Tag: experimental
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- 2LP
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Broken English Club
Songs Of Love And Decay
Dekmantel
- Cat No.: DKMNTL-UFO15
- 2025-04-23
UKテクノシーンを牽引してきたベテランOliver HoによるプロジェクトBroken English Club、インダストリアル、ダブ、パンク、ノイズ、アブストラクトの要素を探求したRawなエクスペリメンタル・テクノ計11曲を収録!アムステルダムのフェス、レーベル〈Dekmantel〉からのリリースです。
クラブミュージックに対する深い理解や、自身でコンセプトの違うレーベルを3つ主宰し、レコード・プレーヤー6台を使った独自の実験的パフォーマンスを披露するなど、音楽に対する自由な考えと情熱をもつベテランOliver ho Aka Broken English Club。精神性の溢れるエネルギッシュなミニマル・テクノ「Death Cult」(Sample1)にアヴァンギャルド、ノイジーなボイスサンプルに独自のダブワイズなサウンドデザインが独創的な空間を広げる「Vessel of skin 」(sample2)、廃墟に響く幻想的な自然発生音が新たなインスピレーションを生むかのようなアブストラクト・テクノ「ghost」(sample3)など、原体験をしてきたベテランによる素晴らしい共有体験のアウトプット。トラックリストからも試聴できます。爆音で。 (hamon)
Track List
- 12inch
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- New Release
Sa Pa
MDR 015
Marcel Dettmann Records
- Cat No.: MDR015
- 2025-04-23
MDR名作リプレス!〈MANA〉など先鋭レーベルからの諸作に加え、DEADBEATとのコラボレーションなどでも知られる実験音響才人SA PAが放った没入型ミニマルテクノ傑作。脳を刺激する立体的なエレクトロニクス、重厚アンビエンスを備えた実験ディープテクノトリップ。
名門〈MARCEL DETTMANN RECORDS〉から2015年にリリースされた名作。コンクレート的アプローチを取り入れた電子音響とディープテクノを邂逅させた「Morocco」(sample1)や、抽象的にビートをアンビエンスに隠した「Untitled 11」(sample2)など、エグ味のある音響構築、圧倒的です。この機会に是非。 (Akie)
Track List
- LP (予約)
BEATRICE DILLON / HIDEKI UMEZAWA
Basho / Still Forms
PORTRAITS GRM
- Cat No.: SPGRM012
- 2025-04-23
BEATRICE DILLON(ベアトリス・ディロン)と、日本の作曲家Hideki Umezawa(梅沢英樹)のスプリットLPがPORTRAITS GRM/Shelter Pressからリリースされます。ベアトリスは、西田幾多郎の「場所の論理」に影響を受けた電子音楽作品「Basho(場所)」。梅沢英樹は、大阪EXPO'70で発表され現代音楽フィールドで高く評価されてきた創作楽器、ベルナール&フランソワ・バシェ兄弟の音響彫刻を使用し探求した作品。
Track List
- LP
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Ursula Bogner
Sonne=Blackbox -Voice and Tape Music by Ursula Bogner
Faitiche
- Cat No.: FAITICHE005LP
- 2025-04-22
【FAITICHEストックしてます。】ユニーク極まりない!おばちゃん電子音楽最高峰URSULA BOGNERの新たなオモシロ音源の発掘です。今回は声の変調音楽。クール&ダブ。そしてリズミック&スペイシー。もちろんリリースはJAN JELINEKのFAITICHEから。(電子音楽通信2011/11/24)
これまでにヤン・イェリネックにより発掘リリースされたアルバムと7インチ、そのどちらもが最高にクールでイカしていた(もちろん完売)1970-80年代ドイツで主婦と薬剤師とビジュアル・アーチスト業の傍らでひそかに電子音楽家として活動していたという、知られざる謎の女流電子音楽家URSULA BOGNERの待望の新たな発掘音源がリリースされた。今回は1972-1985年までの声とテープを使った電子音楽作品集。アナログもCDも全15トラック。どこか懐かしい未来感覚と宇宙感に満ちたリズミックでダブ的な激かっちょよいクール&ポップな実験音楽集。彼女のリリースものは毎回メーカーでも無くなるのが早いので気になる方はお早めにどうぞ。sample1&2は2曲、sample3のみ3曲。 (コンピューマ)
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Lagoss
Imaginary Island Music Vol.2: Ascension
Discrepant
- Cat No.: CREP97
- 2025-04-22
