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Tag: EXpERIMENTAL
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Wino-Ke7
Wino-Ke7
Wah Wah Wino
- Cat No.: WINO-KE7
- 2025-06-02
中古市場でも高値をつけている2022年の〈Wah Wah Wino〉の「KWALK」に収録されているOlmo Devin(OD)の「Double Sundae」の英クステンデッド・バージョンが12インチリリース。
Morgan Buckley、Davy Kehoeたちアイルランドの奇才たちが集うWah Wah Winoから、ミステリアスな7インチ。A-SIDEは、2022年の〈Wah Wah Wino〉の「KWALK」収録のDouble Sundae」の英クステンデッド・バージョン。B-SIDEはLOW-FI、トライバル、ダブ・ブレイクビート。往年のmix-mastersにオマージュを捧げています。 (サイトウ)
- 12inch
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Moin
Belly Up
AD 93
- Cat No.: WHYT084EP
- 2025-06-01
新境地。先を歩き続けるロンドンの実験音楽デュオRaimeのジョー・アンドリュースとトム・ハルステッドにイタリア出身ロンドン拠点のパーカッショ二スト、ヴァレンティーナ・マガレッティを加えた3人組 "Moin "がサクソフォーン奏者ベン・ビンスと芸術家ソフィア・アル・マリアを迎え最新作を〈AD 93〉よりリリースした!!情熱的というよりは不安と可能性が混合した、不気味で現実的な街の空気漂う作品。作り込まれたというよりは心の中で生まれていたお互いの新たな精神性が神秘的に融合、ぶつかり合った記録。というのが近い気がする。内省的ハードコアでシンプル。ダンスを通過し全ての人類に共通する新たな感覚を示してくれているような気がします。必聴盤。ニュートーンもストックしています。
ブリティッシュ・インダストリアル・クラウトロック・現代音楽・民族音楽などのあらゆるアンダーグラウンドカルチャー、スピリットを継承したかのような新境地、お互いの異なる種族、精神性がぶつかり合ったノイジーで会場に響き渡るギターの残響音、なども濃密で素晴らしい。息を呑むヘビィーでダイナミック、モダンクラシックな演奏、ユニーク、頭にこびりつくワードフレーズが反復する展開も最高にカッコいい!!!複雑な事をシンプルに観衆と共有し表現できるセンスの高さ。今最も昔と生活とリンクするバンド、Moin。トラックリストからも試聴できます。 (hamon)
Track List
- 12inch
Space Drum Meditation
SDM006 (incl sticker and dl code)
Space Drum Meditation
- Cat No.: SDM006
- 2025-05-31
Track List
- 2x10inch
- Recommended =
- New Release
Laszlo Umbreit / Sirah Foighel Brutmann & Eitan Efrat
Là
Futura Resistenza
- Cat No.: RESAE008
- 2025-05-31
長らく映像の分野で共同制作しているSirah Foighel BrutmannとEitan Efratに、サウンドデザイナーLaszlo Umbreitの3者によるコラボレーション作品が、ブリュッセルのDIYレフトフィールドなプラットフォーム〈Futura Resistenza〉から。11台の16mmフィルム映写機を使用した実験作を収録!
2024年にベルギー・ヘントで開催されたSirah Foighel BrutmannとEitan Efratによる展覧会『Là』の文脈で制作された作品。冒頭「Ensemble」は、十数名の音の提供者によって11台の16mm映写機のループ音を同時あるいは間隔を置いて再生した音で構成され、「ラ(A)音」を中心とした音のテクスチャーが生み出されている特殊作。「For Her」「There」「No」の各トラックは、Laszlo UmbreitとEitan Efratによるライブセッションの録音。フルートやシンバル、タム、テンプルブロック、葉といったアコースティック楽器に、エレクトロニクスや機械音が組み合わされている有機的で没入型のサウンドトリップ。本作の背景を補完するRose Higham-Staintonによる長文テキスト「Strategies for Survival(生き延びるための戦略)」が12ページのブックレットとして収録されています。 (足立)
Track List
- 12inch
- Digital
- Recommended
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Ø
Kuvio
Sähkö Recordings
- Cat No.: SAHKO00612
- 2025-05-30
MIka VainioがØ名義で1994年にフィンランド名門Sähkö Recordings最初期006番としてリリースした記念碑的ファーストアルバム「Metri」収録のテクノ・ミニマリズム・電子音響空間美学炸裂する名トラック「Kuvio」が12インチ・カット!!!
