CD etc..
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Kibrom Birhane
LISANÉ BAHIR
Flying Carpet
- Cat No.: FLYC109LP
- 2025-12-12
エチオジャズの新たな地平を開拓するエチオピア出身LA新世代鬼才Kibrom Birhane(カブロン・ベリャナ)が、自身のルーツへ想いを馳せてアナログ・シンセのみを駆使して作り上げた、スピリチュアル・メディテーショナル異色エチオジャズ・エレクトロニック・シンセサイズド野心作!!エキゾチック・スピリチュアル・ダブワイズ音響空間にも摩訶不思議にトリッピン魅了されるサイケデリック・ダウナー・ダウンテンポジャズ怪作が誕生している。限定LP。大推薦盤。
カマシ・ワシントンやデクスター・ストーリーらが所属するLAのアフロ・ジャズ・プロジェクト「エチオ・カリ」のメンバーでもあるKibrom Birhane(カブロン・ベリャナ)が、LAフライング・カーペット・スタジオにて1ヶ月間、巨大なスタジオ110モジュラー・システムを使用駆使して、デジタル楽器を一切使用せずに、自らのルーツでもある伝統的なエチオピア音楽世界と、サン・ラ的宇宙音楽、異空間テクスチャーを独自の視点で融合を試みたエチオピア音楽の新たな次元へ導かれる唯一無二のスピリチュアルな電子音楽、悠久の調べ、怪作が誕生している。時折はいるビート&リズム、どこかジョー・ザヴィヌル、ウェザー・リポート的な世界観もシンセサイザー・サイケデリック・ジャズ、メディテーショナル・ダウンテンポ・チルアウトに心地いい。トラックリストからも是非ともどうぞ。 (コンピューマ)
Track List
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Yousei Suzuki
Riverside Music
Senri Records
- Cat No.: snri-014
- 2025-12-12
大阪を拠点に活動するSSW/ギタリストYousei Suzuki が主宰する、ピュアでDIYなアコースティック・ギター作品やアーティストを紹介するカセットテープ・レーベル〈Senri Records〉。ギター・インストゥルメンタルのみで発表してきたYousei Suzuki が初めて歌う、フォーク・アルバムをリリース。
レーベルオーナー鈴木氏がついに歌声を音源化。温かさと哀愁に包まれる、川をインスピレーションに歌われる全10曲。
(AYAM)
-info-
Yousei Suzukiによる初の歌のアルバムです。
過去の歌の音楽に敬意を払いつつ、過去からの音楽の流れを自分なりに網ですくい取ってまとめたイメージです。
川がテーマですが、音楽の時間の流れ、自由不自由・あちらこちらの境界線などの比喩を含んでいます。
ジャケットの絵はmitsuさん、デザインはshowtaさんにして頂きました。
Track List
- Cassette
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Takashi Masubuchi & Shintaro Tanaka
The Visitors
Senri Records
- Cat No.: snri-c15
- 2025-12-12
雨音のアンビエンスと淡く爪弾かれるアルペジオ。東京拠点のギタリスト増渕顕史と田中慎太郎が、2023年の梅雨の時期に行った公演のライブ音源。大阪を拠点に活動するギタリストYousei Suzuki 主宰、ピュアでDIYなアコースティック・ギター作品を紹介する、カセットテープ・レーベル〈Senri Records〉から。
うっすらと背後に聴こえる雨音や空気の揺れ、水が滴るようなギターと ノスタルジーを誘うハーモニカのインプロヴィゼーションが心地良い。カセットテープでの再生環境でより温かさも表現されます。推薦。
(AYAM)
-info-
2023年、増渕顕史と田中慎太郎は2度の公演を行った。