西アフリカ大西洋スペイン領カナリア諸島に属するテネリフェ島を拠点に活動するトリオLagossによるポルトガル名レーベルDiscrepantから2023年にリリースされた”架空の島の音楽”をテーマにサイケデリック・トロピカリア・イマジナリーにエレクトロニクス・フリークアウト・アヴァンギャルド・ビートメイク・コラージュに構築された2023年リリース名作セカンドアルバム「Imaginary Island Music Vol.2: Ascension」限定アナログ盤LPをストックできました。
SF作家巨匠アーサー・C・クラークが1979年に出版した「楽園の泉」にインスパイアされた、SF民族学的に未来の文明を音として妄想想像することで新たな物語を伝えるかのようなSFイマジナリー・トロピカル・エキゾチズム・フューチャーな音楽作品となっている。A3「Rumba Lactea」(sample1)では、Spencer Clark (Monopoly Child Star Searchers)による最高シンセ・ソロがフィーチャーされているのも最高すぎる!!!エレクトロニクス、ビートメイク、カットアップ・コラージュ、パーカッションなど演奏アンサンブルを交えてデザイン構築された15トラックを収録。マスタリングはRashad Beckerが手がけている。 (コンピューマ)
Track List
- 12inch
- Recommended =
- New Release
Konsudd
Mantis 15
Delsin
- Cat No.: DSR/MTS15
- 2025-04-22
低音域ではキックに重量、高音域では倍速リズムを刻ませ、ダイナミックな音の層を形成。リズムサインエンティストKONDUKUとVECTOR TRANCER aka AA SUDDからなる実験テクノユニット”KONSUDD”が誕生!テクノ名門〈DELSIN〉の”Mantis”シリーズより。
〈SPAZIO DISPONIBILE〉〈BITTA〉〈DISK〉などに傑作を残し、個人でもこの”MANTIS”シリーズから作品を発表しているKONDUKU。そして〈MIRROR ZONE〉などでトランスのイノベーションしている盟友AA SUDDがタッグ!ヘヴィキックに地鳴りするベース、存在感あふれる低音域と繊細な高音域をコントラストさせた前衛ファストテクノ「Firefly Guarantees Bliss」(sample1)を皮切りに、空間性を意識したブロークンダブテクノ「Petal Soft」(sample2)まで、繊細さと激しさを巧みに融合した4トラックス! (Akie)
Track List
- 12inch
- Recommended =
- New Release
Tammo Hesselink
Mantis 16
Delsin
- Cat No.: DSR/MTS16
- 2025-04-22
空間性を意識したダブエフェクト、メタリックパーカッションの鳴り、じっくり沈めるミニマルなグルーヴ。この3つの軸でリズムを実験したブロークンディープテクノ。モダンエレクトロニック前線〈NOUS'KLAER AUDIO〉レーベルアーティストであり、この蘭テクノ名門〈DELSIN〉の”Mantis”シリーズでも才能を見せつけてきたTAMMO HESSELINK新作が到着。
上記他にも〈MIDGAR〉〈ONE EYE WITNESS〉から出した作品はNEWTONEでもヒットしてきたリズム実験家TAMMO HESSELINKがカムバック!パワフルな低音と空間を大きく揺らすダブ処理でゆっくり導入、徐々にドラムが精密メカニカルに躍動していく「Harbour Launch」(sample1)。高音域の金属製パーカッションがダイナミクスを想像したポリリズミカルテクノ「Gossamer」(sample2)など。サウンドシステムへの没入感を高める音響ブロークンテクノ名品。 (Akie)
Track List
- 2LP(clear vinyl)
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Rod Modell & Taka Noda
Glow World(2025 Repress)
13
- Cat No.: sps2360
- 2025-04-21
2025年リプレス。DeepChord/Echospace/cv313といった名義でもお馴染みのデトロイトのダブテクノ職人Rod Modellと、LegoweltとのNoda & Wolfersとしても作品を残す東京のTaka Noda a.k.a Mystica Tribeの両者による名仕事。
2023年3月に行われた2人の即興ライブセッションを基に生まれた、ステージの上で交わされた音とアイデアの結晶化。ジャズの即興性やモダンクラシカルの響きも含んだダブテクノの深部を彷徨いながら、その枠組も溶かしていくポスト・ダブ・テクノサウンド。現れ、滲み、消えていく、時間が指の間からこぼれ落ちていくのをただ静かに見つめるための音楽。ネオンが反射する夜の街を蜃気楼のようにいつまでも漂うサウンドスケープ。ジャケットの写真が沁みてきます。 (足立)
Track List
- CASSETTE + DL
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Zodiak
The Aesthetics of Rubber Wrinkles
Depth of Decay
- Cat No.: DODT014
- 2025-04-20
RYO MURAKAMIの主宰レーベル〈Depth of Decay〉からZodiakのミックステープ。ZODIAK自身によるアートワークのカセットテープ。
デザイナーで、NAKIDやDepth of Decay関連でのDJとしても活動しているZodiakのミックステープ作品。ストックしています。(サイトウ)
Mixtape by zodiak.
