Tag: ELECTRONIc
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Sean Dixon
The Clock
Gated
- Cat No.: GTD031
- 2026-03-17
さりげなく忍ばせた中東音階や、デチューンしたピアノ音色など、不可思議な印象を残すアレンジが魅力。老舗〈CLONE〉や〈RAWAX〉などからも作品を発表してきたスウェーデン出身のSEAN DIXONによる新作EPがドロップ!デトロイトハウスからの色濃い影響とユニークな音使い。
英国拠点にSOUND SYNTHESISやTHE JAFFA KID、DIMDJなどをラインナップさせてきたインディペンデントレーベル〈GATED〉カタログ31番!その名も「Kairo Express」(sample1)神秘的な中東音階をそっと採用したレフトフィールドハウストラックから、ベース駆動のプロトハウスライクなデザイン「Resistance」(sample2)や、まさにデトロイト志向なキーアレンジと力強いアシッドベースを合わせた「The Clock」(sample3)まで。レトロオリエンティッドな親しみ、かつユニークなサウンドアイデアも垣間見える。 (Akie)
Track List
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Running Out Of Time
Cash Back
Tax Free
- Cat No.: TAX12017
- 2026-03-16
歪で、愛嬌があり、サイケデリック夢見心地。ベルリン地下水脈の現在形が水面に揺れる、ひねくれたサイケ・ダブの快作。ベルリンの奇才コレクティブTax Freeを束ねる二人、Max GraefとFunkycanのウィアード・メルドなユニットRunning Out Of Timeが2021年の初アルバム以来となる久しぶりの新作12インチをドロップ。
Max Graefのジャズ由来の自由な感性と、Funkycanのヴィンテージ・マシンのフェティッシュが溶け合うルーズで奇妙なファンクネス・セッション。水中を漂うようなダブ処理、お馴染みのよれたビートに、気まぐれに差し込まれるエキゾチックな旋律。クラブと宅録実験に片足ずつ突っ込んだような脱線的なサイケ・ダブ小品9トラック。その筋では「彼らが完全な禁酒主義者である可能性も否定できない」と言われていますが、まさか、な中毒性。お試しください。 (足立)
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Ben Vince
Street Druid
AD 93
- Cat No.: WHYT094LP
- 2026-03-16
Mica Levi、Joy Orbison、Coby Seyや、Astrid Sonne、Rat Heart、Sugai Kenといったところまで幅広いアーティストとコラボレーションを重ねてきた、ロンドン実験シーンの要所を繋ぐサックス奏者/コンポーザーBen Vinceが〈AD 93〉から約6年ぶりの本格ソロ作『Street Druid』を発表。優美でありながらサイケデリック、そして獰猛さも併せ持つサウンド。実験と官能、都市性とスピリチュアリティが同居する45分弱。
ソロでは〈Where To Now?〉やRyo Murakamiの〈Depth Of Decay〉からもリリースがあり、コラボレーターとしてロンドン実験音楽シーンの中心的存在となっているベン・ヴィンス。本作では大半を一人で手がけ、サックス、シンセ、自身の声、ギター、ドラムマシンを用い、アコースティックと加工音、電子音を融合。そこへマーキュリー賞ノミネート歴のあるUKジャズ重要ドラマーMoses Boydもフィーチャー。ループ素材としても使用したホーン、歪なビート、ダブワイズなベースラインを推進力に、反復とムード構築に重心を置き、ホーンのフレーズがゆったりと絡み合いながら展開。路上のヴァイブを感じる強力なジャムから、ほとんど子守唄のような穏やかなトラックまで。「ストリート・ドルイドは夜を歩く」 (足立)
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- 12inch
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Michael Mayer
Speicher 137
Kompakt Extra
- Cat No.: Kompakt Ex 137
- 2026-03-15
ドイツ・ケルンのエレクトロニック・ミュージック/テクノ・シーンを長きにわたりWolfgang Voigt等と共に牽引してきた名門KOMPAKTレーベル/ディストリビューター創始者にして名プロデューサー/アーティストMichael Mayerによる新作12インチがKompakt Extraよりリリース!!!