今作は6月に東北沢otootoで行われた2度目の公演の記録から、
4つの音の時間を抜粋したものである。
増渕はアコースティックギターとハーモニカを演奏し、
田中はエレクトリックギターを演奏している。
梅雨の時期の静寂や湿度を含めた公演全体の様子を感じ取っていただければ幸いである。
ぶっきらぼうさと思慮深さが併存する即興演奏、
オープンリー ...もっと読むルテープを使ったマスタリングが、ある種の郷愁的感覚を付け加えている。
マスタリングは岡田拓郎が担当した。
タイトルは抜粋された音源を聴き返しての印象を元に付けられたものだが、
その由来は聴き手のご想像にお任せしたい。
ジャケットデザインは小川 哲が担当した。
Track List
- ZINE+MIXCD
- Recommended =
- New Release
COMPUMA / 原雅明
Tealightsound 10 Years & The Future(限定100部)
宇治香園
- Cat No.: UJKCD-5413
- 2025-12-12
京都の茶問屋 宇治香園が、Tealightsoundの10年間を踏まえ、未来を展望するZINEをリリース。文筆家・選曲家 原雅明によるレーベル概論・ここでしか読めない全作品の解説、そして、COMPUMAによる全作品から楽曲を使用したMixCD「Tealightsound 10 Years & The Future」をセットした創業百六十年記念作品 特別編。Tealightsoundの10年間の概要と解説 ブックレット(24P)+Mix CD(限定100部)Newtone にも入荷いたしました!
2015年、京都の茶問屋 宇治香園の創業百五十年記念作品として制作されたCOMPUMA feat. 竹久圏『SOMETHING IN THE AIR -the soul of quiet light and shadow layer-』を皮切りに、毎年1作品のペースでリリースされてきたTea+Light+Sound=Tealightsoundシリーズ。本年は創業百六十年にあたり、創業記念作品 服部峻『Cha No Mori』 に続き、Tealightsoundの10年間を踏まえ未来を展望するZINE、『Tealightsound 10 Years & The Future』をリリースする。
文筆家・選曲家 原雅明によるTealightsound概論と、ここでしか読めない全作品解説を掲載 ...もっと読む (コンピューマ)したZINEに、COMPUMAが選曲、ミックスしたMix CDをセットした特別編。ZINEの装丁は佐々木暁、Mix CDのマスタリングはhacchiが手掛けた。限定100部。
2015年10年前に声をかけていただき、ギタリスト竹久圏さん、hacchiさんへお声がけ相談することから始まり、京都南部山奥の茶園を訪れて、そこから創業百五十年に向けてオリジナルアルバムを制作させていただいた事からご縁をいただいている京都の老舗茶問屋、宇治香園さんが主宰されるTealightsoundが今年10周年を迎えて、2015-2025年、10年にわたり毎年周年ごとにアーティストへ依頼したフィジカルな記念品CDとしてリリースされてきた11作品の楽曲を使用させていただき、Tealihtsoundのこれまでと未来へ繋がるイメージで10周年記念DJ MIXを制作させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。 (コンピューマ)
- CD
- Recommended =
- New Release
Cola Ren
Mekong Ballad
PLANCHA/Human Pitch
- Cat No.: ARTPL-246
- 2025-12-11
広州発、音と詩情で水を描く若きプロデューサーCOLA RENが名門Human Pitchとサインして新作EP『Mekong Ballad』をリリース。自身の歌声を初披露!ボーナス・リミックス・トラック3曲を加えアルバム仕様で日本独自CD化!