This is Mixtape.Same audio on both sides.
Track List
- LP
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Trials X
Prawda Cel Przeslanie (30th Anniversary Edition)
The Very Polish Cut Outs
- Cat No.: TVPCRE006
- 2025-04-19
『真実、目的、メッセージ』。都市の喧騒や若者の葛藤を表現した、ポーランド・ヒップホップにおける重要なマイルストーン。2024年にリリースから30年を経て初のアナログ盤が限定500枚で再発。コレクションに加えてください。
Nas『Illmatic』、The Notorious B.I.G.『Ready to Die』、Beastie Boys『Ill Communication』とも同い年。ポーランドではヒップホップがまだ黎明期にあり、自国語でラップするという行為がまだ新しかった時代、1994年の先駆的作品が30年を経て同国レーベル〈The Very Polish Cut Outs〉より初のアナログ化。ヒットした「Czujee się lepiey(気分がよくなる)」を含む全18曲。DIYのLo-Fiで実験的なラフな質感に、東欧ローカルのスケールが生む静かなサイケデリア。ラップと詩の朗読、祈りと怒りの間を彷徨うような緊張感のあるパフォーマンスで、何と言っているのかよりも吐き出されたものをぜひキャッチしてみてください。 (足立)
Track List
- 2LP
- Digital
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Yutaka Hirose
Trace: Sound Design Works 1986-1989
wrwtfww.com
- Cat No.: WRWTFWW066
- 2025-04-17
世界から注目された80年代の日本の環境音楽から、新たな素晴らしい音源が発掘されました。芦川聡のSound Process Designで制作された広瀬豊のレアワークス。
吉村弘が第1弾を務めたミサワホーム総合研究所のサウンドスケープ・シリーズの第2弾「Soundscape 2: Nova」の再発に続いて、Yutaka Hirsoe(広瀬豊)のレアワークス、未発表音源をコレクトした「Trace: Sound Design Works 1986-1989」がリリースされました。『NOVA』をリリースした直後に、釧路博物館を皮切りに、さまざまな場所の音響を手がけた芦川聡のSound Process Designで制作された11の楽曲。『単に録音された楽曲を提供するのではなく、「音の風景」を作り上げることを目指し、空間の構想から参加して、スピーカーの配置やマルチ音源による音の偶然の組み合わせにこだわり、「音で時間を彫刻する」というコンセプトを貫いた。』『"sculpturing time through sound "とは、時間、空間そのもの、そこで奏でられる音、そして観客のすべてがひとつの彫刻となることを意味します。それは、日本の茶道で五感(または六感)を使ってお茶を味わうという考え方に近いと思う。』とか祟られている。日本産環境音楽の素晴らしいサウンド。2LP、見開きスリーヴ、ライナーノーツつき。アナログ発売後即完売してましたが、若干数ストックできました。 (サイトウ)
Track List
- 2LP
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Deadbeat
Kübler-Ross Soliloquies
BLKRTZ
- Cat No.: BLKRTZ055
- 2025-04-17
カナダ出身のScott Monteithのソロプロジェクトでありミニマルダブ、ダブテクノを発展させてきたパイオニアにして名手DeadBeatによる5年ぶりに自身BLKRTZよりリリースされたソロアルバム「Kübler-Ross Soliloquies」!!久しぶりに再入荷できました。