2017年4月12日に亡くなったPANSONICのメンバーであり、テクノイズ・エクスペリメンタル・シーンの新たな荒野を切り拓いた電子音響作家MIka Vainio が「Ø」名義でソロアルバムとしてダンスミュージックとしてのテクノ・ミニマリズムを実験性エクスペリメンタルと共存させながら探求した名作アルバム「Metri」収録のクラシック・テクノ名トラック「Kuvio」(sample1)が12インチ化(エンディングのみアルバムバージョンとは若干変更されております。)!!Side-Bには、1990年半ば、Jimi TenorによってSähkö Recordingsの映像作品「SAHKO - The Movie」のサウンドトラックとして制作されていた秘蔵音源で、彼の死後、Warpのオフィスにあったデモテープからの発掘から陽の目を見ることになった1993年制作の必殺トラック「Sahko Movie Soundtrack - Scene 1(Original Version) 」(sample1)を収録。永遠に色褪せることのないMIka Vainioによる2トラックを収録。マスタリングRashad Beckerによるもの。 (コンピューマ)
Track List
- 12inch
- Recommended =
- New Release
Clearlight & Sentient
Mandibles EP
DNO
- Cat No.: DNO018
- 2025-05-30
フリージャズ、スピリチュアル、エクスペリメンタル独自の世界観が心地いい、ポストモダン・リアリズム・リズム・アンダーグラウンドにナイス・リリースが続いているDNOレーベル新作18番。レーベル2025年最初のリリース作品は、FOUNDATION AUDIOからの作品も激渋だった個性派CLEARLIGHT &レーベル新鋭SentientによるコラボレーションEP。レコメンド。180g重量盤12インチ限定300枚。
昆虫のようなミニマリズム不気味ダブステップ・アヴァングルーヴ4トラック。BPM170、巨大な建物の空間に楔のような打ち付けるトンネル状のビート&リズム。グリッジ・パーカッションとシンセサイザーがカオティックにドラムン・スパークするA1「Mandibles」(sample1)、BPM170、異世界ディープ・ゾーンをサウンドスケープ徘徊するヘヴィウェイト・ドープ・ベーステックグルーヴA2「Suboptimal」(sample2)、BPM170、耳の穴の中でもぞもぞと蠢き動き回る、昆虫ミクロ世界ダブステップ・グルーヴB1「Psychodrifter」、BPM85、エクスペリメンタル・アヴァンギャルド・ドローン・ミニマリズム・リズム・スローモーション・ベースグルーヴB2「Kukulu」(sample3)も愛おしい。 (コンピューマ)
Track List
- Tape
- Recommended =
- New Release
Cloud Management
Unfinished Business
Digital Sting
- Cat No.: DS009
- 2025-05-30
クラウトロックの血統とポストパンクなダブ解釈。呪術的なフレアも吸収したサイケデリックダブワイズ実験!推薦。EQUIKNOXXらがラインナップする前衛ダブレーベル〈DIGITAL STING〉新作。LOVE-SONGS(Bureau B)とULF SCHÜTTE(Tape Tektoniks)からなる即興ジャムトリオCLOUD MANAGEMENTが登場!