共にThe Lot RadioでレジデントDJも務めてきたSimisea(レーベルSLINKも運営)とTristan Arp(UKのWisdom Teethなどから作品をリリースし、Asa Toneのメンバーでもある)が主宰するアンビエント〜実験音楽の最前線を提示し、SalamandaやLe Fritなどをリリースしてきた優良レーベルHuman Pitchが、新たに中国・広州を拠点とするプロデューサー/DJのCOLA RENとサイン。
COLA RENは、都市と自然、記憶と夢のあわいを繊細なサウンドスケープで描く若き音楽家であり、これまでフィールド・レコーディングやエレクトロニクスを駆使した詩的なインストゥルメンタル作品で注目を集めてきた。
そんな彼女が、自 ...もっと読む身の声を初めてフィーチャーした新作『Mekong Ballad』で、表現の新たな地平を切り拓く。
本作には、川の息吹や熱帯の空気の重みから着想を得た5つのアンビエント・トラックを収録。
楽曲は流れる水面に映る光の反射のように漂い、溶け、屈折し、また戻ってくる。落ちた果実、ささやく水流、河口に差す月光の霞――記憶の断片が浮かび上がるこの作品は、水への瞑想であると同時に、無重力感や居場所を探す旅のようでもある。
タイトル曲ではCOLA REN自身が歌声を披露し、中国語の歌詞は J-Fever(小老虎)が手掛けている。特徴的なアンビエント・サウンドに人間の声が加わることで、より深みのある表現が生まれている。
また、中国フリージャズ・シーンのスター tga(サックス)、タイの即興演奏家 rrrrrm(トランペット)が参加し、楽曲に呼吸と共鳴の豊かな流れをもたらす。これらの演奏によって、川や記憶、夢が交錯するCOLA RENの流動的な音世界に、有機的で人間らしい脈動が加わっている。
さらに、日本のみでリリースとなるCD盤にはMong Tong、Guohan、Wu Zhuolingによるリミックス3種を収録し、オリジナルとリミックスを併せた、フルレングスのフィジカル・リリースとなる。
Track List
- CD
- Recommended =
- New Release
Fabiano do Nascimento
Cavejaz
PLANCHA/Leaving Records
- Cat No.: ARTPL-248
- 2025-12-11
ミナス、東京、ロサンゼルス — 異なる土地と時間をつなぐ、Fabiano do Nascimentoの有機的ミニマリズム。UAKTIのPaulo Santos、U-zhaanらを迎えた最新作『Cavejaz』、PLANCHAより日本独自CDで登場。
リオデジャネイロ出身で現在はロサンゼルスと東京を拠点に活動するブラジリアン/アメリカンのギタリスト、作曲家、アレンジャーで、多弦ギターや独自のチューニングを用い、アフロ・サンバ、フォルクローレ、ショーロなどブラジル伝統音楽のルーツを軸に、ジャズ、実験音楽、エレクトロニカの質感を自在に横断する音楽性で広く支持されているFabiano do Nascimentoのニュー・アルバム。
本作は、ブラジルの南東部ミナスジェライス州のシンガー・ソングライター Jennifer Souzaとの交流を起点に、ブラジルを代表するグループUAKTIのメンバーとして知られる音楽家Paulo Santosとの共演を実現。PVC パイプやガラス、水、スポンジといったあらゆる素材で自作楽器を生み出し、Pa ...もっと読むul Simon、Philip Glass、Milton Nascimento らと共演してきたUAKTIの精神が、本作の要となっている。
2024年8月、FabianoとPauloはプロデューサーLeo Marquesと共にベロオリゾンテのStudio Ilha do Corvoでレコーディングを開始。しかし、同時期にブラジルでは史上最大規模の森林火災が発生し、煙害が南米各地へ広がる危機的状況に直面する。限られたセッションの中、「Leo が録音を始め、僕たちはただ自由に演奏した」とFabianoが語るように、その瞬間の直感が音楽へと刻み込まれた。
