〈NUMERO GROUP〉の素晴らしいコンピレーションのひとつ、架空のノワール映画の未発表OST音源集『You're Not From Around Here』が、ジャケット・リニューアル/リプレス!
' 1964年のノワール映画『You're Not From Around Here』の未発表サウンドトラックが55年ぶりに発掘された 'というコンセプトで2019年にリリースされた本作。トワンギーなトレモロや、リヴァーブ、エコーに満ちた夢のようなサイケデリック音像。サーフロック、カントリー、サイケ・ロカビリーなど、廃退的でノワールな世界観が表現されています。〈NUMERO GROUP〉でのソロ作リリースでもお馴染みの Charlie Megira「Tomorrow's Gone」(sample_3)がラストを飾っているのもグッときます。 (AYAM)
〈NUMERO GROUP〉の素晴らしいコンピレーションのひとつ、ルイス・ウェイン・ムーディー・ピクチャーズという架空の映画会社による、ノワール映画の未発表OST音源集シリーズの第二弾! 今回は、1966年作、兄妹の逃避行を描く『The Move In The Night』という作品をイメージ。
ルイス・ウェイン・ムーディー・ピクチャーズの保管庫で、58年後に発見された未発売のサウンドトラック。悲痛なギター、物悲しいサーフ・ミュージック、呪われたようなヒスノイズ、カントリー、サイケ・ロカビリーなど、廃退的でノワールな世界観が表現されています。トレモロを効かせたギターが憂鬱でドリーミーな Branko Matajaによる「Tuzna Je Nedelija」(sample_1)、The Infernosの「Restless Tides」(sample_2)。2000年にリリースされたインディ・ティーンエイジ・バンド、X-Cetraの音源がヴァイナルとしてプレスされるのは初ではないでしょうか(2019年に発掘&データリリースのみ)。「Wasn't There」(sample_3)、この曲に着地させるための壮大な設定作りにも感じられます。NUMEROの美意識が集約された素晴らしい一枚。推薦 (AYAM)
Simon & Garfunkel、Fairport Convention、Nick Drake、Sandy Dennyによってカバーされたことで後にその存在を知られる事となったNY出身シンガー/ギタリストJackson C. Frankがイギリスに渡り1965年UKコロンビアからPaul Simonプロデュースによってリリースした唯一のアルバムにして内省的フォーキー珠玉名作アルバム「Jackson C. Frank」2018年アナログ復刻盤。ストックできました。
『ここに収められている録音は、長い年月、棚に眠っていた期間を経て、ここに収録されている。 マイケル・ハーレーによって、1964年に録音されたこの信じられないほど素晴らしい録音(未発表!の...)への注釈を始めよう。 マイケルの「ファースト・ソングス」LPがフォークウェイズからリリースされたのと同じセッションの一部として、フレッド・ラムゼイによって録音された。 A面はWhat'lllya Do, What'llya Say?'で始まり、トランス状態になれるサイケデリックな名曲だ。その後、悲しげな小曲「The Blues Had Gone Away」、珍しいハーリーのハーモニカ・ソロと幻覚的な歌詞が印象的な「Pretty Girl On Rollerskates」、そしてマイケルの名曲のひとつである「The Tea Song」の美しいオルタネイト・テイクが聴ける。 B面はフォークウェイズLPからの曲のオルタネイト・テイクで始まり、今回はIntersoular BluesとI Like My Wine。その後、Hey Hey HeyとI Love You Babeの2曲を初めて聴くことができる。 ハーレーのディープなファンにも、彼のアートを初めて聴く人にもお薦めの素晴らしい作品だ。マイケル・ハーレーは、彼独自の世界観を持つ偉大なアメリカのソングライターであり、このLPは彼のビジョンを証明する素晴らしい作品。』 以上、インフォメーションの翻訳です。絵描きでもあるマイケル・ハーレーの絵のアートワーク、そしてFOLKWAYSを彷彿させるヴィンテージスリーヴも嬉しい。2025年4月に他界した彼へのトリビュート的なリリースとなりました。素晴らしい音楽。 (サイトウ)
中国古筝とモジュラーシンセサイザーを融合させ、異種混合ながらも調和のとれた世界を描く重層的アンビエントフォーク名品。プロトエレクトロニクスから系譜するマニアックサウンドを探求してきた〈SUBJECT TO RESTRICTIONS DISCS〉新作!XUEYAN CHENとNICOLAS BALMER、異文化をルーツに持つ二人が作り出す神秘的な音色。
ANATOLIAN WEAPONSやANNA VS. JUNEなど、クラウトロックをルーツに持つ鬼才を抱える〈SUBJECT TO RESTRICTIONS DISCS〉に新しいファミリー、電子フォークユニットGŪSŪのデビューアルバムが到着。中国出身スイス拠点、幼い頃から古筝を習ってきたXUEYAN CHEN。伝統に基づきながら五音音階を現代的に実験したフィンガーピッキング古筝演奏。そこにNICOLAS BALMER操るモジュラーシンセシスが深みのある低音を加えて重層的のアンビエントスケープを探索。古代と現代、伝統と実験、シンセティックとオーガニックという相対関係を多元的視点で融合した美しいサウンド。 (Akie)
中央アジア全域からの希少な秘宝音源の発掘に力を注ぎ、昨年には1980年代ウズベキスタンディスコ、タジク・フォークトロニカ、ウイグル・ロック、タタール・ジャズをコンパイルした名コンピレーション『Synthesizing the Silk Roads』をリリースしたAnvar Kalandarov(アンヴァル・カランダロフ)による、1970年代から1990年代初頭にかけて録音された音源を使用したシルクロードのサイケデリックな風景を旅するかのようなイマジナリー・ダウナーなミックステープがDINTよりリリースされた!!!
ウズベキスタンのタシケント出身の音楽考古学者/ミュージシャン/プロデューサーAnvar Kalandarovによる、1970年代から1990年代初頭にかけて中央アジアにて録音された音源をふんだんに使用してイマジナリー・サイケデリックにミックス構築したシルクロードを旅する素晴らしきミックステープがDeath Is Not The Endよりリリース。フォーキー且つシンセサイザーもミョンミョン、ファンキーにディスコ&レアグルーヴォイン・ダウナー・ジャズする、ゆったり悠久哀愁なる、A面28分17秒。B面27分22秒の音世界。推薦盤。 (コンピューマ)
〈JAKARTA〉内のTa-kuによるレーベル〈823〉や、〈Ghostly International〉からの前作『The Long and Short of It』が評価の高いプロデューサー、ポートランド拠点のGraham Jonson こと Quickly, Quickly の新作は、ノイズや不協和音、サイケデリックなエフェクトに彩られたフォーク・アルバム。
' 1964年のノワール映画『You're Not From Around Here』の未発表サウンドトラックが55年ぶりに発掘された 'というコンセプトで2019年にリリースされた本作。トワンギーなトレモロや、リヴァーブ、エコーに満ちた夢のようなサイケデリック音像。サーフロック、カントリー、サイケ・ロカビリーなど、廃退的でノワールな世界観が表現されています。〈NUMERO GROUP〉でのソロ作リリースでもお馴染みの Charlie Megira「Tomorrow's Gone」(sample_3)がラストを飾っているのもグッときます。 (AYAM)