MOOGやEMSの採用に伴いダンスミュージックと密接に歴史を刻んできたプログレッシブロックを考察、ミックス作品としてアウトプットした「Synthesis And Repetition」を入荷いたしました!シンセサイザー駆動のミニマルなリズムを手綱に、音響の生み出す空間性を共有しながら展開していく約1時間のサウンドジャーニー。ジャーマンプログレ、クラウトロック、そしてそこから派生したダンスミュージックまでを、抑揚をつけながらスムースにミックス。原理主義的なアプローチとフューチャリスティックな視点の両方を持ち合わせた音楽愛好家らしい作品に!アートワークは菅野カランが担当。 (Akie)
UKテクノシーンを牽引してきたベテランOliver HoによるプロジェクトBroken English Club、インダストリアル、ダブ、パンク、ノイズ、アブストラクトの要素を探求したRawなエクスペリメンタル・テクノ計11曲を収録!アムステルダムのフェス、レーベル〈Dekmantel〉からのリリースです。
クラブミュージックに対する深い理解や、自身でコンセプトの違うレーベルを3つ主宰し、レコード・プレーヤー6台を使った独自の実験的パフォーマンスを披露するなど、音楽に対する自由な考えと情熱をもつベテランOliver ho Aka Broken English Club。精神性の溢れるエネルギッシュなミニマル・テクノ「Death Cult」(Sample1)にアヴァンギャルド、ノイジーなボイスサンプルに独自のダブワイズなサウンドデザインが独創的な空間を広げる「Vessel of skin 」(sample2)、廃墟に響く幻想的な自然発生音が新たなインスピレーションを生むかのようなアブストラクト・テクノ「ghost」(sample3)など、原体験をしてきたベテランによる素晴らしい共有体験のアウトプット。トラックリストからも試聴できます。爆音で。 (hamon)
African head Chargeのデビューアルバムをより深化させた1982年のセカンドアルバム問題作エクスペリメンタル傑作「Environmental Studies」も、ベルリン・ダブプレート&マスタリングのよるベースをパワーアップ増幅してのリマスター・アナログ・リイシュー。Steve Barker (On The Wire)によるスリーヴノートとDLコード付き。入手困難となっていた彼らの1981-1986年までの初期4作品が同時リイシュー。(レゲエ便り2016.2.8)
WARPが新たに契約した22歳の若き新鋭カリブ系ベルギー人の作曲家/ミュージシャン新世代アーチストNALA SINEPHRO(ナラ・シネフロ)による、エレピの響きも穏やかで美しい瞑想的ソフト・サイケデリック・アンビエント・エレクトロニックジャズ、揺蕩う魅惑のデビューアルバムが待望再発!!大推薦。2021年9月にデジタル/ストリーミング配信、超限定数のみアナログ盤でリリースされ、Pitchforkが【Best New Music】に選出したのを筆頭に、主要音楽メディアがこぞって絶賛、あっという間に入手困難となっていたので、この再発は嬉しい限り。人気盤、来日公演も大好評、再入荷できました!
西アフリカ大西洋スペイン領カナリア諸島に属するテネリフェ島を拠点に活動するトリオLagossによるポルトガル名レーベルDiscrepantから2023年にリリースされた”架空の島の音楽”をテーマにサイケデリック・トロピカリア・イマジナリーにエレクトロニクス・フリークアウト・アヴァンギャルド・ビートメイク・コラージュに構築された2023年リリース名作セカンドアルバム「Imaginary Island Music Vol.2: Ascension」限定アナログ盤LPをストックできました。
SF作家巨匠アーサー・C・クラークが1979年に出版した「楽園の泉」にインスパイアされた、SF民族学的に未来の文明を音として妄想想像することで新たな物語を伝えるかのようなSFイマジナリー・トロピカル・エキゾチズム・フューチャーな音楽作品となっている。A3「Rumba Lactea」(sample1)では、Spencer Clark (Monopoly Child Star Searchers)による最高シンセ・ソロがフィーチャーされているのも最高すぎる!!!エレクトロニクス、ビートメイク、カットアップ・コラージュ、パーカッションなど演奏アンサンブルを交えてデザイン構築された15トラックを収録。マスタリングはRashad Beckerが手がけている。 (コンピューマ)
アクアティック・イマジナリーなサウンドスケープ名作コンピレーションの嬉しいリプレス!2022年にリリースされた海洋ロマン深海の世界へ想いを馳せた空想科学エキゾチック・アンビエント・フューチャー名作アルバム「Aquapelago: An Oceans Anthology」アナログLPが2年越しで再プレスされました!!!信頼Discrepant Recordsならではの意欲的テーマ・コンセプチャルな名作。あらためてレコメンドとさせてください。
Sugai Ken、Andrew Pekler、The Dead Mauriacs、Mike Cooper 、Francesco Cavaliere & Tomoko Sauvage、Sculpture等々、Discrepantレーベルゆかりの豪華強力アーティスト9組が参加。 幻の人型クジラ「ニンゲン」に関するテキストを英語と日本語で綴ったSugai Ken「Boundary」(sample1)でサイエンス・ミステリアスに幕を開け、海中と島のフィールドレコーディング素材を交えながら、まるで海中を泳いでいる人の耳に聴超えているかのようなエレクトロニクス・サウンドスケープを作り出したAndrew PeklerによるA2「Shima No Yume」(sample2)、エキゾチック・コラージュ・イマジナリーな名手The Dead MauriacsによるA3「Différents Aspects D'un Aquapel Eecomposé (edit) 」(sample3)、岩場に打ち寄せる波と共に、白昼夢的サイケデリック・ドリーミーなギターが溶け合いノスタルジック艶やかトロピカル郷愁する名人Mike CooperによるB1「Lamma Island」などなど、アクアティック・イマジナリーなトロピカル・アンビエント・エキゾチック・フューチャーなサウンドスケープ夢見心地の世界が優雅に広がっている。マスタリングはRashad Beckerによるもの。素晴らしい逸品。 (コンピューマ)
Jan Jelinekの別名義FARBENとして1999年から2002年の間にリリースされた4枚のEPがまとめられて2LPとして発売されました。Jan Jelinekの2002年の名作「Loop-Finding-Jazz-Records」と近い年代でもありクリック・ミニマルな質感は近く、FARBENはそこからさらにカラフルにさせた印象。今も色褪せない抑制の効いたダンスミュージック!