BPM133、変幻自在に躍動するディスコ・アルペジオ・グルーヴィンなレイヴィー必殺テックハウスB1「Cry Me A Raver」(sample2)からまずはどうぞ!そして、BPM130、ケルン経由デトロイトへ誘われる「Rhythm Is Rhythm」オマージュを感じさせてくれる漆黒ソウルフル・エレクトロニック・テックB2「It Isn’t What It Isn’t」(sample2)、BPM131、KOMPAKT王道マナーのヨーロピアン・エクスペリメンタル幽玄なシンセサイザーの煌めきも美しいフロア効能トラックA1「Don’t Sync With My Tag」(sample3)も職人技に頼もしい。 (コンピューマ)
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Jan Jelinek
Kosmischer Pitch
Faitiche
- Cat No.: faitback06
- 2026-03-13
エレクトロニカ期から活動する電子音楽の重要作家、鬼才ヤン・イェリネック。〈~scape〉からリリースされた2005年の作品『Kosmischer Pitch』が20年を経て自身の〈Faitiche〉からリマスター音源で再発。長らく入手困難だった魅惑の名盤、ストックしています。
70年代クラウトロック/コスミッシェ・ムジークを下敷きに、微細な変化で常に揺らぎ続けるオーガニックで催眠的なエレクトロニック・ミュージック。ミニマルでありながら、ヴィンテージ・シンセやギターなど様々な素材のサンプル・ループが幾重に重ねられているかわからない程の重厚な音の絨毯。撹乱される時間感覚の魔力。デヴィッド・ボウイのプレイリストにも入った「Lithiummelodie 1」を含む全7曲。Giuseppe Ielasiによるリマスタリングでの復刻。 (足立)
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Anushka Chkheidze + Robert Lippok
Uncontrollable Thoughts
Morr Music
- Cat No.: morr 205-lp
- 2026-03-13
ジャーマン・ポストロックバンドTo Rococo Rotの中心人物Robert Lippokと、ジョージア・トビリシ出身のエレクトロニカ作家Anushka Chkheidzeによる初の共同作品が〈Morr Music〉からリリース。Lippokの温かみのある作曲感覚とChkheidzeの自由度の高いビート・プログラミングが掛け合った、メランコリックで恍惚とする第三の音。yellow vinyl。
世代も背景も異なる二人が、簡素なリハーサル・スペースでの制作を選び、リアルタイムの作曲と演奏で生の感触を生成。ミニマル・ミュージックや90年代後半〜00年代初頭のエレクトロニカの文法を参照しつつ、繊細なビートと哀愁のオルガン・ドローン、ピアノ、ディストーション、親しみのあるメロディを重ね合わせ、空間をゆっくりと拡張。楽曲同士はモチーフや響きを共有し、ループ再生を前提とするような独自の時間軸がうねり揺蕩う一作。 (足立)
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- CASSETTE
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- New Release
João Hã
Cintura Interna
Sucata Tapes
- Cat No.: SUC73
- 2026-03-13
デュビュッフェは音楽家ではなかったが、確かにハゲていた。アール・ブリュットの提唱者ジャン・デュビュッフェが自らの音の実験を表すために使ったという奇妙な言葉"Música Careca(ハゲ音楽)"という概念に取り組んだ、ストレンジビーツ〜ノイズ〜DIYポップの面白い一本。〈Discrepant〉のサブレーベル〈Sucata Tapes〉がJoão Hãなるアウトサイダーアーティストのテープ作品をリリース。
15年以上前からのカセットや旧式の機材で録音された素材と、最近の録音が混ざり合って構成され、不規則な打撃音、酩酊感のあるノイズ、テープの劣化や歪みが入り混じり、時間の経過や物質としての音の摩耗そのものを音楽として露出。剥き出しの生々しい音の感触。João Hã自身が「偶然のフランケンシュタイン」と呼ぶ、偶発や漂流の逸脱音楽となっています。うめき声のような歌?や口笛にもほっこり。おまけのように収録されたザ・キングズメンのガレージロック・クラシック「Louie Louie」のLO-FIカバー(sample3)も楽しい。 (足立)
Track List
- 12inch
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Harmon
Happy Accidents
Mule Musiq
- Cat No.: Mule Musiq 302
- 2026-03-12
ドイツ気鋭アーティストHarmonによるMule Musiqからの注目のデビューEP「Happy Accidents」がリリース!!!カラフル夢見心地、4トラック それぞれが全て軽やかにさりげなくフロア即戦力!エレクトロニック先鋭的オルタナティヴ・テックなディープハウス秀作EP!!
