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Jim Jarmusch & Anika
Father Mother Sister Brother (Original Music From The Film)
Sacred Bones Records
- Cat No.: SBR370lp
- 2025-11-18
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欧州発の"ワールドミュージック"をある意味定義づけ、00年代フアナ・モリーナ、コノノNO.1らの発掘から衝撃のリリース、昨年のAksak Maboulまで。いつでも尖った感性で音楽を紹介するベルギーのベテラン・レーベルであるCRAMMED DISCSによる1984年からの試み、"Made To Measure"は架空の演劇、映画音楽をコンセプトに始まったようです。本盤Vol.1はレーベルオーナーのMarc Hollander率いるAksak Maboulが監修的な役割、一番DJでも使えそうな"Odessa"(sample2)さらに、サンフランシスコのTuxedomoonのVerdun(sample1)は第一次世界大戦の有名な戦場を描いたオランダ映画のサウンドトラック、イスラエルのポストパンク ...もっと読む (Shhhhh)・バンドMinimal Compactの曲は振付師Pierre Droulersのダンスパフォーマンスのために制作、Sub Rosaにも作品を残すベルギーの電子音楽家Benjamin Lewはファションショーの音楽に使われた楽曲を提供。いわゆる架空のサウンドトラックのようなコンセプトはちらほらありますが、ここまでコンセプチュアルに提示した最初の方ではないかと。このシリーズはジム・ジャームッシュ、ジョン・ルーリー、川久保玲、山本耀司も参加したとのこと。ならではのセンス、インテリジェンスを感じる一枚。 (Shhhhh)
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エリザベート・バートリー(1560〜1614年)の民話を基にしたスロバキアのアニメ映画”The Bloody Lady”(血まみれの貴婦人)は、何百人もの少女や女性を永遠に若さを保ちたいがために殺戮し、彼女たちの血を浴びたとされるスロバキアの貴婦人の物語。
映画とロウジーのスコアの中心は、心臓とそのリズミカルな鼓動。心臓を取り巻くアクションは映画の中で極めて重要であり、「心臓の鼓動とともに、スコアの最初のパルスを形成した」との本人の談。
なるほど、映画のテーマがそれだけに一般アンビエント的鎮静作用などではなくディープリスニング / エクスペリメンタルの類ですが、話題になった"sentiment"(Thrill Jockey)でも見られた才覚がここでも。シネマ ...もっと読む (Shhhhh)ティックかつ、サントラならではのその余白。映画の中の、殺戮された女性たちの魂が揺蕩うような不思議な音。なかなかの才能です。 (Shhhhh)
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小室哲哉にシンクラヴィアの使い方を教え、ソロ作のプロデュースや、ドラマ『ロングバケーション』や『ラブジェネレーション』のサントラを手掛けたことでも知られる名プロデューサー日向大介。雑誌ターザンが監修したエクササイズビデオ『ビデオターザン』(VHSとレーザーディスクのみ)の2作目『男と女のセクシーボディ・マニュアル』の音楽として制作された、イメージアルバムのような作品。1作目でも音楽を担当し、その際に音楽が良かったためビデオはナレーションを入れないかたちでリリースされることになったという話も残っています。陽光暖かで透き通った風が吹き抜けるような呼吸のバレアリック〜プロト・チルウェイブ〜ニューエイジ〜プロト・ヴェイパーウェイブの名作。レーベルインフォには ...もっと読む (足立)「ジョン・ヒューズ映画の想像上のアンビエント・サウンドトラックのよう」だとありましたが、例えば羽仁進、あるいは武田一成だったらと想像してしまいます。帯付き、ターコイズ&ライトピンク・ヴァイナル。 (足立)
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物語、映像、音楽が融合した、没入感のあるコンセプチュアルな体験ができる、深い考察を促す多次元的プロジェクトとして制作されたアルバム。
自分自身の存在と、広大で複雑に入り組んだ宇宙における人類の役割について、実存的な深い内省。異星人、宇宙からの深遠なメッセージ。アンビエント・イマジナリー様々なシーンを音風景としてワクワクとストーリーテリング喚起させるミステリアス豊かな音像が素晴らしい。ジャケットを手にとってブックレットをパラパラと眺めながら満喫したい、イタリア・ローマGLOCIAL MOVEMENTSからのこだわりのCD逸品。全12曲。 (コンピューマ)
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"カナダの映画作家Kyle Armstrongによる映画、"Hands That Bind"のサウンドトラック。日本未公開なので内容が確認できずですが、ここはピッチフォークのレビュー(7.5点)を引用してみます。
