"カナダの映画作家Kyle Armstrongによる映画、"Hands That Bind"のサウンドトラック。日本未公開なので内容が確認できずですが、ここはピッチフォークのレビュー(7.5点)を引用してみます。
"ジム・オルークのサウンドトラックは、乾燥した野原と吹きさらしの空に挟まれたこの容赦ない空間に完璧にマッチしている。調律されたピアノ、水のようなビブラフォン、ハルモニウムかシンセサイザーと思われるミュートされた不定形のきらめきなど、彼のパレットは、ベージュ、ピューター、モービルホームの茶色といった映画の埃っぽい色調にマッチしている。サウンドトラックは、メジャーでもマイナーでもない、曖昧でアンビバレントな未解決のインターゾーンを漂いながら、始まりと同じように終わる。"By Philip Sherburne
Ninja Tuneを代表するプロジェクト、The Cinematic Orchestraによる幻の作品ともいえる2003年のサウンドトラックアルバム『Man With A Movie Camera』が20周年を記念してスペシャルエディションとして限定盤アナログ・リリース!!!銀ジャケ装丁も美しい。
モノクロの鮮烈な映像美と彼らが作り出すサウンドが、時代を越えシンクロする素晴らしい内容の本作は、ゴダールらのシネマヴェリテにも多大な影響を与えたソビエト記録主義映画のパイオニア、ジガ・ヴェルトフが1929年に製作したソ連無声アヴァンギャルド映画『Man With the Movie Camera (邦題:カメラを持った男)』にザ・シネマティック・オーケストラがイマジナリーにサウンドを作った2003年のサウンドトラック・アルバム作品。 ホワイトグレーとシルバーグレーのカラーヴァイナル2枚組、箔押し加工エンボス加工が施されたゲートフォールド・スリーヴ、最新アートワークと新たなライナーノーツ、当時のセッション中に撮影された未公開写真がプリントされた12インチサイズのアートカードも同封された2LP+DLコード付き、銀ジャケ数量限定盤。 (コンピューマ)
J Dilla、Madlibなどヒップホップ・アーチストはもちろん、ジャンルを超えて数多くのアーチスト達に影響を与え続けている名作アニメーション「ファンタスティック・プラネット」サウンドトラックで聞かれたあの音楽、印象的な美しいメロディ旋律、アブストラクト・ドープ・エレガントな雰囲気をはっきりと思い起こさせてくれる、バロック風クラヴィネット、フルート、サイケデリックなワウワウ・ギター、ゆったりとしたテンポのドラムによるアンサンブルによる、同年1973年にレコーディングされていた「L’Affaire Dominic」のサウンドトラック7編をA面に収録。B面にはやはりファンタスティック・プラネット的世界観を強く感じさせてくれる1975年「Au Dela De La Peur」から2曲、さらには、フランス国営ラジオの保管室にて発見された、メゾン・ド・ラ・スタジオ105でレコーディングされていた未発表のテープから、空想の愛へのノスタルジア、時代を超越した美しき優雅なオーケストラ軽音楽曲が3曲、全てオリジナル・マスターテープからリマスタリングされた全12曲が収められている。 (コンピューマ)
1970年代後半よりT-SquareやPrismで活躍したキーボーディスト名手にしてソロ作品ではオブスキュアなニューエイジ作品まで手がける久米大作による傑作映画の名サウンドトラック。 Erik Satie名曲「Gnossienne No.1)の環境音楽ニューエイジ的解釈による名カバーも印象的なA1「吾妻のテーマ(グニシェンヌ1)」(sample1)から、厳かでメランコリック・ドラマチックなスムースジャズ・マナーによるノワール映画を思わせるミステリアス・アトモスフェリック・イマジナリー・エレガントな8トラックを収録。 (コンピューマ)
1988年のX-Ratedな官能カルト・エロ映画「Sexo Y Fantasia」のエロティック・ウイタロ・コズミック/バレアリック・プロトハウスなサウンドトラック秘宝が、GLOSSY MISTAKESよりリマスタリング・アナログEP復刻。フロア・フレンドリーにモダン・ディスコ再構築された2曲のリミックスも極上。
イタリアン・シネマティック・マスターピース・サウンドトラック「The Black Stone Affair」初復刻LPからの嬉しい7インチカット!!Whitdo Archive GroupによるDavid Axelrodばりのサイケデリックなクラシカル・アレンジも気品エレガントにかっこいい口笛ブレイクビーツ・ジャズファンク名曲!!!全世界500枚限定7インチ。
ウクライナ生まれでマドリードを拠点にし映像作家でもあるIURY LECHによる、1989年当時カセットのみのリリースだった元々は2つの短編映画「Final Sin Pausas」と「Bocetos Para Un Sueno」のサントラ。瞑想的なニューエイジ/アンビエントの美しきサウンドスケープ。
90年作"Musica Para El Fin De Los Cantos"がベルリンのパーティCockTail d'Amore主催のレーベルから再発されたというエピソードでヨーロッパのダンスプロパーからも支持されているんだなとわかります。Suzo Saiz,Joan Bibiloniらスペインのニューエイジ/音響系と並べて聴くべき静かなる傑作。この辺は和製環境音楽や西海岸のヒッピーカルチャー流れのニューエイジとは違った趣きで、ラテンと強引に括りたくなるようなバレアリックの奥底のインテリジェンスとエロスと美学を感じます。そして違う"静けさ"。今作はギリシャ産のサントラなどを再発する個人的にも信頼のレーベル、Utopia Recordsからの再発。180グラムVinyl、300限定プレス。めちゃくちゃいいです。 (Shhhhh)
物語、映像、音楽が融合した、没入感のあるコンセプチュアルな体験ができる、深い考察を促す多次元的プロジェクトとして制作されたアルバム。
自分自身の存在と、広大で複雑に入り組んだ宇宙における人類の役割について、実存的な深い内省。異星人、宇宙からの深遠なメッセージ。アンビエント・イマジナリー様々なシーンを音風景としてワクワクとストーリーテリング喚起させるミステリアス豊かな音像が素晴らしい。ジャケットを手にとってブックレットをパラパラと眺めながら満喫したい、イタリア・ローマGLOCIAL MOVEMENTSからのこだわりのCD逸品。全12曲。 (コンピューマ)