ツインシティーズ拠点ユニット/サウンドシステム”FEEL FREE HIFI”の〈DIGITAL STING〉カセッシリーズより新作!クラウトロックのDNAを受け継ぎながら即興プロセスとモダンミニマリズムを開拓する鬼才トリオCLOUD MANAGEMENTの三作目となるアルバム。ジャーマンクラウトのサイケデリック要素、英国ポストパンクのダブ実験性を組み合わせた重厚ダブトリップ。AHCの土着・民族音楽のムードも感じさせるディープサイケデリアと宇宙観。 (Akie)
- 3LP
- Recommended =
- New Release
Cindy Lee
Diamond Jubilee
W.25TH
- Cat No.: W25-18
- 2025-05-29
ストリーミング時代のマーケティングを拒否し、当初はGeocities風の個人サイトのみで自主リリースされながらPitchforkの2024年ベスト1に選ばれるまでに至った話題盤が到着。Cindy Leeの2時間に及ぶ全32曲の長編大作が〈Superior Viaduct〉のサブレーベル〈W.25TH〉から満を持してフィジカルリリース。3枚組アナログ、本人がデザインした大型ポスター付きの真心仕様です。
カナダ・トロントのミュージシャン、ドラァグクイーンで、メンバーの突然の死によって解散したインディ・バンドWomenのフロントマンも務めていたPatrick Flegelのアルターエゴ、Cindy Leeとしての7作目。Pitchforkでは他に「2020年代のベスト・アルバム第3位」にも選ばれていますが、そんな世俗的な評価は意に留めないような佇まい。ガールズグループの甘くノスタルジックなメロディーに、ヒプナゴシック・ポップやローファイ・ミュージック、ディストーションしたサイケデリック・サウンドを見事に絡め取った白昼夢ポップの断章。数年に渡って制作され、全編通して愛と喪失について歌った、時代を横断する叫びとささやき。一曲ごとも良いですが、各曲の輪郭と記憶がぼやけてきてからが本番?なコンセプチュアルな逸品。お値段しますがかなり安くできています。お見逃しなく。 (足立)
Track List
- LP
- Recommended =
- New Release
立花ハジメ
H
LGP アルファミュージック
- Cat No.: MHJL-406
- 2025-05-29
1981年プラスチックス解散後、1982年、時代の寵児となりつつあった若き立花ハジメのソロとしての第一歩の記録。ポストクラシカル現代音楽的アプローチとポップ/リスニング・ミュージックとしてのノンカテゴリー傑作インストゥルメンタル・アルバム「H」がホワイトカラー・ヴァイナルLP復刻。(生産限定盤)
細野晴臣と高橋幸宏が1982年に始めた新しいレコード・レーベルYENからの記念すべきレーベル第一弾リリース作品の1つとして細野晴臣「フィルハーモニー」と共に1982年5月に発表されたアルバム。(ちなみにレーベル3番は高橋幸宏[What, Me Worry?」)プロデュースは高橋幸宏、細野晴臣もプレーヤーとして複数の曲に参加。坂本龍一もアレンジャー/プレーヤーとして参加して今作をサポート。
プラスチックスではギター・プレイヤーだったが、プラスチック解散後にサックス・プレーヤーに転身、坂本龍一「B-2 NUIT」メンバーとしても活動していた時期、ソロ・アーチストとして、サキソフォニストとして自身の音楽を確率しようとしていた時期の重要作にして、自身のオリジナル自作楽器「ALPS」「ALPS2」の演奏も交えながら、ポストクラシカル現代音楽的アプローチとポップ/リスニング・ミュージックとしての絶妙なバランスも唯一無二ユニークなノンカテゴリー傑作インストゥルメンタル・アルバム。
のちにグラフィック・デザイン最高峰のADC賞を獲得することを予感させる本人によるタイポグラフィとジャケット・デザインも発表当時話題となった。
“テクノポップ御三家”の1つと謳われたプラスチックス解散後、1982年のソロ・デビュー以来40年以上、音楽のみならずグラフィックアートの分野でも活躍を続ける立花ハジメ。2025年1月のオールタイム・ベスト盤『hajimeht』に続き、YEN時代の名盤『H』『Hm』をCD/LPで同時リイシューされた。いずれも砂原良徳によるリマスタリングが施されている。
Track List
- LP
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- New Release
立花ハジメ
Hm
LGP アルファミュージック
- Cat No.: MHJL-407
- 2025-05-29
1981年プラスチックス解散後、時代の寵児となりつつあった若き立花ハジメの1982年ソロデビューアルバム「H」に続いて、1983年4月に発売されたソロ第二弾「Hm」がレッドカラーヴァイナルLP復刻。レトロ・フューチャーな架空のSF映画のサウンドトラックというコンセプトと、本人が幼少期に聴いていた童謡に覚えるノスタルジー郷愁イマジナリーな世界観とが混交する唯一無二ユニークなポストモダン・インストゥルメンタル・アルバム傑作。(生産限定盤)