"ジム・オルークのサウンドトラックは、乾燥した野原と吹きさらしの空に挟まれたこの容赦ない空間に完璧にマッチしている。調律されたピアノ、水のようなビブラフォン、ハルモニウムかシンセサイザーと思われるミュートされた不定形のきらめきなど、彼のパレットは、ベージュ、ピューター、モービルホームの茶色といった映画の埃っぽい色調にマッチしている。サウンドトラックは、メジャーでもマイナーでもない、曖昧でアンビバレントな未解決のインターゾーンを漂いながら、始まりと同じように終わる。"B ...もっと読む (Shhhhh)y Philip Sherburne
しかし今作は独特の"暗さ"があり、それは映画の内容とか以外でなんだろうと考察したのですが、アメリカーナを追求していたジム師から出る音なので、フォルクローレ / アメリカーナ独特の”暗さ”なのかなと勝手に推測。好きな人には堪らない世界かと。
ジェフ・パーカーの新作素晴らしかったinternational anthemといいシカゴサウンドの脈々としたインテリジェンスと真摯さを感じます。少し大人のアイテムですがこの辺のリテラシーある方には間違いない一枚です。やっぱラスボスの一人ですね。サブスクもbandcampも音を公開してないのでレコードのみです。もちろんDRAG CITYから。 (Shhhhh)
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Ahmed Malekの音楽は、ジャズ、ファンク、レゲエ、アルジェリアの伝統音楽フォークをエレガントにクロスオーバー、さらには、エチオピアン・ジャズ、Mulatu Astatke、Bembeya Jazz National、そしてPiero Piccioni、Janko Nilovicといったヨーロッパ屈指の作曲家達の感覚でアラビック音楽革新的に交差サウンドスケープさせた偉大なる音楽家であり、ドイツ・インストゥルメンタル・ヒップホップ名門Jakartaレーベル内アラブ中東オブスキュア・ファンク・リイシュー専門サブレーベルHabibi Funkが、Ahmed Malekの娘さん公認のもとで三度Ahmed Malekの膨大な資料の中からジャズ、ファンク、サイケ、レゲエ、ラテン音楽とクロスオーバー ...もっと読む (コンピューマ)されれた未発表を発掘コンパイルした入魂リリース作品。
ボサノヴァからの影響が感じ取れるスウィングするドラム・グルーヴ、フルート、ピアノ、スパニッシュギターも心地いい3曲目「Thème Rythme Léger」(sample1)、同じくボサニヴァ・グルーヴィンな4曲目「Bossa」(sample2)、官能的サックスのメロディ、ロックステディ・レゲエ10曲目「L’Empire Des Rêves」(sample3)、エンニモ・モリコーネに捧げる、マカロニ・ウエスタン・マナー1曲目「Thème Djalti feat. Aïda Guéchoud」、アフロ・アラビック・ファンク、JB’s meets Fela Kuti 的なオルガン・ソロも狂おしい7曲目「La La La」など目眩くアラビック・レアグルーヴ全13曲を収録。 (コンピューマ)
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モノクロの鮮烈な映像美と彼らが作り出すサウンドが、時代を越えシンクロする素晴らしい内容の本作は、ゴダールらのシネマヴェリテにも多大な影響を与えたソビエト記録主義映画のパイオニア、ジガ・ヴェルトフが1929年に製作したソ連無声アヴァンギャルド映画『Man With the Movie Camera (邦題:カメラを持った男)』にザ・シネマティック・オーケストラがイマジナリーにサウンドを作った2003年のサウンドトラック・アルバム作品。
ホワイトグレーとシルバーグレーのカラーヴァイナル2枚組、箔押し加工エンボス加工が施されたゲートフォールド・スリーヴ、最新アートワークと新たなライナーノーツ、当時のセッション中に撮影された未公開写真がプリントされた12インチサイズのアートカードも同封された2LP+DLコード付き、銀ジャケ数量限定盤。 (コンピューマ)
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J Dilla、Madlibなどヒップホップ・アーチストはもちろん、ジャンルを超えて数多くのアーチスト達に影響を与え続けている名作アニメーション「ファンタスティック・プラネット」サウンドトラックで聞かれたあの音楽、印象的な美しいメロディ旋律、アブストラクト・ドープ・エレガントな雰囲気をはっきりと思い起こさせてくれる、バロック風クラヴィネット、フルート、サイケデリックなワウワウ・ギター、ゆったりとしたテンポのドラムによるアンサンブルによる、同年1973年にレコーディングされていた「L’Affaire Dominic」のサウンドトラック7編をA面に収録。B面にはやはりファンタスティック・プラネット的世界観を強く感じさせてくれる1975年「Au Dela De La Peur」から2曲、さらには、 ...もっと読む (コンピューマ)フランス国営ラジオの保管室にて発見された、メゾン・ド・ラ・スタジオ105でレコーディングされていた未発表のテープから、空想の愛へのノスタルジア、時代を超越した美しき優雅なオーケストラ軽音楽曲が3曲、全てオリジナル・マスターテープからリマスタリングされた全12曲が収められている。 (コンピューマ)