BPM123、柔らかでドリーミー夢見心地なB1「Bells & Whistles」(sample1)、BPM120、賛美歌のような世界観の美しきエレクトロニック・モダン・ディープハウスB2「I Know U Know」(sample2)、BPM123、ドリーミー・カラフルなA1「For You」(sample1)、BPM127、アフリカZULUコーラスの美しさもほのかに感じ取れるテック軽やかにステップするA2「California Sober」も麗しい。
DJ KozeやSuperpitcherの初期作品を彷彿とさせる、ヴォイス・サンプルをドリーミー歌心でハーモニー優しく歌わせる、他に類を見ないユニークな作風にして、幅広い影響をシームレスに、そしてドリーミー夢見心地、音楽的に豊かにデザイン構築させたフレッシュ且つキラーな注目リリース。 (コンピューマ)
Track List
- LP(Black) (予約)
Kali Malone & Leila Bordreuil
Music for Intersecting Planes
Ideologic Organ
- Cat No.: SOMA065lp
- 2026-03-12
【3/27 発売予定】
Track List
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Alan Vega
Alan Vega (Remastered)
Sacred Bones Records
- Cat No.: SBR3061lp-C3
- 2026-03-11
NEW YORK70年代のアンダーグラウンド伝説バンド Suicide のヴォーカル、Alan Vega が1980年に発表したセルフタイトルのソロ・デビュー作“Alan Vega”が、リマスター再発盤として登場!!当時のSuicideでの活動と並行して制作された本作は、彼の内省的な空気を感じ取ることができる重要作であり、ポストパンク・プロト・エレクトロニックのロマンとダイナミズムを孕んだ、現象的なサウンドに、猛烈なロックンロール・スピリットが融合した作品に。アメリカ合衆国ニューヨーク州ブルックリンを拠点とするインディー・レーベル 〈Sacred Bones Records〉からのリリース。こちらはカラー盤
代表曲「Jukebox Babe」(sample1)フランスでヒットを記録した「Kung Foo Cowboy」(sample2)跳ねるリズムにミュータント・ロカビリーのロマンチックなひねりを加えた「Fireball」(sample3)後々LCD Soundsystemがカヴァーを行う「Bye Bye Bayou」などの楽曲にはElvis Presleyからの影響、60年代ニューヨークのアートシーン、そして初期ロックの荒々しさが色濃く息づいている。退廃的な世界を生き抜いたニューヨークのカリスマ、Alan Vegaの生き様は、Sacred Bones Recordsの名仕事によって、当時の録音の質感に限りなく近い状態で蘇っている。素晴らしい。 (Hamon)
Track List
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Kirk Degiorgio Presents Clappp
Kirk Degiorgio Presents Clappp
Hearts & Minds
- Cat No.: HAMR 001
- 2026-03-11
デトロイトテクノとジャズを起点に90年代のテクノサウンド築いたオリジネーターのひとりAS ONEことKIRK DEGIORGIO新作!伝染性あるアシッドラインでじわじわフロアを侵食するAサイド、夢見心地にユーフォニックなBサイド。両者ともにアシッドを効果させたレフトフィールドハウスジャム。バイナルオンリー!
JUAN ATKINS、CARL CRAIGやIAN O'BRIENらと共鳴しながら、90sテクノの礎を築いたアンダーグラウンドのカリスマであり、過去作の再発も進められているKIRK DEGIORGIOの新プロジェクトCLAPPP!ファットなアシッドベースとアシッドシンセの交錯を軸に、ストリングスとヴォーカルサンプルも反響させながら闊歩する「Acid Cry」(sample1)。美しくドリーミーに往復するFMシンセシスに恍惚とする「Feel That Vibration」(sample2)。どちらも崇高で洗練されたマシンミュージック。さすがです。 (Akie)
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Four Tet
Three
Text
- Cat No.: TEXT056
- 2026-03-10
Four Tet、Kieran Hebdenのニューアルバム「Three」。アナログ入荷しました!
