80年代の幕開け、当時のUKストリートでは、ブラック・ポピュラー・ミュージックのサウンドの転換期で、オーケストラ・サウンドを交えた大所帯のバンド編成から、小規模なアンサンブルへ移行していき、サックス奏者、トランペット奏者、トロンボーン奏者の演奏はキーボード奏者に取って代わられた。プロフェットやコルグからローランドやヤマハに至るまで、シンセサイザーの数々が作り出す虹色の音色は、この時代のソウルに新たな艶やかさとフレッシュな輝きを与え、低めのテンポと重く弾むベース・ラインはブギーと呼ばれるようになった。この新しいサブジャンルは当時のイギリスで大流行した。そしてその後、レゲエ界にはラヴァーズ・ロックも登場しすることとなり、UKストリート・ソウルならではの80’sブラック・コンテンポラリー・ソウル&ファンク、ディスコ、レゲエ/ラヴァーズ/ダンスホールレゲエ、エレクトロ、ヒップホップ、ニューウェイヴ等々が独自に折衷クロスオーバーする様々なライトファンク・ディスコ&ブリットファンクがアンダーグラウンド・シーンでもたくさん生み出された。1980-1994年の間にリリースされたUKストリート・ソウル&エレクトロ・ディスコ・ブギーのレア&キラー・トラックを厳選コンパイルしたもので、2枚のレコードに全12アーティスト必殺の12トラックが収録されている。DJ プレイとしてはもちろん、リスニング・アルバムとしても最適。限定ヴァイナル。 Andrew Holliganによる貴重な写真とKevin Le Gendreによるライナーノーツ掲載。 (コンピューマ)
Track List
1. La Famille & Caron Wheeler - Dancer (Vocal Mix)
05:26
2. Clarity - The Way U Make Me Feel
06:07
3. Distance - Just One More Kiss (feat. Janey Hallett)
05:50
4. Pause - It's Just Amazing
05:14
5. Roy Hamilton & Capiche - Turn up the Music
05:53
6. Rick Clarke - Gonna Make You Happy (feat. Jill Francis)
03:44
7. Candy McKenzie - Remind Me
05:00
8. Eddie Capone's Treatment - I Won't Give You Up (feat. Diane Jones)
06:08
9. T.J. Johnson Band - I Can Make It (Good for You)
AUS MUSICを主宰して生きたWill SaulとFinkと!K7、Athens Of The NorthなどでリリースしてきたJames Alexander Brightの3者によるコラボレーション・プロジェクト。ロバート・オーエンズなどの系譜と、スローシンセサイザーダンス。なんとも言えない魅力。
Groove ArmadaのTom Findlayや先日のGirls Of The Internetとのコラボレーションも素晴らしかったマルチミューシャン James Alexander Brightと、AUS MUSIC主宰の二人の3者によるコラボレーション・プロジェクト。James Alexander BrightはWill Saulが!k7のA&Rを務めてていた時期に出会ったアーチストでもあるそうです。ダウンテンポの「Slo-Mo Life」はオリジナルとWill Saulの別プロジェクトでもあるSIDESHOW、ブレイクしたステップの「Blue」はオリジナルとJames Alexander Brightによるリミックスを収録しています。 (サイトウ)
Fatima、Mala、Maxwell Owinとのコラボレーションも素晴らしかった現行UKジャズシーンの最重要キーボード奏者/コンポーザー/プロデューサーにして、縦横無尽に活躍を続ける名手Joe Armon-Jonesの新作は、UKラッパーHak Bakerとサックス演奏者Nubya Garciaとのタッグで取り組んだ強力なるレゲエ&ダブEP!!!A2「Dub Side of Town」(sample2)はヴァイナリオンリー!!!
Mukatsukuは、シングル・オンリー、フィジカル・オンリー・レーベルからの100枚目のレコード・リリースを記念して、プロダクション&リリースから30周年を迎えたKyoto Jazz Massiveが2021年に日本限定リリースしたアルバム「Message From A New Dawn」からの2曲をピックアップ!フルヴァージョンにてそれぞれの面に1曲づつ収録したアナログ盤をリリース!!限定400枚手書きナンバリング入り重量盤的12インチ。
1993年「In Pursuit of Shashamane Land」以来12年ぶり2005年にCDのみでリリースされた新生African Head Chargeによる唯一無二にして変態ドープなサイケデリック・エスノ・アフリカン・エキゾチック・ダブ大傑作「Visions Of A Psychedelic Africa」の記念すべき初ヴァイナルLP化!!!ON-Uならではのポストパンク先鋭的ユニーク偏執的なダブ実験の数々がそこかしこに仕掛けられた驚異の音像音響体験も満喫できる。
ボーナストラックとして収録された、アフリカ宇宙ダブ・ポエトリー・レジェンドMutabaruka参加「What Is The Plan?」ダブバージョン「What Is The Plan?」は当時ON-UサブレーベルSoundbouより7インチのみでリリースされた貴重音源。全17トラック2LP完全版としてリマスタリング復刻。DLコード封入!!!トラックリストからもぜひともどうぞ。 (コンピューマ)
モダン・スピリチュアル・アフロジャズ・ハイライフ・サイケデリック・クロスオーバーに安定感も素晴らしい。アフロ・フリージャズ・インプロヴァイぜーション、スポークン・ワードも交えた6トラックを収録。 PHIL DAWSONによるギター、エレクトリックピアノ、クラヴィネット、シンセ、アレンジ、プロダクションを中心としたクァルテットで、スポークン・ワード・アーティストのKhadijatou Doyneh (Heliocentrics)、サックス奏者名手、Tony Kofi (Abdullah Ibrahim, Jazz Jamaica, Cymande etc)、トップ・ピアニストのSam Leak (Aquarium)、アフロビート・レジェンド Dele Sosimi、プログレッシブなイギリスのテナー奏者John Martin、Ruby Rushtonのトランペット奏者Nick Walters、ナイジェリア人シンガーBiola Dosunmu (Estuary 17)、Bellowhead and Dele Sosimiのホーン・アレンジャー/トロンボーン奏者のJustin Thurgur等が参加している。 先日リリースされたThe Last Poets新作とも通じるアフロ・ビートニクスな世界観に魅了される。 (コンピューマ)
レーベル・スタジオ・セッション作品「Echoes Of Africa」未収録作にして、アフリカン・パーカッション&ダビーなブレイク・パートもグルーヴィン心地いい。ジャズ、ブラックミュージックへの深い愛情からヒップホップ、アシッドジャズを中心にエクレクティックにプレイしてきたイタリア・カターニア出身、シチリア拠点のDJ、ASSIMO NAPOLIによるプロジェクトGALATHEAによるコラをよりフィーチャーしたダブバージョンSide-B「Africa Calling(Galathea Kora Version)」も極上。ドーナツ盤でないにも嬉しい。 (コンピューマ)
ベルリン職人Voodoocutsによるオルタナティヴなサイケデリック・ディスコ・リミックスSide-B「Hak Dellali(Voodoocuts Remix)」(sample1)も流石の手腕。フロア効能!躍動させてくれる。スペイン名レーベルLovemonkからのリリース。 (コンピューマ)