ここ数年の強者奇才達との数々のコラボレーション、Undefinded主宰NewdubhallなどからのEPリリースを経て、ダブテクノ、ミニマルダブ、モダンダブワイズの範疇を軽く超越した実験性とフロアサウンドとしてのバランスが見事なまでに結実した圧倒的貫禄とクオリティーで織り成されるDeadbeatならではの研ぎ澄まされた静謐でミニマル・アンビエント・ジャズ・エクスペリメンタル・ダブワイズ、鬼ダブテクノ世界がじっくりと深く刻まれている。12インチ2枚組、説得力の全8トラック。 (コンピューマ)
Track List
- LP
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- New Release
Tobias. / Doltz
Versus
Delsin
- Cat No.: 160DSR
- 2025-04-15
ジャーマンテクノ鬼才TOBIAS.と邦人サウンドアーティストDOLTZによるコラボレーションが実現!クラシックなシンセサイザーとドラムマシンの構成、繊細なサウンドデザインを融合。アンビエントテクノの真髄をリズムと空間性の両面から探求した8曲。蘭テクノ名門〈DELSIN〉からのリリース!
現代のジャーマンエレクトロニックシーンを司るベテランTOBIAS.ことTOBIAS FREUND、そしてDJ NOBU主宰〈BITTA〉などからもリリースする電子サイケデリック魔術師DOLTZ、偶然の出会いから生まれたコラボレーションプロジェクト!トリッキーなシンコペーションに没入する「Fukaeri」(sample1)を皮切りに、ポリリズミカルな構造をクラップが惑わす「Gyeon」(sample3)など、音が作り出す空間性とリズム配列にフォーカスした、テクノイドなリスニング実験を披露。 (Akie)
Track List
- LP
- Recommended =
- New Release
Megabasse
Flamenca (LP)
Efficient Space
- Cat No.: ES040
- 2025-04-12
不思議な音楽団、バグパイプやハーディ・ガーディの凄まじい音場も記憶に残るTanz Mein Herzや、Omertàの一員であるPierre Bujeauによるソロ名義Megabasse。焼けついたギターの独白が美しく哀しい、手作りの大事なパーソナルスペースに繋がるための音楽。
CD-R、すぐに姿を消すカセットテープ、運が良くないと手に入らないレコード。ライブを目撃しない限りなかなか手に取るような体験ができなかったMegabasseの音源が、カセットに収録されていたロングフォームのA1「L'Último Sacrifacio」に新たな2曲を加えて〈Noise In My Head〉キュレートの〈Efficient Space〉がより広くアナログリリース。ダブルネック・ギターに2台のフェンダー・アンプというシンプルないでたちから、ツィターやダルシマーのような楽器の響きを作り出し、徐々に現実の輪郭が歪んでくるサイケデリアを生んでいます。ヘルスでもウェルネスでもない、ほころびやささくれもそのままに変なかたちのまま誰でも入ってこられる不思議な空き地のような魅力的な場所がここに。 (足立)
Track List
- 10inc
- Recommended =
- New Release
SOGURAGURA
"INITIAL IMPULSE" EP
PLS recordings
- Cat No.:
- 2025-04-12
日本のミュージックラバーズの人間交差点、高円寺グラスルーツにて「¡¡GURAGURA!!」を主催。ミックステープ2タイトル『FFFUUUCCKK OOOFFFFF』『SELF/BRAIN/THOUGHT』のリリースなど数々のフィジカルリリースをしながらアンダーグラウンドのフィールドを渡り歩き、各地からの信頼の男、DJ、SOGURAGURAによる最新作品を自身のPLS RECORDINGSからリリース!ダウンロードコード、ドローイング・スタンプステッカー、ポスター型ジャケット、トレーディングカードが付いた限定50枚生産のダブプレート仕様!!初回入荷分売り切れだったのですが、本人より再入荷出来ました。