アルバム後半は日本で制作されている。東京の能楽堂で日本の音楽家U-zhaanと共演し、その公演をライブ録音。さらに大磯のSALOでのソロ録音、そして長年のコラボレーターであるパーカッショニストRicardo “Tiki” Pasillas(Salvador)とのロサンゼルスでのライブ音源が収録され、多層的な時間と空間が一枚の作品に溶け合う。
ギターとハンドメイドのパーカッションを軸に、U-zhaan によるタブラ、Tiki のハイブリッド・パーカッションが加わることで、有機的なパフォーマンスとミニマルな編成が一体となった独自のサウンドスケープを形成している。
アルバムタイトル『Cavejaz』は、作品全体のフィーリングから生まれたもので、親交のある Sam Gendel による提案。洞窟の奥から響き出る、水や有機的要素の気配を帯びた音楽をイメージしたという。
Track List
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The Sorcerers
Other Worlds And Habitats
ATA Records
- Cat No.: ATA041CD
- 2025-09-10
BBC Radio 2’s Jamie Cullum、エチオピアン・ジャズ・レジェンドMulatu Astatke、Gilles Peterson、Nightmares on Waxもその才能に惚れ込む、UK現行のエチオピアン・ジャズファンク・エキゾチック・アンサンブル・バンドThe Sorcerers待望新作4作目ニューアルバム「Other Worlds and Habitats」がATA Recordsよりリリースされた!!CDも入荷いたしました。
エチオジャズからの強い影響、60.70年代ホラー映画サントラやヨーロピアン・ライブラリーミュージック・マナー、当時のエレクトロニック・テクノロジー未来志向を、ヴィンテージ・アナログ愛センスで独自の解釈で伝統的サウンドを融合させて、エキゾチックジャズファンク・サイケデリック唯一無二の音楽世界に仕立て上げるUK現行最高峰グループThe Sorcerers待望新作ニューアルバム!
ドラム、ベース、パーカッション、そして、フルート、バスクラリネット、ヴィブラフォン、アルトサックス、テナーサックス、メロトロン、ウーリッツァーピアノ、ファルフィサ・オルガンを加えた編成によって奏でられる8曲。よりゆったりと自由に怪しく妖艶且つソリッド・タイトに研ぎ澄まされたイマジナリー・エキゾチック、ヒップホップ・ ...もっと読む (コンピューマ)レアグルーヴ/ブレイクビーツ的センスと実験的レフトフィールド・ダビー・オブスキュア・アフリカ・エチオピアなる未知の領域をスピリチュアル/サイケデリックに探究するバンド・アンサンブルに魅了される。 (コンピューマ)
Track List
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- Back In
Roy Ayers, Adrian Younge, Ali
Roy Ayers JID002
Jazz Is Dead
- Cat No.: JID002lp
- 2025-12-10
キング・オブ・ヴァイブスことRoy Ayersが、Adrian Younge、Ali Shaheed Muhammad(A Tribe called Quest)と協力して完成させた、2020年リリースのスタジオ・アルバム。ストックしました!〈Jazz Is Dead〉から。
Roy Ayersアンセム「Everybody Loves The Sunshine」('76)の続編とも聴き取れる、メロウ・グルーヴ「Synchronize Vibration」(sample_1)をオープナーに、全く衰えを感じさせない、極上のメロウ・ジャズファンク全8トラックを堪能させてくれます。全曲3者共同で書き下ろしたオリジナル。上質。 (AYAM)
Track List
- CD
- LP (予約)
- Recommended
滞空時間
鳥