JAN JELINEK(ヤン・イエリネック)のニューアルバム「Zwischen」が素晴らしいです。ヴィンテージな電子音楽やテープミュージックへのオマージュ的でもある電子音楽の楽しさ、魅力が詰まった一枚。
エレクトロニカ期に登場し、架空の女流ヴィンテージ電子音家URSULA BOGNERや、サンプリング、コラージュを使ったGESELLSCHAFT ZUR EMANZIPATION DES SAMPLES等でのリリース、レーベルFAITICHEでのユニークな活動を続ける唯一無二の電子音楽家ヤン・イエリネック、この名義では12年振りとなるアルバムをリリース!ドイツ語で「between」に相当する単語「Zwischen」をタイトルに、もともとはドイツの公共ラジオの為に製作したものだそうです。ジョン・ケージ、カールハインツ・シュトックハウゼン、オノ・ヨーコら音楽家から、マルセル・デュシャン、ヨーゼフ・ボイス、スラヴォイ・ジジェクら芸術家、哲学者、詩人等々からLADY GAGAまでを対象に、それぞれの曲名で、ウィットな質問を投げかけるタイトルになっております。12年に渡りヴィンテージな電子音楽にオマージュしながらフレッシュな感覚を保ち、繰り返し聴き込めるある種のポップさをもって音楽をアウトプットするヤン・イエリネックの魅力です。推薦! (サイトウ)
彼の住んでる街の中を、マイクとレコーダー片手に散歩することで、そのフィールドレコーディングされた録音素材、夕暮れ時の近所の鳥達の鳴き声など自然音の数々や騒めき、日常音などなど、イギリス・イースト・アングリアの音風景からインスピレーションを受けて作曲された楽曲達、サウンドスケープ・メランコリック・ファンタスティックな日常讃歌エレクトロニカ、まさにMUSIC FOR LIVING SOUNDS、エレガント・アンビエント・モダンクラシカル名作アルバム。 (コンピューマ)
To Rococo Rotのメンバー才人Robert Lippokによる2001年Raster-Notonからリリースした記念すべきソロ・デビュー作にして珠玉傑作「Open Close Open」が待望2024年リマスタリング復刻!!!限定500枚クリアヴァイナル+DLコード付き。ルキノ・ヴィスコンティ名画「ヴェニスに死す」でおなじみグスタフ・マーラーの交響曲5番「アダージェット」使いのエレクトロニクス音響アンビエント名品。推薦盤。
1998年Raster-Noton主宰でもあるAlva Noto(Carsten Nicolai)が、ドイツ・ワイマールで開催されたグループ展のためにRobert Lippokが制作したサウンド・インスタレーションを訪れて、その作品に感銘を受けた彼は、その後2001年に自身のレーベルRaster-Notonよりその作品をマキシシングルCD「Open Close Open」としてリリースした。このリリースは、Robert Lippokにとってもソロ・キャリアの幕開けとなる記念碑的リリースとなった。 鳥の鳴き声、日常音などのフィールドレコーディング、そして、マーラーの交響曲5番「アダージェット」を大胆に使用した音響モノクロームなエレクトロニクス・カットアップ・ループ・ミニマリズム・コラージュ工芸品にして、リリース当時のファクト誌では「コラージュ、ループ、触覚処理のマスタークラス」と賞賛している。 『OPEN CLOSE OPEN』の音源は当初日本のヴィジュアル・アーティスト、小金沢岳人によるビデオのサウンドトラックとして使用された。本作はベルリンMorr Musicからの2024年リマスター再発で、今回のリマスタリング盤リイシューのためにLippokは新たなオリジナル音源を制作、2024年のエレガントな新曲B2「Licht」(sample3)を追加収録している。2024年リマスタリング音の鳴りも素晴らしい。 (コンピューマ)
クラブ・ミュージックを通じてワールドワイドな人気を獲得する日本のレーベルMule Musiq内に新設されたサブレーベルStudio Muleから、邦楽にスポットをあて、東京の夜のサウンドトラックとして、ホームリスニング、クラブプレイ、ドライブBGMなど、場所や空間を超えて音、音楽を楽しむ新たな視点と共に提供する人気名シリーズ「Midnight in Tokyo」が6年ぶりの新作となる第4弾をリリース!!ニューエイジ・アンビエント・ジャパニーズ歌謡新世界の提案。レコメンドとさせてください。
APHEX TWINやMIKE PARADINASなどのレジェンドとも比較され、後にプレイステーションゲームのOSTなども担当するなど、次世代エレクトロニカを担う才能としてフォロワーを抱えるオランダの電子音楽家KETTELがお久しぶりのニューアルバム!精密なプログラミングで描き出す美しい旋律、パーカッションか鳥の囀りか判別不能なほど繊細にデザインされたエレクトロニクス。最大の個性である耽美なサウンドに、揺れ動くリズムと不協和音を採用。危うさが生み出す美しさという、新たな領域に到達しています。トラックリストから全曲試聴可能です! (Akie)