各地を練り歩きオールジャンルを深くプレイする現場感覚から、気が付いたら歪んだ世界に入り込んで外は夕方なんて当たり前、人間味に溢れすぎて音が完全に凄いことになってます。Buchla Ease Vの音を使用したコラージュ・ノイズ・ハードコア・インダストリアル・ジャズ、SO君のフィルターによって生まれた新たなマシン・ハウス・テクノ。更には、33回転に回転数を落としたドローン・ノイズ・フリージャズ、歪んだ狂おしきスクリュー・ダウンテンポが最高なトラックにまで変化する、45,33回転両方でプレイできるアンダーグラウンド仕様。Diyなジャケットから深い精神性を感じる1枚!最高! (hamon)
Track List
- LP (Blue Vinyl)
- Recommended =
- New Release
shinetiac
Infiltrating Roku City
West Mineral
- Cat No.: OUEST083
- 2025-04-11
YOUTUBEの次はWWEを視聴、次にはTIKTOKをドゥームスクロール、飽きたら夕食を作ったり。侵食するアルゴリズムへの批判と、それと共に生きる自分たち。共有した感情とノスタルジアまで表現した実験電子音楽/サンプルコラージュ作品!HUERCO S.主宰〈WEST MINERAL〉最新作です。
PONTIAC STREATORとBEN BONDY、SHINERという現代電子音響・抽象音楽を最前線で開拓してきたサウンドアーティストによるトリオプロジェクト!ストリーミングの中で拾い集めたサンプル、録音やジャムセッションの断片を繋ぎ合わせたコラージュドエレクトロニクス。ブルックリンで行われたライブセットとして作曲したものを昇華した作品。メインストリームアーティストのサンプリング加工の毒々しさ、コンテンツ消費文化を共有する仲間内のノスタルジア、両方向の影響でグロテクスでエモーショナルという歪なデザインに。音響の素晴らしさも流石のWest Mineralクオリティ。10年後に聴き直したくなるコンセプト。 (Akie)
Track List
- 2LP+DL code
- CD
- Recommended =
- New Release
Tim Hodgkinson & Atsuko Kamura
Haiku In The Wide World(俳句、その拡張され た世界)
EM Records
- Cat No.: EM1216DLP
- 2025-04-11
ヘンリー・カウをはじめ数々の音楽プロジェクトを遂行してきたティム・ホジキンソンと、水玉消防団やフランク・チキンズ等で活躍したカムラアツコによる、素晴らしくも驚くべき新領域の開拓。『Haiku In The Wide World』は、カムラとホジキンソンが日本語と英語で吟じ唄う俳句を、ホジキンソンが作曲した音楽の枠に収め、多彩で変化に富んだ一連の器楽の集合へと「拡張」した音楽形式の画期となる作品です。
本作は17世紀から20世紀にわたる37の俳句のテキストを愛情をこめて取り上げたもので、長い歴史を持つ日本の文学形式を敬愛し、これらの短い詩句を音楽芸術の領域に持ち込み、音の相互関係の拡張されたネットワークの中に据えています。演奏ではホジキンソン自身のクラリネットをはじめフレンチ・ホルン、ヴィオラ、ヴァイオリン、チェロ、アコースティック・ギターが用いられ、鮮明に録音された音源が使用されています。声と楽器の音は詩的なイメージと融合し、それぞれが光を投げかけ、影を落とし、隠された意味を明らかにし、作品の総体と共鳴し合います。作曲においてホジキンソンが選択した音楽語法は、俳句の本歌取りや取り合わせといったレトリック、連歌師の手法にみる多様かつ急激な世界展開に照応した幅の広さを持っています。また、俳句の日本語と英語訳がさらなる意味、共鳴、コミュニケーションの層を提供します。その英語訳の俳句をホジキンソンに送った英の詩人ハリー・ギロニスとの交流がこのプロジェクトを始めるきっかけとなりました。本作はホジキンソンやカムラがこれまでに成し遂げてきたものとは明らかに異なる、無比の作品です。『Haiku In The Wide World』の成り立ちを綴ったホジキンソンの解説も必読です。CD版、2枚組LP版ともに同内容。日本盤仕様ジャケット。
Track List
- 7inch
- Recommended
- Back In
Holy Tongue
Ambulance
Trule
- Cat No.: TRULE029
- 2025-04-10