Microaction Recordings
- Cat No.: MALP-5
- 2025-12-09
ガムラン / 汎アジアポップ集団、鬼才川村亘平斎が率いる滞空時間による最新作!オリジナルのグルーヴとオーラ、さらっと深いとこに響くどこか懐かしメロディ。流石です。滞空時間史上最高傑作とのご本人たちの談!名曲、"星を見て眠りましょう"収録も嬉! (Shhhhh)
「ようこそ 可愛いお嬢さん さあよく聞きな ボクの唄 この森いっぱい震わせて 命の不思議を教えてあげる」(「新たな鳥の神話集」より)南洋の呪術的音楽「ガムラン」を現代的な文脈で捉え直し、新たな音楽の地平を切り開く唯一無二の音楽ユニット・滞空時間。 3年ぶりの5thアルバムは、ジャンルやカテゴリー、国や土地から自由に羽ばたく「鳥」たちがコンセプト。 サウンドエンジニアに内田直之、新メンバーに角銅真実、ゲストミュージシャンに嶺川貴子を迎え、 滞空時間史上最強メンバーでお届けする音曼荼羅!とくとご覧あれ〜
Track List
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滞空時間
鳥
Microaction Recordings
- Cat No.: MALP-5
- 2025-12-09
ガムラン / 汎アジアポップ集団、鬼才川村亘平斎が率いる滞空時間による最新作!オリジナルのグルーヴとオーラ、さらっと深いとこに響くどこか懐かしメロディ。流石です。滞空時間史上最高傑作とのご本人たちの談!名曲、"星を見て眠りましょう"収録も嬉! (Shhhhh)
「ようこそ 可愛いお嬢さん さあよく聞きな ボクの唄 この森いっぱい震わせて 命の不思議を教えてあげる」(「新たな鳥の神話集」より)南洋の呪術的音楽「ガムラン」を現代的な文脈で捉え直し、新たな音楽の地平を切り開く唯一無二の音楽ユニット・滞空時間。 3年ぶりの5thアルバムは、ジャンルやカテゴリー、国や土地から自由に羽ばたく「鳥」たちがコンセプト。 サウンドエンジニアに内田直之、新メンバーに角銅真実、ゲストミュージシャンに嶺川貴子を迎え、 滞空時間史上最強メンバーでお届けする音曼荼羅!とくとご覧あれ〜
Track List
- LP
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Tortoise
Touch
RINGS
- Cat No.: RINC140
- 2025-12-09
Tortoise2016年以来のリリースとなるアルバムがレーベル11年目を迎えたシカゴ〈International Anthem〉と〈Nonsuch〉のタッグでリリースになります。ボーナストラックを加えた国内盤CD。
シカゴを離れたメンバーもいるトータスが、ポートランドに集ってセッションを行うことから新しいアルバム作りは始まった。「作り終えて、一本の筋が通っていることに気づいた」、「過去の作品と確実に違う何かがある」とジョン・マッケンタイアは語る。その言葉がすべてを表している。トータスは再び、新たなインスピレーションを与える真に包含的な音楽を創出した。(原 雅明 ringsプロデューサー)
Track List
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原 雅明
アンビエント/ジャズ マイルス・デイヴィスとブライアン・イーノから始まる音の系譜
ele-king books
- Cat No.:
- 2025-12-07
常に時代を反映したアプローチを続けたマイルス・デイヴィスの60年代以降のアンビエントへと通じるような時代、そしてアンビエントの始祖ブライアン・イーノ、ECMなどの考察からはじまり、世界的に再評価されてきた日本の環境音楽の音楽家たちのアプローチの紹介に至る、原雅明氏による7年ぶりの書き下ろし。読み応えのある力作書籍。入荷しています。(サイトウ)
アンビエントとジャズはかねてより親密な関係にあった――
マイルス・デイヴィスが求めた静けさとは何だったのか?
アンビエントの発案者ブライアン・イーノはジャズから何を受けとったのか?
