Tag: experimental
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JJJJJerome Ellis
Vesper Sparrow
Shelter Press
- Cat No.: SP165lp
- 2025-12-19
ダルシマー、サックス、オルガン、エレクトロニクスをマルチに操り、黒人の宗教的伝統と音楽を探求。美しさと感情が発露した圧巻のスピリチュアルジャズ傑作!グレナダ/ジャマイカ系アメリカ人アーティストJJJJJerome Ellisによるセカンドアルバムが〈SHELTER PRESS〉から到着。多種インスツルメントの分厚い音の層から、噛み締めるポエトリーの静寂まで、アルバムの抑揚も素晴らしいです。
既に多種メディアでも話題で年間ベストも期待される名作をストック。生まれながらの吃音症という口を使用する自己表現における壁と対峙しながらも7歳にしてサックスを習得、その後は今作でも使用される数多くの楽器にも触れマルチ楽器奏者として音楽と向き合、吃音そのものが音楽での表現に与える可能性にまで踏み込んだ才人JJJJJerome Ellis。震えるハンマーダルシマーの旋律とサックス、多種インスツルメントが重なり最終的に大きな音の波として完成する「Evensong, part 1」(sample1)を筆頭に、黒人の宗教的伝統とスピリチュアリティに対する継続的研究の延長線上に生み出されたスピリチュアルジャズ傑作。様々な要素がテクスチャを相互作用させながら美しいハーモニーを生成、ブラックアメリカン音楽から ...もっと読む (Akie)着想を得たスポークンワードやエレクトロニクスを交え展開していく、何度も息を呑む瞬間がある美しい一枚。おすすめです。 (Akie)
Track List
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- New Release
Detraex Corp
Live at Pompeii
SAGOME
- Cat No.: SGM010
- 2025-12-19
サイケデリックに上音をコラージュしたトライバルダブ怪作。ユニットRAIN TEXTとしてもリズムや音響を実験してきたDETRAEX CORPのソロアルバムが素晴らしい!ダブとトライバリズムを軸に、多種多様な電子音〜SEを飛ばした重量ダブトリップ。SSIEGEやMEMOTONEらも参加しているロンドンのDIYサウンドフロンティア〈SAGOME〉より。
音響テクノデュオRAIN TEXT片割れであり、NTSレジデントとしても知られるGIOVANNI CIVITENGAのソロプロジェクトDETRAEX CORPデビューアルバム!トライバルを脱構築したリズムの実験、ダブインスパイアな低音コントロール。臨場感溢れる音響にてフリーフォームに炸裂したハンドドラム、アコースティックな上音のコラージュで錯乱させた「Myth Prism Strip」(sample1)や、ハーフのリズムを革新した「Expect Except」、サックスフレーズが妖艶にフックする「Bullet Holes」など。力強いパーカッションと脈打つような重量感で揺さぶる実験トライバルダブ集。 (Akie)
Track List
- LP(color)
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- New Release
øjeRum
Ensomheden Vi Deler
IIKKI
- Cat No.: IIKKI029LP
- 2025-12-18
〈Room40〉や〈Opal Tapes〉、日野浩志郎主宰の〈birdFriend〉にもカセット作品を残している多作な作家で、コペンハーゲンを拠点にする音楽家/コラージュ・アーティストPaw GrabowskiのプロジェクトøjeRumの新作が、Akhira SanoやAiko Takahashiなど日本人作家も多く擁するフランスのアンビエント・レーベル〈IIKKI〉からリリース。ネオングリーン・カラー盤。
古代彫刻、中世のフレスコ画、古典絵画、写真といった異なる歴史的・芸術的時代の自在な組み合わせが特徴的なコラージュ・アートはシュールで神秘的。同時にリリースされたアートブックとも密接に結びついた、私的なアンビエント・ミュージックのスタイルを探求する一作。加工されたアコースティック楽器を爪弾き、かき鳴らし、教会の鐘や天上のハープのように、ある時はドローンのように響かせ溶け合わせた、質感豊かで瞑想的なアンビエント・アルバム。 (足立)
Track List
- 10inch
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- New Release
Lia Kohl
Various Small Whistles and a Song
Dauw
- Cat No.: DAUW78LP
- 2025-12-18
〈International Anthem〉〈Drag City〉〈Moon Glyph〉などの名レーベルにも名前を残す、シカゴを拠点とするチェリスト/サウンド・アーティストLia Kohlが、エド・ルシェによる1964年の写真集『Various Small Fires and Milk』へのレスポンスとして制作した、1曲ちょうど1分×16曲のウィットに富んだ音のスナップショット。