2020年春にリリースされた「SIXTEEN OCEANS」はファンから評論家まで絶賛されながらパンデミックによるステイホーム期と重なるという不運なタイミングの作品となった。FRED AGAIN..SKRILLEXとのコラボなど、メインストリームにも突き刺さるダンスアンセムを放ちながら、FRED AGAIN..と巨匠BRIANENOとの合作「SECTET LIFE」という2023年を代表するアンビエント作品を自身のTEXTレーベルからリリースするなど、幅広い音楽志向は衰えを知らないKieran Hebden。"Loved"でのドリーミーなブレイクビーツ・エレクトロニカ、シューゲイザー・ダウンテンポ"Three Drums"、美しく包み込むメランコリックダンス"Daydream Repeat" ...もっと読むなど、アルバムからの先行楽曲からにじみ出る傑作の予感にファンはもとより全ミュージック・ラヴァーも必須の2024年の年間ベスト確定アルバム!!!
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Kregoo
Altro Mood (W/ Glib'r Remix)
Oath
- Cat No.: OATH025
- 2026-03-10
楽しみにしていたリリースが到着しています。イスタンブールの〈Oath〉から、イタリアのIDM、アンダーグラウンド・ダンスレーベル〈Art-Aud〉主宰Kregooの新作リリース。Glib'Rのリミックス収録です!
ハウス、アシッド、IDM、ハードコアまで縦断するSecret RaveやK Lost Acid Dubなどのシリーズでも知られるイタリアのレーベル〈Art-Aud〉主宰KregooがOathに登場。ドラムDaniele Pattonと、マルチミュージシャンJairus Sharifをフィーチャリングした「Sensor」は、エレクトロニック・マイルス以降のジャズや民族音楽、FOUTH WORLDなサウンド、ブレイクビートやトランス・アンビエントが交錯したサイケデリック・ダンス。90年代から2000年初頭のエレクトロニックとオーガニックがクロスした頃を思わせつつ、モダンな音響、音像で深みもアップデートされています。VERATILEのGILB'Rがリミックスというのも確信犯的ですね。 (サイトウ)
Track List
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- New Release
Harvey Sutherland
Debt
Clarity Recordings
- Cat No.: CRCLP2
- 2026-03-05
Danilo Plessow (Motor City Drum Ensemble) のレーベルMCDEからの2015年の「Bermuda」のカルトヒットや「Priestess」などのヒット以降メルボルンの信頼のプロデューサーとして活躍しているHarvey Sutherland。ニューアルバム『Debt』のアナログが到着しています。
フロリダのクラウド・ラップデュオThey Hate ChangeやカルフォリニアのVicky Farewell、The PresetsのJulian Hamiltonたちをゲストに迎え制作。エレクトロニックのマジックとファンクネス。PANORAMA BARなどでプレイ、クルアンビンやHot Chipのオープニングアクトもつとめ、 アンダーグラウンドなハウス・フィールドから、インディー・エレクトロニックのトップアーチストへと歩む、プロダクションの確かさ。面白いです。 (サイトウ)
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- 2LP
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Hia & Biosphere
Polar Sequences (Remastered)
Biophon
- Cat No.: BIO32LP
- 2026-03-03
音響名門Touchからの数々の名作で知られる、ノルウェー、アンビエント才人BIOSPHEREことGeir Jenssenが、The Higher Intelligence Agency(HIA)とコラボレーションした1996年の自然科学フィールドレコーディング・エレクトロニック・アンビエント名作「Polar Sequences」が自身のレーベルBIOPHONよりリマスタリング復刻。6年ぶりにリプレス!久しぶりに再入荷できました。
BIOSPHEREの住むノルウェー北部のロープウェイ、山頂の山小屋などの極寒の環境音をフィールドレコーディング、それらを素材にエレクトロニック加工して作り上げた壮大なる音のドラマ。臨場感と共にイマジナリーな音風景とエレクトロニックがアンビエントにダウンテンポ・ドキュメント構築されている。自然の厳しさと優しさ、美しさの同居した凄みのあるドリーミーでメランコリック名作。マスタリングはScapeボスStefan Betkeが担当。自身のBIOPHONからのリリース。推薦盤。トラックリストからもどうぞ。 (コンピューマ)
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- LP
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Various Artists
S.D.S =零= (Subscription Double Suicide =Zero=)
Em Records
- Cat No.: EM1192CD
- 2026-03-01
サブスクリプション/デジタル世代の音源をEM RECORDSが、Orange MilkやWhere To Nowといった海外レーベルからもリリースするCVNと組んでフィジカル・リリースに挑みます。「心中サブスクリプション」。
今、本当は何が起こっているのか?