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小杉武久、Steve Lacy、Anthony Braxton、George Lewis等の即興音楽レジェンド達と共に制作した「Asparagas」サントラはもちろん、Richard Teitelbaum本人による1975-1976年にトロントのヨーク大学で録音されたムーグ・モジュラー・シンセサイザーとポリムーグ・シンセサイザーのための未発表の幻想的サイケデリックなコスミッシェ・ムジーク大作で、その後の「Asparagus」サントラ「Asparagus (Original Soundtrack) (sample1)の元ともなった「Asparagus(European Version) Part 1(sample2)&2(sample3)」を収録。(ちなみに、手描きアニメーションとストップ・ア ...もっと読む (コンピューマ)ニメーションが駆使された18分ほどの実験アニメーション作品「アスパラガス」は、デヴィッド・リンチ監督『イレイザーヘッド』とカップリングでニューヨークのウェーバリー劇場で2年間もの間、深夜上映されたことで有名となった。)そして、Alvin Curran等をフィーチャー、2022年ニューヨークのルーレットで開催された記念コンサートで演奏されたフィールドレコーディング作品「Threshold Music」も収録されており、彼の貴重なアーカイヴ作品までも網羅した2枚組LP(見開きゲートフォルド・ジャケット仕様)。Richard Teitelbaum、Suzan Pittの両遺族の全面的な協力のもとリリースが実現したBlack Truffle入魂作品。Francis Plagneによるライナーノーツ、映画のアーカイヴ画像やスチール写真を掲載したライナースリーヴ封入。 (コンピューマ)
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1980年代初頭、すでに50代であったがシンセサイザーと電子音楽に出会い、新たなサウンドの実験を始めたアルジェリア映画音楽界レジェンド、故Ahmed Malek(アーメド・マレック)による膨大な電子音楽の録音マスターテープを譲り受け、家族の協力のもとで、電子音楽マニア/コレクターでもあるFlakoが、Ahmed Malek本人が生きていたら、これらの音源を使って作り上げていたかもしれない架空のアルバムをイメージして、それを目標に編集コンパイルしたオマージュ入魂コンパイル作品。北アフリカ・マグレブなアルジャリア初期シンセサイザー電子音楽の未発表秘宝17曲をドラマチックに収録。LPサイズ見開き4Pブックレット封入。 (コンピューマ)
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1970年代後半よりT-SquareやPrismで活躍したキーボーディスト名手にしてソロ作品ではオブスキュアなニューエイジ作品まで手がける久米大作による傑作映画の名サウンドトラック。
Erik Satie名曲「Gnossienne No.1)の環境音楽ニューエイジ的解釈による名カバーも印象的なA1「吾妻のテーマ(グニシェンヌ1)」(sample1)から、厳かでメランコリック・ドラマチックなスムースジャズ・マナーによるノワール映画を思わせるミステリアス・アトモスフェリック・イマジナリー・エレガントな8トラックを収録。 (コンピューマ)
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1977年5/18~11/9に放送されていたTBS系水曜ドラマ「ムー」。伊藤四郎、岸本加世子、郷ひろみ、樹木希林、渡辺美佐子、清水健太郎、伴淳三郎、由利徹、左とん平らが出演。多彩なゲストの出演も人気で、いまだ語り継がれる伝説のコメディドラマ、そのサウンドトラックとして発売されたLPには、荒木一郎による「ムーのテーマ」「お化けのロックンロール」など過激な話題曲が収録され、ジャケットデザイン・アートワークでは横尾忠則が手がけるなど、この時代ならではの贅沢すぎる貴重な記録となっている。全12曲インストゥルメンタル。
インド精神世界の文化に傾倒した横尾忠則のジャケットのイメージに重なるシタールを使ったラーガ調ロックの主題歌「ムーのテーマ」(sample1)に導かれ始まる今作サウンドトラックは、 ...もっと読む (コンピューマ)2曲目以降は、このアルバム収録のために再録音された楽曲群で、ジャパニーズ・ドラマ王道の和ブルージー/ムーディー劇伴奏にして、インド・メディテーショナルなスピリチュアル東洋思想を感じさせるシンセサイザーを多用した当時の最先端の電子音楽としても楽しめる。 (コンピューマ)