ベルギー・ヘントのハンドメイドなカセットやレコードをリリースするレーベル〈Dauw〉からリリース。彼女の身近なコミュニティーであるclaire rousayやMacie Stewart、Patrick Shiroishi他をゲストに迎え、ルシェの本から得た「ありふれたものの驚くべき祝福」の精神を反映させた、フィールドレコーディング、シンセ、チェロから成る本作。協力者から集めたフィールド音を、自身の演奏を重ねたり手を加えずに配置。火の写真15枚とミルクのグラス1枚というルシェの本の構成は、ここでは火は口笛として、ミルクは集団的な歌声として登場しています。凡庸さとユーモアで編纂した面白い実験作。トラックリストからもどうぞ。 (足立)
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- LP
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- New Release
Ludwig Berger
Ecotonalities: No Other Home Than the In-Between
-OUS
- Cat No.: OUS057
- 2025-12-18
サイエンスフィクション・エコロジカルなSCi-FIイマジナリーなアルバム「Garden of Ediacara」も素晴らしかった、スイス・チューリッヒのVertical Musicの創設者兼キュレーターにして、サウンドアーティスト音楽家、教育者Ludwig Bergerによる待望ニューアルバム「Ecotonalities: No Other Home Than the In-Between」が-OUSよりリリースされた!!!再構築された臨場感あふれるフィールドレコーディング音響空間が素晴らしすぎる。
2025年建築ビエンナーレにおけるルクセンブルクの出品作の中心作品として制作されたもので、マイクを、環境に存在する存在、要素、そして物体によって『演奏』される楽器だと考えることで、ルクセンブルクの人工湖、浮体式太陽光発電所、水力発電ダム、風力発電所、衛星公園、自然保護区、データセンターなど、15の異なる場所でのフィールドレコーディングされた音素材を織り交ぜて、それらの音素材を、「振動セクション」(マイクが素材そのものによって「演奏」され、構造物や表面、さらには動物の振動によるコミュニケーション(バイオトレモロジー)の隠れた共鳴を解き明かしたもの)と「空中セクション」(空気中を伝わる音によって「演奏」されたもの)「電磁セクション」(インフラや自然現象によって生成される目に見えない電磁場によって ...もっと読む (コンピューマ)「演奏」されたもの)に分けて、環境の多次元的な体験を提供できるよう、人智を超えた存在の可能性を切り開くことを目指して再構築された、人為的音(または間接的に人間が作り出した音)とバイオフォニック音(動植物が作り出す音)の繋がりを浮き彫りにする臨場感あふれる音響空間が素晴らしすぎるアンビエント静謐なる5トラックを収録。 (コンピューマ)
Track List
- LP
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- New Release
Sophie Agnel
Learning
Otoroku
- Cat No.: ROKU045
- 2025-12-18
脳腫瘍と診断された直後に届けられたという、単なるポスト・ジョン・ケージではない驚きのプリペアド・ピアノ・ソロ! 1964年にパリで生まれ、クラシック〜モダンジャズを経て90年代初頭にフリー・インプロヴィゼーションに身を投じた異端ピアニストSophie Agnelのソロでは初となるLPが、ロンドンの重要ヴェニューCafe OTOのレーベルからリリース。
クラシックから完全に離れ、ジャズから離脱したベテランピアニスト、ソフィー・アニェルによる独自のピアノ言語が炸裂するソロLPを〈Otoroku〉が出版。普段の演奏ではピアノの内部に魚の缶詰やピンポン玉、木片などが散乱しているといいます。両面いずれもCafe OTOでのライヴ録音で、2023年の夏と、その1年後に記録されたもの。迫り来る列車、ブルース・ハーモニカ、フィードバックといったイメージを巡りながら展開。圧倒的な音塊を一音へと引き戻す彼女の手腕。拡張を続ける詩的なサウンドへのアプローチの逸品。 (足立)
Track List
- 2LP
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- Back In
Powell
We Do Recover
Diagonal
- Cat No.: DIAG070
- 2025-12-17
ロンドン奇才Powellによる久しぶり4年ぶりソロアルバム「We Do Recover」が、自身によるレーベルDiagonal Recordsからリリースされた!!!友人の死、深い悲しみ、自身の落ち込みを経ての復活作にして希望へのメッセージが込められた入魂アルバム。クリアヴァイナル2枚組。21トラックを収録。
ハイパー奇妙で重奏的な合成音シンセサイザー・サウンドによる新たなPowellサウンズ領域をレフトフィールド・ユニーク独創的チルアウト・テクノ・エクスペリメンタル内省的に探求した意欲作。Guy Featherstoneによるデザイン、Marte EknæsとMichael Amstadによる撮影。Matt “The Alchemist” Coltonによるマスタリング。 (コンピューマ)
Track List
- LP
- Recommended =
- New Release
In Transit
In Transit
FELT
- Cat No.: FELT011
- 2025-12-17
初回プレスが即ソールドアウト、2025年実験ダウンテンポ/アンビエントダブ本命「In Transit」が嬉しいリプレス!EX_LIBRISやA MADE UP SOUND、2562名義で知られるオランダの電子音楽家鬼才DAVE HUISMANSのニュープロジェクト。気配に満ちたアンビエントスケープ、じっくり揺れを加える静的ビートプログラミング。第六感に作用する。