デジタル・リリースがデフォルトの世代を核に、あえて<パッケージ版>を主眼にした2020s新世代コンピレーション。シティーポップもテクノもアンビエントもない、JAPANESE INDIE LEFTFIELD最前線12曲が放つクリエイティヴィティが、現在のカオスの先にあるポスト・パンデミックの未来を照らす!
いつか名付けられるかもしれない日本の2020s音楽シーンの<今>。『S.D.S』はハイプの通用しないプロデュース現場に流れる<空気>のパッケージを試みる。17人のクリエイターと3人の裏方達の手になるセルフ・プロデュース作品12曲を収録し、うち8組がフィジカル・リリース経験なし、VINYL版は12人が未経験という、サブスク/DL/Youtu ...もっと読むbeで音楽体験をしてきた世代の作品集となる。
『S.D.S』全作品はベッドルーム・ポップというタームを与える必要もないD.I.Y宅録が当たり前のベースで、エレクトロニック・ミュージック、トラップ、インディーポップ、ベースミュージック、EDM/ADMといった音楽言語が交錯。ヒップホップ的表現だが現行ヒップホップのメインストリームから立ち位置がズレたむしろエレクトロニック・ミュージック寄りのチューン、またはその反対、更に説明困難な異形作もあり、評論家を煩わせるような作品だらけだが、このアマルガムこそがリアリティの核心だ。この現象は『S.D.S』のクリエイター達に共通しており、だからこそ誰が今どんな音楽をやっているか個々に耳を傾けることが重要となる。センスとアイデアと心意気に賭ける、日本の現行アンダーグラウンド・シーンにあるクリエイティヴィティの空気、キレたひたむきさ、ふてぶてしい大胆さの裏に音楽を作っている情熱が潜む。
※CD/LP版ライナーには全アーティストのプロフィール/写真/ディスコグラフィー/歌詞を完全掲載。アーティスト名鑑としてもご活用頂けます。
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T. Ichiyanagi and A. Lucier
Appearance/Music for Solo Performer: Compositions
OMEGA POINT
- Cat No.: OP-0019CD
- 2026-02-27
忘れた頃にやってくるオメガポイントとエム・レコードのお騒がせ合同リリース。今回は、人間の脳波を用いた最初の音楽作品として知られるアルヴィン・ルシエの「一人の演奏家のための音楽」を、あろうことか60年代のジョン・ケージ一派が実演した壮絶な意味不明爆音塊。もう一つは、初期オメガポイントのリリースで現音マニアを震撼させた一柳慧の傑作「アピアランス」のマスターテープ音源という強烈二本立て。単なる希少価値を超えた、プロト・インダストリアルといえるこれら実験音楽の精髄をアンビエント流行の今爆音で浴び歴史的弁証法に問う!!
今回の音源は一柳慧が自宅で発掘したテープから発見されたもので、1967年にミシガン州ホープ大学で行われたケージ、デイヴィッド・チュードア、一柳慧らによるコンサートの生録音である。
60年代中盤は、ケージとチュードアが電気的に増幅したパフォーマンスサウンドを開発していた只中であり、このホープ大学コンサートでも容赦のないアンプリファイド・パフォーマンス技法による爆音が放たれていた。ルシエの「一人の演奏家のための音楽」(1965年)は、現在、耳にできる中で最も作曲年に近い録音で、今回、世界初公開となる。この1967年版は、1982年にルシエとポーリン・オリヴェロスがLovely Musicから発表したものとは全く趣の異なる、ケージ一派の電気的リアリゼーション技術が施された内容で、事情 ...もっと読むを知らなければ近隣の道路工事にしか聞こえない形而下意味不明音塊。脳波の実演奏は名手チュードアが担当している。
一柳慧の「アピアランス」(1967年)は、かの『Source Magazine』誌上の巻頭で発表された当時の最新曲で、生演奏のエレクトロニクスとアコースティック楽器を混合した爆裂演奏にはケージも参加。この演奏自体は、2006年にオメガポイントからリリースされたものと同一内容だが、本作で使用したソーステープはマスターテープと考えられ、明らかにリニアリティが高く、音質が大幅に向上している。また、2006年版にはない聴衆の反応も収録された長尺版となる。
本作には、オメガポイントによる序文(テープ発見の経緯を解説)、一柳慧の「アピアランス」2006年解説の再掲、ルシエ作品の研究家で生前より作家と交流のあったサウンドアーティスト佐藤実による解説を収録。(※ジャケット図版は「一人の演奏家のための音楽」のセット図)
=作品仕様=
+ 紙製ジャケット
+ 折り込みインサート
+ 日本語・英語解説
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- Back In
Electric Satie
Gymnopédie '99
Isc Hi-Fi Selects
- Cat No.: ISCHFR-001
- 2026-02-25
コンピューターミュージックでエリック・サティに取り組んだ鈴木光人のワンオフ・ソロ・プロジェクトElectric Satieの1998年のアルバムが、LA〈Isc Hi-Fi Selects〉が初めて発掘作を手掛け初アナログ再発!