2023年4月にリリースされたデビューアルバムも素晴らしかった、ダブテクノ鬼才Al Wootton率いるHOLY TONGUEのTruleからの最新作は限定7インチ・シングル!!ポストパンク/レゲエ/ダブの実験的先鋭性がレフトフィールド・スピリチュアルジャス経由のディープなトライバルジャズ・ダンスミュージックへと昇華された意欲作。LTD限定7インチ。
BPM168(84)John Carpenterのサウンドトラック音楽のように実験的不穏ダークにダブワイズ忍び寄るSide-A「Ambulance Dub」(sample1)、P.I.L.METAL BOX「Swan Lake」オマージュのようなクラシカルなピアノ旋律、モコモコのベース、シャキシャキのドラム・リディムによる蛇のように絡みつくステッパーズ・ポストパンク・ダブワイズ全開のSide-B「The Bigger Tutti」(sample2)も狂おしく愛おしい。
AL WOOTTONによるSynthesizer, Bass, Double Bass,, Piano, Autoharp, Percussion, Trumpet、ミニマリズム/フリージャズ/アヴァンギャルドまで目覚ましい活躍を見せる奇才イタリア人ドラマーValentina MagalettiによるDrum、Percussion、Piano、ZongaminでおなじみSusumu MukaiがBass, Guitar, PercussionによるトリオHoly Tongue最新シングル。ON-Uイズムも継承したオルタナティヴなバンド・アンサンブル、ポストパンク/レゲエ/ダブの実験的先鋭性がレフトフィールド・スピリチュアルジャス経由に、ディープなトライバルジャズ・ダンスミュージックへと精神性と共に見事なまでに昇華されている。 (コンピューマ)
Track List
- CD
- Recommended
- Back In
Russell Haswell
Reality Therapy
Diagonal
- Cat No.: DIAG062
- 2025-04-08
Russell Haswell、4年ぶり待望新作がDiagonalより届けられた!!フィジカルではCDのみリリースされております!!
コロナ時代以降の世界状況と、彼自身の青春期での体験や目にした社会的、政治的風景(ストライキ、階級闘争、抗議デモ集会等々)が結びついてインスピレーションされて制作され「Reality Therapy」とタイトルされたニューアルバム。やはり、ただでは済ませてくれないRussell Haswell節がユーモア・インテリジェンス・リズミック・ヒプノティックに炸裂する全10トラック。フロアミュージックとノイズ・ヴァンギャルドの狭間を痛快に漂うエレクトロニック・テクノ・エクスペリメンタルなライブエレクトロニクス電子音楽暴れん坊作品。
Factory Records / Hacienda, Juan Atkins, Durutti Column等との仕事で知られるアルゴリズミックな手法に焦点をあてた活動を続けるデザイナーチームMuirMcNeilとのスペシャル・コラボレーションによるビジュアル・アートワークとなっている。 (コンピューマ)
Track List
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2017年4月12日に亡くなったPANSONICのメンバーであり、テクノイズ・エクスペリメンタル・シーンの新たな荒野を切り拓いた電子音響作家MIka Vainio が「Ø」名義でソロアルバムとしてダンスミュージックとしてのテクノ・ミニマリズムを実験性エクスペリメンタルと共存させながら探求した名作アルバム「Metri」収録のクラシック・テクノ名トラック「Kuvio」(sample1)が12インチ化(エンディングのみアルバムバージョンとは若干変更されております。)!!Side-Bには、1990年半ば、Jimi TenorによってSähkö Recordingsの映像作品「SAHKO - The Movie」のサウンドトラックとして制作されていた秘蔵音源で、彼の死後、Warpのオフィスにあったデモテープからの発掘から陽の目を見ることになった1993年制作の必殺トラック「Sahko Movie Soundtrack - Scene 1(Original Version) 」(sample1)を収録。永遠に色褪せることのないMIka Vainioによる2トラックを収録。マスタリングRashad Beckerによるもの。 (コンピューマ)