スウェーデンのカルトアンビエント作家CIVILISTJÄVEL!の未発表音源復刻など尖ったリリースを重ねる〈FELT〉から、前回はCIVILISTJÄVEL!のリミックスEPにA MADE UP SOUNDとして参加した音職人DAVE HUISMANSが新名義&新作でカムバック!重層的テクスチャが織りなすシンセアンビエンス、衝動を最小限に抑えたリズムでアブストラクトに揺らした実験アンビエント傑作。 (Akie)
Track List
- LP+DLcode
- Recommended
- Back In
Andrew Pekler
New Environments & Rhythm Studies
Faitiche
- Cat No.: fait-38LP
- 2025-12-16
Jan Jelinekのレーベル〈Faitiche〉からAndrew Peklerの2025年新作。同レーベルからの前作、幻の島々での空想的エキゾチカの流れを汲みつつ、架空のエスノグラフィーをさらに深化させるバイオエレクトロニック音響意欲作!
約3〜5分のエレクトロアコースティックなアンビエントトラックと、短尺のリズムの実験スケッチが交互に現れる構成のアルバム。虫の声や水の音からパーカッションまで、フィールド録音かと思うと人工的に模したものであったり、合成音のように聴こえるものがフィールド音であったり。また人為的に模したものかと思うとそうではなかったり。有機音と無機音が互いに模倣し合い、遊ぶように編み込まれたユニークな逸品。虚実不明の、温かくミニマルで濃密なポリリズムによって深いところで揺さぶられる幻惑の音楽。やはりこの人面白いです。マスターはGiuseppe Ielasi。アートワークはMorgan Cuinet。グラフィックデザインにDmytro Nikolaienkoという納得の顔ぶれ。DLコード付き。 (足立)
Track List
- 2x12inch
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- Back In
Petre Inspirescu
Traces of the wind
TON TON
- Cat No.: TONTON01
- 2025-12-16
多くの人を魅了してきたルーマニアのミニマルハウス・シーン中核Petre Inspirescu(ペトレ・インスピレスク)のおよそ8年振りとなるニューアルバム「Traces of the wind」が、新しいレーベル〈TON TON〉からリリースになりました。1950年代後半に建造されたルーマニア独自の社会主義モダニズムが貫かれた複合的なアパートメントにあるというブカレスクのミュージック・スポットBAR TONがスタートしたレーベル。サイトにも自身達のコンセプトが記され、音、デザイン、妥協のないこだわりで注目です。180gバイナル2枚組。14分弱の2曲と16分、17分強の曲の各面フルに収録された4曲。
ミニマル・ミュージック、セリエリズムの影響を受けた長編の4曲。ネクスト・ステージに上がった感あります。どれも素晴らしいですが、ミッドテンポのダンスなグルーヴで展開される「King of Glory」はひろく話題になりそう。2x12インチ180gバイナル。見開きのピクチャースリーヴ。PVCカバー。非常に美しい装丁。 (サイトウ)
Track List
- LP+DL
- Recommended =
- New Release
Roméo Poirier
Off The Record
Faitiche
- Cat No.: fait-39LP
- 2025-12-16
フランス出身の電子音楽/コラージュ音楽家ロメオ・ポワリエによる新作アルバム『Off The Record』がヤン・イェリネックの〈Faitiche〉からリリース。スタッフの指示、ミュージシャン同士の雑談、マイクの調整音、鼻をすする音、出だしのミステイクなど、レコーディングスタジオの舞台裏で本来公にされるはずのない音素材への愛情が詰まった、1000を超えるアーカイブ音源を丹念に集積させた驚異のオーディオ・コラージュ。
海や水と親和性の高い作品を残してきていましたが、今作ではレコーディングスタジオへ。スタジオ・アーカイヴやYouTubeなどからも集められた1000を超える膨大な音素材を複雑で精緻にコラージュ。通常切り捨てられる舞台裏の偶然の産物の音に唯一無二の音楽を見出し、さらにアウトテイクの音声は歪め引き伸ばされ、切り貼りされ、減速や加速が施されたファンタジーなサウンドメイク。約100人ものスタジオでのカウントダウンだけを集めた「One Two One Two」。Space AfrikaのJosh InyangやAndrew Pekler、Jake Muir、Patricia Wolfなどの面々が世界で最も影響力のあるスタジオの名前を次々と読み上げていく「The List」など、録音という営みへの敬意と愛情に満ちた非常にユニークな14曲。推薦。 (足立)
Track List
- 12inch
- Recommended
- Back In
Lowsystem
Echoes of the Mind
Trauma Collective
- Cat No.: TRM009
- 2025-12-16
真っ暗闇トンネルをひたすら突き進むかのような圧倒的インダストリアル・ダークサイド・アンダーグラウンドテクノ真髄。Trauma Collectiveが1年ぶりに強力なる12インチで帰還した。スペイン重鎮鬼才Lowsystem「Echoes of the Mind」4トラックEP!!!