今作でのプロデュースは前作『H』に引き続き高橋幸宏。前作の延長線上にありつつも、サックス・アンサンブルをより突き詰めながら、レトロ・フューチャーな架空のSF映画のサウンドトラックというコンセプトと、本人が幼少期に聴いていた童謡に覚えるノスタルジー郷愁イマジナリーな世界観とが混交する唯一無二のポストモダン・クラシカル現代音楽的アプローチと、奇才David CunninghamによるThe Flying Lizardsにも通じるスカスカ・ファンキー実験性ニューウェイブ・ダビーな世界観と通じるのも面白いモダン・インストゥルメンタル・アルバムとなっている。そして、次回作「Mr. Techie & Miss Kipple」につながっていくYMO的テクノ回帰な音作りも非常に興味深い。B2「ARRANGEMENT
」は坂本龍一、B5「THEME FROM "NIHON NO SUGAO”」は冨田勲のカヴァー。
“テクノポップ御三家”の1つと謳われたプラスチックス解散後、1982年のソロ・デビュー以来40年以上、音楽のみならずグラフィックアートの分野でも活躍を続ける立花ハジメ。2025年1月のオールタイム・ベスト盤『hajimeht』に続き、YEN時代の名盤『H』『Hm』をCD/LPで同時リイシュー。いずれも砂原良徳によるリマスタリングが施されている。
Track List
- LP
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Dialog
Live
Dialog Sound
- Cat No.: SOUND01
- 2025-05-29
当店でも人気の北欧フィンランドのプロデューサーSamuel van Dijk、ライブ・アーティストRasmus Hedlundによるエレクトロニック・ダブ・デュオ、Dislog待望新作は、初のライブ音源。自身レーベルDialog Soundを新たに設立しての第一弾リリース。
ラスタファリズム宇宙がアトモスフェリックにダブ・テクノ・フューチャリズムにドープ探求された、これまでのシングル「DOT1」「DOT2」「DOT3」もそれぞれに最高でしたが、初となるライブ音源も実にディープ&ドープ・エクスペリメンタル。ダブテクノのその先、先鋭的ソリッドな領域へと導きながら、立体的音響も感じさせてくれるサウンドデザインに独特の触覚的アプローチも取り入れられた蠢き没入感たっぷりのブラックホール・エクスペリメンタル・ダブワイズ宇宙。Side-A「Live (20分34秒)」Side-B「Live (17分4秒)」是非ともいつか生で体験したい。 (コンピューマ)
Track List
- 12inch
- Recommended =
- New Release
Sam KDC
Shedding Skin
Auxiliary
- Cat No.: AUX024
- 2025-05-29
ASC主宰Auxiliaryを代表するアーティストの一人、緻密且つ繊細な音響構築が美しいシネマティック・ドリーミー、スペイン才人SAM KDCによる2022年2月リリースの神秘的ディープ・エクスペリメンタル・アンビエント・グレースケール・テクノ・ワルツ名作「Shedding Skin」12インチが、3年ぶりにリプレス(2025年)
BPM127、3拍子変則的グレー・スケール・スピリチュアル・エクスメリメンタル・ブレイクス・テクノA1「Silver Serpent」(sample1)、BPM120、A2「False Idols」(sample2)、BPM192(86)、B1「Prophecy Unfurling」(sample3)、BPM85、4/4、大地を這うようなエクスペリメンタル・グルーヴB2「Bloodstone」の4トラックを収録。グリーン・スプラッター・カラーヴァイナル限定盤12インチ。 (コンピューマ)
Track List
- MIXCD
- Recommended =
- New Release
DJ PIN
SWEET LEAF at Colors
ARRROUND Wicked Sound Maker
- Cat No.: ARCD-013
- 2025-05-29
2013年DMC元沖縄代表ヒップホップ/スクラッチ鬼にして、即興音楽シーンとも共演リンクしながら、フリージャズ、ダブ、サイケロック、電子音 楽までを唯一無二のダンスミュージック・ターンテーブリズム感覚で時間軸や空気までもをカットアップ・トリッピン!マッド沼宇宙に構築する唯一無二の奇才DJ PINによるレゲエ&ダブ・テーマの鬼DJMIXCD「SWEET LEAF at COLOURS」が、Noolio主宰ARRROUND Wicked Sound Makerよりリリースされた!本日発売日!!
