芽生えているという、永続性と無常性の間の緊張を描いたドキュメント作品『Texada』。幽玄でサイケデリックなサックスと電子音の洪水が鬼気迫る「How Big is Time」と「It Happened Once」、水や岩のフィールドレコーディングとシンセサイザーが幻想的な「The Quarry」(sample_1)など、有機と合成の間を揺らめく表現が素晴らしい全5トラック。 (AYAM)
Track List
- LP
- Recommended =
- New Release
Elori Saxl
Earth Focus
Western Vinyl
- Cat No.: WV273lp
- 2025-06-18
公共放送サービスPBSで放送されていた、南カリフォルニアの自然景観と都市開発の複雑な繋がりを深く掘り下げる番組『Earth Focus』へ提供されたオリジナル・サウンドトラック。NYの電子音楽 作曲家 Elori Saxl が2024年に〈Western Vinyl〉からリリースした、2ndフル・アルバム。
大手企業への楽曲提供、映画監督/編集者としても活躍し、エミー賞に2度ノミネートされるなど、2021年のデビュー以降評価が広がり続けているElori Saxl。ロサンゼルス川、ディアブロ・キャニオン原子力発電所、ジョシュア・ツリー国立公園、モハーベ砂漠といった特定の場所にフォーカスし掘り下げるドキュメンタリー番組へ提供したトラック集。デジタル処理された水と風の音、アナログ・シンセサイザーが躍動する「Concrete River」(sample_1)、木管楽器をフィーチャーした「Taking Action」(sample_3)、MIDIサンプルといった 音の人工性を前面に押し出したサウンドが、目に映る現実の風景とのコントラストを引き立てます。Loraine Jamesのアンビエント名義 Whatever the Weather がお好きな方にもおすすめです。 (AYAM)
Track List
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EIKO ISHIBASHI & DARIN GREY
Ichida
Black Truffle
- Cat No.: BLACK TRUFFLE 039
- 2025-06-17
BLACK TRUFFLE最新作39番は、ソロ最新作「The Dream My Bones Dream」がリリースされたばかりの才女・石橋英子とDarin Greyとのデュオ新作は、「一朶」(いちだ」と題された両面それぞれいっぱいに広がる、東アジア日本的な侘び寂びや思想、間合いを強く感じさせてくれる、ゆっくりとした時間の流れの非常に神秘的で幽玄でエレガント深く瞑想的なフリージャズ・ドローン即興音楽世界。イメージ&ミックスはJim O’Rourkeが担当。
石橋英子によるピアノ、フルート、オルガン、エレクトロニクス、Darin Greyによるアップライトベース、マウスピース、エレクトロニクスなどによる成熟した深く瞑想的な豊かな音楽世界が広がっている。2018年7月リリース傑作。7年ぶりリプレス(2025年)久しぶりに再入荷いたしました。 (コンピューマ)
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作曲、演奏のみならずジャケットアートワーク、ライナーノーツに至るまでを自身で手がけ、文字通り「鈴木勲」の全てを集約・体現し切った世界初の異色のワン・マン・アルバム。どこかジョー・ザヴィヌルを彷彿させてくれながらも、和の世界観、唯一無二の崇高で美しいスピリチュアルジャズ、ニューエイジ、アンビエント、エクスペリメンタル精神世界サウンズ。全7曲。重量盤LPレコード。オーディオ・ファンも必聴の驚異的録音。
今、世界で聴いてほしいJapanese Jazzの名盤再発プロジェクト「Spin This Now!」が始動!記念すべき第1弾として「JAZZ GOD FATHER」の称号を持つジャズベーシスト・鈴木勲の作品である「自画像」と「サンバクラブ」が同時リリースされた!今後のリリースも非常に楽しみ。 (コンピューマ)