強烈なキック、ソリッド鋭利なシンセ、複雑に揺れるハイハット、オブスキュア催眠的暗黒領域へと誘われる知覚音響の限界を探索する深みのある重厚なるBPM140前後4トラックを収録。アーティストの創造的ヴィジョン138mm 194mmサイズ・アートカード封入。 (コンピューマ)
Track List
- LP
- Recommended =
- New Release
Má Estrela
Tornada
Discrepant
- Cat No.: CREP124
- 2025-12-16
ポルトガルの即興演奏家/ジャズ・サキソフォニストPedro Alves Sousaによる、ダブ感覚に満ちたレフトフィールド・ダンス・プロダクション。ジャングルやフットワークの砕け散った断片、YouTube由来の匿名的なスクリュー、ジャズの叙情的で熱いムードが溶解するトランシーな都市的夢遊音楽。〈Discrepant〉のニューリリース。
5人編成のMá Estrelaによる、サックスと電子処理を核に、エレクトロニクスと生身のドラムが絡み合いスパークするサウンド。リズム、メロディ、テクスチャーの粒子レベルの結びつきが連続と断絶を繰り返しながら変異する流動ダブ空間の実験。Nyege Nyegeのサブライン〈Hakuna Kulala〉にも作品を残している即興詩人/ビートプロデューサーElvin Brandhiが1曲で参加。全6曲。 (足立)
Track List
- LP
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Yhwh Nailgun
45 Pounds
AD 93
- Cat No.: WHYT099
- 2025-12-15
先進性と実験精神の溢れるダンスミュージックをリリースし、停滞しているミュージックカルチャーをまとめ上げ、次世代からの人気と信頼も厚いロンドンの重要レーベル〈AD 93〉からの新作!!ニューヨークを拠点にインディーシーンで活躍をも見せるエクスぺリメンタル・パンク・ロックバンド、ヤーウェ・ネイルガンのデビュー・アルバムがリリースされました!!!レーベルのビックアップ力も完璧の流れ。
ストレンジ、エネルギッシュなエレクトロニック探求精神に、ハードコアバンドのような狂気の効いたダイナミックな演奏。そこにモダンな展開もありなど、異なるスタイルの音楽を異なるコンテキストで超越させたサイケデリック・ハードコア・レフトフィールド・テクノ・バンド。生演奏、ダイナミックに恐怖を与えられる、ドキドキ、ワクワクとした迫力のあるサウンドデザインも素晴らしい。短め、一気にエネルギーを凝縮させた曲と曲の変わり際、環境音、動物の鳴き声、ドローンを用いたユニークな遊びもクスッと笑える展開も開始早々のマシンガンも歌詞も全てグッド。実際のライブ行きたい。誰からも影響も受けていないようです、是非レコードで手にしてください。 (hamon)
Track List
- LP
- Recommended
- Back In
Bernard Parmegiani
Lac Noir / La Serpente 1992
Sub Rosa
- Cat No.: SR464V
- 2025-12-15
ピエール・シェフェールに師事しフランスの電子音楽研究機関GRMの中核人物でもあった孤高の巨匠ベルナール・パルメジャーニの1992年未発表音源!!"蛇女"を題材にした悶絶のミュージック・コンクレート傑作。ゲートフォールド・ジャケット。
同国の映像作家/現代美術家Emmanuel Raquin-Lorenziが、1976年にドラキュラの舞台としても知られるルーマニア・トランシルヴァニア地方のネグレニの秋の祭典で「蛇女(snake‑woman)」のビジョンと出会ったことが契機となったマルチメディア作品『Lac Noir』の一部として制作された本作。1990年から1992年にかけて蛇女の地のフィールドワークで収集された素材を元に、音響によってこの蛇女のイメージを描き出す試みのミュージック・コンクレート。神秘的で官能的。フォークロアとファンタジーの驚異的なミックスで描かれる、シュールかつ多彩に展開する知覚のドラマ。全曲かっこいい。マスト。 (足立)
Track List
- 7inch+DL
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- Back In
Jan Jelinek, Mads Emil Nielsen
Framework / Zwischen Remixes
Arbitrary
- Cat No.: arbitrary22V