最深ドープ・マッドネスにスピリチュアリズムがスクラッチン・ダブワイズ濃密に探求される、ユニーク極まりなくヘンテコながらも自身のルーツ沖縄音楽への思いと共にストーリテリングされる59分3秒。編集は一切せず、ドキュメントを真空パック、臨場感を引き立てたマスタリングをHacchi (URBAN VOLCANO SOUNDS)が施しており、イラストレイター/デザイナー/アーティスト井口弘史の盤面ジャケットデザインによる完璧なプロダクトとなっている。 (コンピューマ)
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- New Release
Various Artists
PRIMARY FOREST 03
CEE
- Cat No.: CEEXYZ05
- 2025-05-29
PUGILIST、OM UNIT、FOREST DRIVE WEST、 AIR MAX '97、COCKTAIL PARTY EFFECTら、ベースサウンドを前衛的に切り開く重要アーティストが参加!バルセロナのアートプラットフォーム"LAPSUS"傘下に設立した〈CEE〉からコンピレーションミニアルバム。ブロークンリズムからハーフ、ポリリズム、シンゲリ、フットワークまで、リズムの可能性へ挑戦。
SUZANNE CIANIのライブ音源のアナログカットや、METAMATICSの再発も手掛けるコレクティブ"LAPSUS"から誕生した、表現変革を志す次世代アーティスト集団〈CEE〉新作!PUGILIST & FOREST DRIVE WESTタッグによるポリリズミカルワークアウト「Polygon」(sample1)、AIR MAX '97手がける精密ブロークンビート「Marginalia」(sample2)、OM UNIT & DELAY GROUNDSのルーツ系譜のアヴァンベース「Ease」(sample3)など。幅広いリズムフォーマットに確変を加える未来派ベースサウンド。 (Akie)
Track List
- LP
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Terry Fox
Linkage
états-Unis
- Cat No.: ETAT12
- 2025-05-28
TERRY FOXが約33mのピアノ線を使い、電子機器は全く使わずに(!)制作し1982年にリリースされたファーストアルバムがアメリカ〈SUPERIOR VIADUCT〉のサブレーベル〈ÉTATS-UNIS〉より40年越しの再発!知らずに聴けばアヴァンギャルドな電子音作と思っても不思議ではないもの。驚きです!
同レーベルから同時に発売されたELLEN FULLMANはピアノ線を長く引き伸ばし、松脂を塗った指で弦を滑らせながら演奏しふくよかな煌く倍音を聴かせていきますが、TERRY FOXは同じピアノ線でもやはり表現は全く違います。A面ではチェロを使ったようなドローンが、ELIANE RADIGUEのピュアさ不穏さを兼ね合わせた素晴らしいテープフィードバックサウンドを連想させます。その後に優しいタッチでリズミックに倍音を響かせ、それがだんだんとワイルドに弦を震わせていきます。続くB面(sample1)ですが、弦の揺れる残響音が本当に驚き。完全に電子機器を使ったエコーサウンド。かなり長いピアノ線だからこそ生まれるアコースティックで美しい響き。 (日野)
- 7inch
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Holy Tongue
Ambulance
Trule
- Cat No.: TRULE029
- 2025-05-28
2023年4月にリリースされたデビューアルバムも素晴らしかった、ダブテクノ鬼才Al Wootton率いるHOLY TONGUEのTruleからの最新作は限定7インチ・シングル!!ポストパンク/レゲエ/ダブの実験的先鋭性がレフトフィールド・スピリチュアルジャス経由のディープなトライバルジャズ・ダンスミュージックへと昇華された意欲作。LTD限定7インチ。
BPM168(84)John Carpenterのサウンドトラック音楽のように実験的不穏ダークにダブワイズ忍び寄るSide-A「Ambulance Dub」(sample1)、P.I.L.METAL BOX「Swan Lake」オマージュのようなクラシカルなピアノ旋律、モコモコのベース、シャキシャキのドラム・リディムによる蛇のように絡みつくステッパーズ・ポストパンク・ダブワイズ全開のSide-B「The Bigger Tutti」(sample2)も狂おしく愛おしい。
AL WOOTTONによるSynthesizer, Bass, Double Bass,, Piano, Autoharp, Percussion, Trumpet、ミニマリズム/フリージャズ/アヴァンギャルドまで目覚ましい活躍を見せる奇才イタリア人ドラマーValentina MagalettiによるDrum、Percussion、Piano、ZongaminでおなじみSusumu MukaiがBass, Guitar, PercussionによるトリオHoly Tongue最新シングル。ON-Uイズムも継承したオルタナティヴなバンド・アンサンブル、ポストパンク/レゲエ/ダブの実験的先鋭性がレフトフィールド・スピリチュアルジャス経由に、ディープなトライバルジャズ・ダンスミュージックへと精神性と共に見事なまでに昇華されている。 (コンピューマ)
Track List
- 10inch
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NHKyx
Kasm 04'
Skam
- Cat No.: KASM04
- 2025-05-28
日本が世界に誇るエレクトロニック・ミュージック・シーンの異端児ベテラン鬼才、大阪とベルリンを股にかけ活動するKouhei MatsunagaのNHKyx名義での新作がSkamより24年ぶりに10インチ・アナログ盤としてリリースされた!!!