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ベルギーとイタリア出身の二人のアーチストによるRocket 23 Studios Molenbeek制作。ヨーロピアン・デカダン・エキゾチックなユニーク官能バレアリック・コズミック・ディスコ・モンドミュージック珍品。ヴィンテージ・プリセット・リズムマシーンに誘われるチンチンベロベロ和ユニーク旋律も助平に怪しく妖しいA3「Nippon Drag」(sample3)も面白い。リズム&ビートが程よくファットで太いのも頼もしい限り。2リミックス含めた全6トラック。 (コンピューマ)
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前作『がらむまさら』から約9ヶ月のインターバルで届けられた本作は、時代もジャンルも超えた”今”の音を体感型で発光し続けてきた”HIKARU流”20世紀アメリカ酒場音楽大全集”と呼ぶに相応しい大作。 ’
05年からスタートし、20年3月まで全15シーズンのロングランで放映されたアメリカのドラマ『 Supernatural』からインスピレーションを受け、そこで印象的に使用された膨大な楽曲群から、古くは40年代や50年代のポップス、ジャズ、ブルース、カントリー、シャンソン、映画音楽、イージーリスニング〜エキゾチカ、果てはサイケデリック、80年代のハードロック〜ポップス〜哀愁のロッカバラード迄、まるで20世紀音楽史を紐解くかのようにHIKARUならでは ...もっと読むのセレクト/ミックスが展開された50TRK収録の超大作に。 これぞ、HIKARU流アメリカーナ音楽紀行の永久保存盤にしてマスターピース!!
パーカッション・コンガもスパークするフルート/ハーモニカの旋律もかっこいいスリリング哀愁な(個人的にはハーモニカの鳴りにどこかファンカラティーナ、モダン・ロマンスを思い起こしてしまいました。)アフロ・コズミックA1「Orgasmo Nero - Seq. 1」(sample1)、ミッドテンポ・ファンキーなB1「Orgasmo Nero - Seq. 3」(sample2)、エレガント・オブスキュア・セクシーなB2「Orgasmo Nero - Seq. 5」(sample3)の3トラックを収録。LTD400限定盤。コレクターズ・アイテム必須。 (コンピューマ)
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チカーノ/ローライダーソウル再評価ともリンクするヴィンテージ・モダンソウルの名仕事ぶりリリースの続くイタリア・ミラノRECORD KICKSからのリリース。アルバムにも未収録のサスペンス・スリリング・エレガントなSide-B「La Pietra」(sample2)もナイス。 (コンピューマ)
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ジャズロック、アフロ・カリビアン、シタールや中東っぽい音などさまざまに散りばめられ、ジャンプアップな曲からメローな曲、劇中ヴォイスやショートのスキットも交えながらユニークなサウンド。ジャック・タチのアニメ版的な世界も夢想してしまうような楽しさ!ダニッシュ・ジャズ・シーンの凄腕の人たち(当時コペンハーゲンに移住していたケニー・ドリューがピアノで参加)だと思うのですが演奏がキレてます。MEWというデンマーク発世界的にブレイクしたバンドのマネージャー監修のリイシュー。折り込みのポスター付き。 (サイトウ)
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後半のピアノソロにもうっとり。同じく「Baba Yaga」のメインテーマを1975年にリワークしたSide-B「Slogan」(sample2)のヨーロピアン品格エレガントなオーケストレーションとアナログシンセの旋律と響きのあまりのかっこよさにも悶絶卒倒してしまう。家宝級7インチ。 (コンピューマ)
奇才OCEANICことJ.M. OBERMANによって独自のアプローチを展開している〈NOUS'KLAER AUDIO〉より、ワンサイドづつ長編を収めたコンサプチュアルな一枚が到着。THESSA TORSING(UPSAMMY)による約26分に及ぶAサイド「Zeekasteel」(sample1)は、戦時中は病院船としても機能したオランダのクルーズ船”MS Oranje”が生産から沈没に至るまでの25年をアーカイブした映像作品へのトラック。随所に配置された船音/波音のサンプルと電子音で、船のライフサイクルを表現。変名MELATONIN MANでも知られるTAMMO HESSELINKが約15分をかけたBサイド「Ballet Mécanique」 (sample2)は、1924年にフェルナン・ ...もっと読む (Akie)レジェによって製作された実験映画『バレエ・メカニック』へのサウンドトラックとして制作。進行と共に徐々に捻れゆくドラムパターンの機械的且つ生物的な変化に鳥肌、こちらはダンスカットとしても楽しめる作品に。 (Akie)
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