- 2025-12-15
ベルリンの電子音楽のキーマンJan Jelinek、コペンハーゲンの作曲家・レーベル主宰Mads Emil Nielsenが互いの楽曲をリミックス。もとは2019年のデジタル・コンピレーションのために制作された音源が7インチ・ヴァイナル化。
デジタルのみで埋もれてしまうには惜しい内容を〈Arbitrary〉が7インチにしてリリース。Mads Emil Nielsenのグラフィック・スコア付きで蘇った2つのリミックス。Jelinekによる、『Framework(Book/CD)』に収録の「Framework 10」のリミックスは、Nielsenの2分弱のオリジナルを、水中エキゾチカ的成分を加え約7分にまで拡張。一方、『Zwischen』収録のマルセル・デュシャンのインタビュー音声の会話の"間"を繋ぎ合わせた沈黙のコラージュ・ワークを、Nielsenがホワイトノイズやモジュラーのうねりでさらにストイックさを増した仕上がりに再構築しています。45回転仕様。 (足立)
Track List
- 12inch
- Digital
- Recommended
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Al Wootton
Crux Ep
Sähkö Recordings
- Cat No.: PUU60
- 2025-12-15
快進撃を続けるクラスティなハードコア精神トライバル・ポストパンク・ダブテクノ先鋭的レフトフィールド鬼才Al Woottonと、フィンランド先鋭的実験性エレクトロニクス名門Sähkö Recordingsががっちりタッグを組んだパーカッシヴ・エレクトロニック・ソリッド・キレッキレ音響ダブワイズ・テクノ最前線にしてストイック最深部の蠢き。強力にかっこいいです!!!
名作12インチの誕生。レコメンドとさせていただきます。涅槃メディテーショナル・ディープに覚醒する危険な4トラック。 (コンピューマ)
Track List
- LP
- Recommended =
- New Release
Elijah Minnelli
Clams As A Main Meal
Breadminster County Council
- Cat No.: EM05
- 2025-12-12
南米コロンビア・クンビア、中近東から東欧まで、世界各地の伝統音楽からインスパイアされた怪しく妖しいアウトサイダー/レフトフィールド/アヴァン異色エレクトロニクス・レゲエ&ダブUK鬼才Elijah Minnelliによるデビューアルバム「Perpetual Musket」に続く待望ニューアルバム「Clams As A Main Meal」到着!!!ストレンジ・ダークサイド哀愁レフトフィールド・フォーキー・レゲエ推薦盤。レコメンドさせていただきます。
2024年にFatCat Recordsからリリースした、フォークソングをレゲエ・ヴォーカリストと共にリワークした作品集「Perpetual Musket」を基にした、異才を放つElijah Minnelli(イライジャ・ミネリ)ならではの、より実験的なモード手腕で作り上げた悲哀を帯びた、東欧、南米クンビア、カリプソ、フォーキー奇妙な郷愁レゲエ/ダブのストレンジ・エクスペリメンタルな問題作にして傑作が誕生している。UKポストパンク・ダブ立役者巨匠Dennis Bovellとウェールズ語のシンガーCarwyn Ellisがヴォーカリストとして参加している。スローハウスやスクリュー低速ダンスミュージック・マナーもじんわり効能。ドナドナドーナ、ドーナー? (コンピューマ)
Track List
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BPM128、出口のないトンネルを掘り続けているかのようなインダストリアル・ノイジーなカオティック・スロー・ドラムンベース・ブレイクスA1「Wreak Havoc」(sample1)BPM126、ポリリズム波打つ波動砲のようなインダストリアル混沌ブレイクスA2「Whalebone」(sample2)、モノクローム・ドローン太古な密林ジャングル世界をパーカッシブにアヴァンギャルド・ハーフステップ・トライバルするタイトルトラックB1「Taiga」(sample3)、BPM85(170)、幾つもの深いドローン・レイヤーの重なりからくぐもり広がる複雑な和太鼓のようなドラムワークが怒涛ひたすらにドラマチックに打ち込まれるB2「Stay」も強力。180g重量盤12インチ限定300枚。 (コンピューマ)