BPM136、A1「Filled with Vacuum」(sample1)、BPM130、A2「Ancient Behave」(sample2)、BPM140、シンフォニック・プログレッシヴなエレクトロニック・ ブレイクスB1「Same Point Different Coordinate」(sample3)、BPM142、ノイズ・エクスペリメンタル生き物のように動き伸縮するバウンシー・ブロークンな変則ヘヴィー粘着リズム・エレクトロニック・サウンズB2「Formulated Rhythm 4s」の4トラックを収録。
1998年頃から現在に至る長年にわたる活動の中で、Diagonal、DFA、L.I.E.S.、Raster Noton、Wordsound、Mille Plateaux、PAN、Skam Recordsなどのレーベルからリリース、Mika Vainio, Sensational from the Jungle Brothers, Sean Booth from Autechre, Conrad Schnitzler, Merzbow, Asmus Tietchens and many more.など、多くのアーティストとコラボレーションしている大阪とベルリンを股にかけ活動するKouhei MatsunagaのNHKyx名義でのSkamからの24年ぶりの新作10インチ。 (コンピューマ)
Track List
- LP
- Recommended =
- New Release
Ashtrejinkins
Left 2 Rot
L.I.E.S.
- Cat No.: LIES-214
- 2025-05-26
〈L.I.E.S.〉の最新作はLA、コンプトンからNTSRADIOでもレジデントを務めるASHTREJINKINS。ブラック、コズミック、ミニマル、マシンビート、ニョロニョロとした薄暗いハウス、テクノの隙間を探求するローの感覚。アートワークはJay Curry。
ますます尖鋭化する地元の政治的、経済的危機を背景に、ニョロニョロと薄気味悪い空気広がるローなマシン・テクノA1「Lost Angels」(sample1)にレイブ・インダストリアル・エレクトロ好きに刺さりそうなアップダウンの激しいマシンサウンド「Electribe 007」(sample2)ノイスがかった催眠的ボイスサンプルにグライム・ヒップテクノ「Left 4 Dead」(sample3)電子、不規則ビート好きに推したい1枚。 (hamon)
Track List
- LP
- Recommended =
- New Release
Rando Arand
Child of the Internet
Liitheli
- Cat No.: LIIT006
- 2025-05-26
インターネットネイティブに捧ぐ、オンラインで流通するコメディミームとダーク要素を取り込んだミュージックブラックボックス。客演もバンドマンから女優に芸人、ジャンルもR&Bからグリッチ、チルウェイヴまで多岐。長めのトラックと短めのインタールードを織り交ぜた18曲、開きっぱなしの無数のウェブブラウザを意識。推薦!
エストニア拠点のサウンドアーティストRANDO ARANDによるユニークコンセプトのアルバムが到着!メロウなダウンテンポ「Slidin in Yo DM's (ft. Hyrr IV)」や、加工ヴォイスのスローバーナー「Chonky Cat Meme (ft. Maihe)」、直球のR&Bチューン「Just Scrolling (Kitty Florentine)」、テクノやハウスまで、数々の音楽スケッチを通して様々な音楽スタイルに接触、ブラウザをサーフィンする感覚でリスニングするインターネットネイティブ対応の作品。 (Akie)
Track List
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