マイルスの音楽をアンビエント的観点から聴き返しつつ、イーノの音楽をジャズの角度からとらえ直すことで、今日におけるジャズとアンビエントの交差の源流を訪ねる、かつてない1冊。
『E.S.P.』以降の第2期マイルス・クインテットにみられる空間の拡張や時間の遅延、エレクトリック期に試みられたトーン・ポエム(=音の連なりから風景画のようなサウンドスケープを生み出す手法)は、ある意味でプレ・アンビエントと呼ぶこともできる。ひるがえってイーノの『Music for Airports』には ...もっと読むマイルスのモーダルな響きがこだまし、続くアンビエント・シリーズの諸作やジョン・ハッセルとの共作からはジャズとの接点が浮かび上がってくる。
本書はそうした両者の比較・分析にとどまらず、「静寂の次に最も美しい音」のキャッチフレーズで知られるECMの音作りの真髄や、菊地雅章、高田みどり、芦川聡、吉村弘、尾島由郎、清水靖晃といった日本におけるジャズと環境音楽の文脈も俯瞰することで、ジャズとアンビエントの混交が進む現代にひとつの道筋をつける。著者入魂の、7年ぶりの書き下ろし。
四六判変型並製/352ページ
- CD
- LP+DL
- Recommended =
- New Release
NEW MANUKE
SOUR VALLEY
Leftbrain
- Cat No.: LEFT4CD/HEADZ270
- 2025-12-01
11/30発売!関西拠点のトリオNEW MANUKE(荒木優光、栗原ペダル、DISTEST)がついにLP/CDで1stアルバムを発表!HEADZのオフシュート〈Leftbrain〉からのリリース。サンプリングとコラージュを中心に、極少量のポップスと共に破壊と脱構築を繰り返したという最高の一枚。
それぞれがサウンドデザイナー、DJ、neco眠るなどで活動を展開している荒木優光、栗原ペダル、DISTESTの3者で構成される2009年に結成したNEW MANUKEの新作にして、これまで自主リリースのカセットテープや、日野浩志郎主宰の〈Birdfriend〉からKuknackeとのスプリットカセットなど僅かな音源リリースだった彼らの嬉しい初アルバムがリリース。未知の祝祭感とユーモアで到達する無二の逆(?)トランス。Eric Copelandのごときジャンク、トラッシュ感覚。サンプリング&コラージュの妙味で豆鉄砲をくらうぐねるポップス。まずは触れてほしい新奇作。素敵なアートワークは〈Warp〉〈Born Bad〉〈Bongo Joe〉などのレーベルにも仕事を残すデザイナーFélicité L ...もっと読む (足立)andrivonが担当。各フォーマットに”慈愛”の主宰やDJユニット慈母子など多岐に渡り活動するoboco氏による5000字ライナーノーツが付属。爆音とは。 (足立)
Track List
- Cassette
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Allen Ginsberg
More Rags, Ballads, and Blues 1971-1985
Death Is Not The End
- Cat No.: DEATH117
- 2025-12-02
ウィリアム・S・バロウズ、ジャック・ケルアックと共にビート文学を代表する一人Allen Ginsbergが、Bob Dylan, Arthur Russell, Anne Waldman, David Mansfieldなど同時代の友人ミュージシャン達と共にスタジオ・セッションした1983年リリース作品「First Blues」が42年の歳月を経てロンドンDeath Is Not The Endよりカセット・リリースされましたが、アウトテイク&リハーサル音源までもがお蔵出し。続編カセットがリリース!!
全楽曲アレン・ギンズバーグが作詞作曲。Bob Dylan、Arthur Russellとのリハーサル音源、Don Cherryがカズーで参加した音源など、ラグ、バラッヂ、ハーモニウムソング、シーシャンティ、讃美歌、アボリジニ・ソング、ゴスペル、ブルーグラス、ブルース・カントリー&ウエスタン、50’sR&B、ダーティー・ダズン、ハワイアン・スラックキーギターまで11曲を収録。Bob Dylanがベース、David Mansfieldがマンドリン、Steven Taylorがスティール弦アコースティックギターで参加した11曲目「Do the Meditation Rock」も貴重なドキュメント記録。アレン・ギンズバーグの味わい深い歌声が哀愁に沁みる。カセットテープで聞けることが嬉しいナイス・リリース。 (コンピューマ)
Track List
- LP
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- Digital
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Morteza Mahjubi
Selected Improvisations from Golha, Pt. I
Death Is Not The End
- Cat No.: DEATH048LP
- 2025-11-27
DEATH IS NOT THE END名リリース、中東イランのペルシャ伝統音楽を代表するレジェンド作曲家ピアニスト、Morteza Mahjubi (1900-1965)の1956年から1965年にかけて、イランの国営ラジオ局「ゴルハ」の番組で放送されたのピアノ即興曲を厳選セレクトしたカセットテープ作品が待望のアナログLP化!!3年ぶり待望リプレス!再入荷!!