細野晴臣や田中フミヤのレーベルからのリリース歴もあり、ゲーム音楽の分野ではファイナルファンタジーの作曲家として知られる鈴木光人のコンセプチュアル・プロジェクトElectric Satie。1998年にCD限定でリリースされていた、おなじみのGymnopédieを始めとしたサティの旋律の電子的再解釈作品。プログラミングをベースに、生演奏のソプラノサックスやピアノなども取り入れて展開。ブラジル人ボーカリストSilvio Anastacio(鈴木光人が日本のメキシコ料理店で彼の歌声を聴いてスカウトしたという逸話も)、パーカッショニストのMarco Boscoを迎えたダウンテンポのボサノヴァや、フランス語のスポークンワードと深夜の渋谷の歩道橋で録音されたという環境音が印象的に重なるアンビエント、90 ...もっと読む (足立)sライクなフリーキーなIDM、チルアウトなど、マインド・トリップを誘発する近未来的サウンドスケープが今フレッシュに響きます。 (足立)
Track List
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- New Release
Rod Modell
Grotto In The Sun
13
- Cat No.: SPS26112
- 2026-02-25
DeepChordやEchospace名義でもお馴染みのダブテクノ/アンビエントのマエストロRod Modellが伊〈13〉から2作同時リリース。洞窟と太陽という対照的なイメージを掲げ、深い霧のようなダブ・テクスチャーに、きらめく高域の滴りや有機的な環境音を溶け込ませた濃密な一作。音の滋養。
ぶくぶくと湧く水音や鳥のさえずり、判然としないざわめく物音などの自然音が、低くとろみのあるベース、陽光に抱擁されるような電子エレメントと結びつき、長尺のドローン/アンビエント・タペストリーを形成する片面1曲ずつの2曲構成。『Grotto In The Sun』。緻密かつ瞑想的でありながらも、抽象性のなかに静かなドラマを宿すサウンド。幻想的なディープリスニング体験。ディテールに耳を傾けてみてください。 (足立)
Track List
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成田空港のレイブでもアンセムとなった新基軸パラパラ"Collapse Roppongihills”や
DrakeとDavid Chronenbergがジャムセッションをしたようなセレブ・トラップ・レイブな”DreamDrakeDrain、現代ポップ・ユートピアとその裏側の暴力的な世界を描いたジャンク・エンターテイメント曲"Hellnwein”、日本流ユーロダンスとPhillip Glassの邂逅、リアリティショーからインスパイヤを受けた“The Bachelor”など、現代的かつポップでありTasho Ishi独自の批判性を持ったアンセムが収録されている。
マスタリングはTen Eight Sevenの名IBeau Thomas、カバー写真はTHRASHERなどの ...もっと読むスケート写真で知られるMARIMO、プレスはドイツのR.A.N.D Muzikが担当する。
2ndアルバム『rasho Ishill』は、日本の多様なテクノアミニズムの音楽的翻訳であると同時に前作”Dentsu2060”の続編である。
テクノアミニズム:パラパラ、アニメ声優、リアリティ番組、叙事や広告、そしてレイブ。各トラックは単独でも成り立つが、時系列的に展開する大きな物語の一部でもある。すべてのトラックは日本固有のサウンド・イメージによってアニメーション化されているが、アヴァンギャルドやアブストラクトなカテゴリーというよりはポップ・アルバムである。つまり、このアルバムはレイヴ・トランスレイドによって生成された一連の曲であり、Tasho Ishiの幻視的な都市とその現象の観察を追ったルポタージュそしてドキュメントでもある。