1929年から1995年の間のフィールドレコーディングを使い民族音楽学研究所(CNRS)によって作成された「Voices of the World: An Anthology of Vocal Expression」というアンソロジーアルバムを元に作られており、曲によってはその音源と共に演奏したり、他の曲も恐らく原曲から採譜し再解釈を加えた作曲を行っていると思われます。現地のプリミティブな感覚と、研究を元に再構築された知性と本能が交わった特殊な音楽。CD盤もストックしました。 (日野)
クルアンビンが世界中で愛される大人気コンピレーション”Late Night Tale(夜聴き)”シリーズに満を持して登場!このコンピのみ収録となる彼らの新曲、噂のエクスクルーシヴ・トラック、Kool & The Gang「Summer Madness」カヴァー(sample1)ももちろん収録。アジア〜アフリカ〜アメリカに至る彼らのルーツとなる世界各地のとっておきのジャズファンク、レゲエ、異色ディスコ、エキゾチック・ガレージ等々の世界中の秘宝楽曲が収録されている。お求めやすいCDも入荷です。
Death Is Not The Endが今年2024年5月で10周年を迎え、そのお祝いの一環として、NTS Radio内でのDINTE番組から選りすぐりの内容をミックステープ・スタイルでカセット化するシリーズ第二弾リリースは、2017年7月に放送されたコンスタンチン・ブライロワウのワールド・コレクション・オブ・フォーク・ミュージックのアーカイヴ!!
中近東アジアと西ヨーロッパ、ロシアのユーラシアとの間にある小国アルメニアの伝統楽器である木管楽器ドゥドゥクの名手Djivan Gasparyan(ジャヴァン・ガスパリヤン)のAll Saintsからリリースされていた密教的サウンドスケープ名盤2作が同時アナログLP復刻。こちらは1983年デビューアルバム「I Will Not Be Sad In This World」
1983年に制作、ソ連時代のロシアで発売、1980年代後半にモスクワを訪れたBrian Enoが、その後All Saintsより1992年にあらためて世界リリースされた彼の記念すべきデビュー・アルバムにして、スピリチュアルなドゥドゥクによる密教的サウンドスケープ・メディテーションの傑作「I Will Not Be Sad In This World」、今回の再発では1983年当時のアートワークを再現、33年ぶりにレコード化されたこの作品。中近東ともいえず、北アフリカともいえず、ユーラシアともヨーロッパともいえない世界観の、どこか物悲しい響きと憂いが心に沁みる。全8曲。DLコード付き。 (コンピューマ)
戦前ブルースから世界各地の古く貴重な音源、80年代90年代のロンドンやブリストル海賊ラジオCMカットアップ集などを発掘カセット音源を中心に続々と貴重音源をリリースする名レーベルDeath Is Not The Endからまたしても興味深い作品がリリースされた!今作は1900年代初頭から1930年代後半にかけて録音された、呪術的で陰鬱なフラメンコの録音集カセットテープ作品。
1986年「未来派野郎」の翌年1987年にリリース。通算7枚目のソロアルバムの今作は、世界リリースを前提にビル・ラズウェルとの共同プロデュースで制作され、スライ・ダンバー、ブーツィー・コリンズなど、異なるジャンルのトップ・ミュージシャンたちが参加。当時の最先端のソリッド・エレクトロニックなダンスミュージック・サウンドをベースにしつつも、沖縄音楽やバリの伝統音楽などオーガニックでエスニックな音楽要素を融合し、東京とニューヨークでレコーディングが行われ、世界20ケ国以上でリリースされたソロ・キャリアの中でもマイルストーン的な作品にして、「NEO GEO」(新しい地)とタイトルされた、異色作の2024年リマスタリング・アナログLPリリース。
Iggy Popの歌声が沁み入るマスターピース名曲「RISKY」(sample1)、スライ・ダンバー、ブーチー・コリンズ、デヴィッド・ヴァン・ティゲムまで参加した沖縄民謡とワシントン・ゴーゴーの融合の問題作アルバムタイトル曲A2「NEO GEO」(sample2)、子猫物語、ラストエンペラーなどのサントラでも片腕となったサウンドクリエーター野見祐二の楽曲「アジアの恋」をインストカバーしたA4「FREE TRADING」、スライ・ダンバーによるドラム、ブーチー・コリンズのベース、窪田晴男のギターによるAXIOM、マテリアル・マナーのビル・ラズウェイル節炸裂のエネルギッシュなガムランの旋律も印象的なエレクトロ・クロスオーバー・ファンクB1「SHOGUNADE」、ベルナルド・ベルトルッチ監督へのオマージュB2「PARATA」、琉球民謡「ちんぬくじゅうしい」をモダン・エレクトロニック・クロスオーバー・ダウンテンポに仕立て直したB3「OKINAWA SONG-CHIN NUKU JUUSHII」(sample3)、トニー・ウィリアムスの繊細なドラミングも印象的、コンピューターに打ち込んだ即興演奏を組み合わせたアルバム・ラストB4「AFTER ALL」全8曲を収録。 (コンピューマ)