ここでは、番組開始からMAHJUBIが亡くなる1965年までの間にGolhaで放送された、MORTEZA MAHJUBIによる独自のチューニングによる見事な白昼夢のような夢見心地ペルシア伝統音楽ピアノ即興曲を集めたもので、ほとんどがソロ曲となっているが、tombakやviolin 詩の朗読を交えたスピリチュアルで神秘的な演奏も収められている。ぜひともアナログならではの音質でもお楽しみください。 (コンピューマ)
- Cassette
- Back In
- Back In
Death Is Not The End
Leave Earth
Death Is Not The End
- Cat No.: DEATH118
- 2025-11-27
Death Is Not The Endより数年前にリリースされた「If I Had a Pair of Wings」の姉妹作のような作品で、今回は1950年代から1960年代前半にジャマイカで録音された、ゴスペル、メント、ナイヤビンギに影響を受けたR&Bサウンドに焦点を当ててコンパイル収録された「Leave Earth」が限定ミックステープ・リリース(ノーデジタル)
1950年代60年代初頭、スカ・ロックステディ誕生以前、当時のUSポップ&バラードやドゥーワップ/ジャイヴ/R&Bからの影響を強く受けながらも、既にジャマイカ独自の音楽性、その後のメント、スカ/ロックステディへ繋がっていくソウルフル豊かな音楽性を感じさせてくれるノスタルジック・メロウ且つフレッシュ素晴らしきジャマイカン・ドゥーワップ/R&Bの貴重な名演をコンパイルした名シリーズ「If I Had a Pair of Wings: Jamaican Doo Wop」Vol. 1.2.3の姉妹作としてリリースされた限定カセット/ミックステープ作品。
収録アーティスト曲名は全てシークレットとなっておりわからないのですが、ナイヤビンギ・マナーのR&B、オールディーズ甘酸っぱいメントR&Bなどなど、なかなかに聞き応えのあるBGMとしても最適な絶品内容となっております。 (コンピューマ)
- 2LP
- Cassette
- Back In =
- New Release
Tafese Tesfaye, Admassu Fikre, Seyoum Mengistu & Alemu Aga
Elders of the Begena: The Harp of David in Ethiopia
Death Is Not The End
- Cat No.: DEATH114LP
- 2025-11-27
これは凄いです!激渋エチオピア・エキゾチック・フォーキーな独特の旋律とトーン、そしてテンション、グルーヴ、佇まいによる、5800年以上の歴史を持つエチオピアの竪琴、伝承楽器ベゲナによる知られざる悠久魅惑の伝承音楽。文化遺産。シリーズ第二弾!前作「The World Is But A Place Survival : Ethiopian Begena Songs」も素晴らしかったですが今作も素晴らしすぎます。信頼Death Is Not The Endからの名リリース。こちらは2LPアナログ盤。DJプレイにもぜひ。
エチオピアにおいて長らく政治的・文化的に支配的な民族でもあったアムハラ族の祈り、教会音楽での霊的レパートリーで用いられる唯一の旋律楽器でもあった十弦竪琴ベゲナ、神話的な起源と共に、常に王や貴族の楽器でもあり、この楽器を演奏するということは神や聖母マリアと直接接触対話するということにもつながっていたようで、アムハラ族にとっての神と交流する為の祈りにも似た特別で高貴な楽器でもあった。そういった理由も含めて一般的に広く普及することがなかったこともあり、これまであまり知られることがなかったエチオピア音楽ですが、これがなかなか凄いテンションのグルーヴ、どこか北海道アイヌ伝承音楽にも通じるかのような佇まい心地よさを醸し出してくれている。10本の弦からなるベゲナによるエチオピア独特の旋律トーン、古今東西の ...もっと読む (コンピューマ)トラッドフォークとも共通する伸びやかな歌唱と、ベゲナ独特の低音に呼応するかのようなウィスパーボイスが交互に表れる様は、その地に根を生やして生活している人々の細やかな息遣いそのものまでもが聞こえてくるようで、静かに深くじっくりと魅了される。レコメンド!!! (コンピューマ)
Track List
- LP
- CD
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Emily A. Sprague
Cloud Time
RVNG INTL.
