Ninja Tuneを代表するプロジェクト、The Cinematic Orchestraによる幻の作品ともいえる2003年のサウンドトラックアルバム『Man With A Movie Camera』が20周年を記念してスペシャルエディションとして限定盤アナログ・リリース!!!銀ジャケ装丁も美しい。
モノクロの鮮烈な映像美と彼らが作り出すサウンドが、時代を越えシンクロする素晴らしい内容の本作は、ゴダールらのシネマヴェリテにも多大な影響を与えたソビエト記録主義映画のパイオニア、ジガ・ヴェルトフが1929年に製作したソ連無声アヴァンギャルド映画『Man With the Movie Camera (邦題:カメラを持った男)』にザ・シネマティック・オーケストラがイマジナリーにサウンドを作った2003年のサウンドトラック・アルバム作品。 ホワイトグレーとシルバーグレーのカラーヴァイナル2枚組、箔押し加工エンボス加工が施されたゲートフォールド・スリーヴ、最新アートワークと新たなライナーノーツ、当時のセッション中に撮影された未公開写真がプリントされた12インチサイズのアートカードも同封された2LP+DLコード付き、銀ジャケ数量限定盤。 (コンピューマ)
J Dilla、Madlibなどヒップホップ・アーチストはもちろん、ジャンルを超えて数多くのアーチスト達に影響を与え続けている名作アニメーション「ファンタスティック・プラネット」サウンドトラックで聞かれたあの音楽、印象的な美しいメロディ旋律、アブストラクト・ドープ・エレガントな雰囲気をはっきりと思い起こさせてくれる、バロック風クラヴィネット、フルート、サイケデリックなワウワウ・ギター、ゆったりとしたテンポのドラムによるアンサンブルによる、同年1973年にレコーディングされていた「L’Affaire Dominic」のサウンドトラック7編をA面に収録。B面にはやはりファンタスティック・プラネット的世界観を強く感じさせてくれる1975年「Au Dela De La Peur」から2曲、さらには、フランス国営ラジオの保管室にて発見された、メゾン・ド・ラ・スタジオ105でレコーディングされていた未発表のテープから、空想の愛へのノスタルジア、時代を超越した美しき優雅なオーケストラ軽音楽曲が3曲、全てオリジナル・マスターテープからリマスタリングされた全12曲が収められている。 (コンピューマ)
1970年代後半よりT-SquareやPrismで活躍したキーボーディスト名手にしてソロ作品ではオブスキュアなニューエイジ作品まで手がける久米大作による傑作映画の名サウンドトラック。 Erik Satie名曲「Gnossienne No.1)の環境音楽ニューエイジ的解釈による名カバーも印象的なA1「吾妻のテーマ(グニシェンヌ1)」(sample1)から、厳かでメランコリック・ドラマチックなスムースジャズ・マナーによるノワール映画を思わせるミステリアス・アトモスフェリック・イマジナリー・エレガントな8トラックを収録。 (コンピューマ)
1988年のX-Ratedな官能カルト・エロ映画「Sexo Y Fantasia」のエロティック・ウイタロ・コズミック/バレアリック・プロトハウスなサウンドトラック秘宝が、GLOSSY MISTAKESよりリマスタリング・アナログEP復刻。フロア・フレンドリーにモダン・ディスコ再構築された2曲のリミックスも極上。
イタリアン・シネマティック・マスターピース・サウンドトラック「The Black Stone Affair」初復刻LPからの嬉しい7インチカット!!Whitdo Archive GroupによるDavid Axelrodばりのサイケデリックなクラシカル・アレンジも気品エレガントにかっこいい口笛ブレイクビーツ・ジャズファンク名曲!!!全世界500枚限定7インチ。
ウクライナ生まれでマドリードを拠点にし映像作家でもあるIURY LECHによる、1989年当時カセットのみのリリースだった元々は2つの短編映画「Final Sin Pausas」と「Bocetos Para Un Sueno」のサントラ。瞑想的なニューエイジ/アンビエントの美しきサウンドスケープ。
90年作"Musica Para El Fin De Los Cantos"がベルリンのパーティCockTail d'Amore主催のレーベルから再発されたというエピソードでヨーロッパのダンスプロパーからも支持されているんだなとわかります。Suzo Saiz,Joan Bibiloniらスペインのニューエイジ/音響系と並べて聴くべき静かなる傑作。この辺は和製環境音楽や西海岸のヒッピーカルチャー流れのニューエイジとは違った趣きで、ラテンと強引に括りたくなるようなバレアリックの奥底のインテリジェンスとエロスと美学を感じます。そして違う"静けさ"。今作はギリシャ産のサントラなどを再発する個人的にも信頼のレーベル、Utopia Recordsからの再発。180グラムVinyl、300限定プレス。めちゃくちゃいいです。 (Shhhhh)
エリザベート・バートリー(1560〜1614年)の民話を基にしたスロバキアのアニメ映画”The Bloody Lady”(血まみれの貴婦人)は、何百人もの少女や女性を永遠に若さを保ちたいがために殺戮し、彼女たちの血を浴びたとされるスロバキアの貴婦人の物語。
映画とロウジーのスコアの中心は、心臓とそのリズミカルな鼓動。心臓を取り巻くアクションは映画の中で極めて重要であり、「心臓の鼓動とともに、スコアの最初のパルスを形成した」との本人の談。
なるほど、映画のテーマがそれだけに一般アンビエント的鎮静作用などではなくディープリスニング / エクスペリメンタルの類ですが、話題になった"sentiment"(Thrill Jockey)でも見られた才覚がここでも。シネマティックかつ、サントラならではのその余白。映画の中の、殺戮された女性たちの魂が揺蕩うような不思議な音。なかなかの才能です。 (Shhhhh)