- Cat No.: RVNGNL130lp
- 2025-11-25
モジュューラーシンセを使用した美しい空間サウンド・デザインで多くの人を魅了してきた女性音楽家Emily A. Sprague。2024年の日本ツアー時の録音が元になっているという、RVNG INTL.から3作目となるアルバム「Cloud Time」。
自主制作での作品をRVNG INTL.がライセンスし、ワールドワイドにリリース、近年のアンビエントアーチストの中でも際だった才能で信頼をえてきた女性音楽家Emily Sprague。
Each Story 2024はじめ。Cool Maritimeと共に日本各地で公演を行なった彼女の、その滞在期間中に録音された音源をベースにしたアルバムがRVNG INTL.から新作としてリリースされました。 (サイトウ)
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Aksak Maboul
Onze Danses Pour Combattre La Migraine
Crammed Discs
- Cat No.: CRAM 101
- 2025-11-24
WINDBELLから44年ぶりの新作が紹介されたAKSAK MABOULの伝説的1ST1977年作。クラシックでしかない。。
アフリカ〜ラテン〜英米ポピュラー音楽のタワレコ的音楽、または世界フォルクローレ/土着音楽といった文脈からも外れた、ヨーロッパ主義的浪漫と知的音楽。強引にプログレなんて括ってもいいけど、自由でハイセンスで瀟洒な19世紀のサロン音楽の系譜なんてしたほうがしっくりきますね。のちに"ワールドミュージック"の総本山でありそのジャンルの型を決定した、Crammed Discの創始者、Marc Hollanderのバンドというのが最高に面白い。Luaka Bop、NONESUCHもクラムドの後を追ったとwindbellも分析しています。とはいえエスニックや教条的要素は全くなく、しっかりたっぷり快楽的でかつ摩訶不思議トリップと寓話の世界の音像。ZNRはもちろんアルゼンチン諸作もこ ...もっと読む (Shhhhh)の遺伝子なんだろうし、チェンバーポップの大元ネタだったりするのかなと。とにかく大推薦です。こちらはCD。CDのボーナストラック良いですよ。 (Shhhhh)
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Area 3 は、カナダ・エドモントンを拠点にするプロデューサー Dylan Khotin-Footeが、Khotin名義とは異なる文脈でより瞑想的・内省的なサウンドを追求するための別名義である。2025年9月5日、Khotin Industries からカセットとデジタルでリリースされた『View』は同名義における3作目のアルバムとして位置づけられ、6曲で構成されている。
全編には柔らかく揺れるシンセのレイヤー、湿度を帯びたフィールド・レコーディング的な素材、控えめながら独特の色彩を持つ電子音が溶け合い、メロディやビートが前面に出過ぎることなく、静かに風景が移り変わるようなアンビエント/ニューエイジ寄りの音像が形成されている。Khotin名義のダンス・ミュージック的アプローチ ...もっと読むとは距離を置き、視覚的・静謐・抽象的なアトモスフィアに軸足を置いた構成が特徴で、各曲が短編映像のように緩やかに場面を切り替えながらも、作品全体としてひとつの心象風景を描くような流れが作り出されている。
マスタリングは Nik Kozubが担当し、海外インディ・ショップに加えて日本のレコード店でも取り扱われるなど、カセット作品ながら確かな評価を獲得してきた。今回の日本盤CDでは、オリジナルの6曲に加えてボーナス・トラックを追加収録した国内独自仕様としてリリースされ、カセットでは得られなかったアーカイヴ性と長時間鑑賞のしやすさを備えた新たなエディションとなる。