- Cassette
- LP
- Back In
- Back In
David Goren
Brooklyn Pirates: Neighbourhoods in the Sky, 2014-2021
Death Is Not The End
- Cat No.: DEATH052
- 2025-10-23
フェルナンド・ジェルバードはアルゼンチンでジャズにおける電子楽器の可能性をいち早く探求した一人であり、伝統に根ざしつつも時代を先取りした作品を生み出してきた。1974年に録音された「Didi」は、まさにこのビジョンを体現しており、モーグ・シンセサイザーやフェンダー・ローズといった電子キーボードのみで演奏されたこのアルバムは、ビバップのハーモニーとボサノヴァ(ゲルバードはブラジル音楽への深い愛情を抱いていた)、南米ラテン・グルーヴ、そして、アフロアメリカン、カンドゥンベのリズム・テクスチャを融合させた万華鏡のようなサウンドスケープは南米ジャズの新たな方向性を切り開いた。
南米独自のロマンチシズムが、Fernando Gelbardによるフェンダーローズによってエレガント内省宇宙にロマンチックに広がっている。黄昏の美しい調べが空間を浮遊する。しっかりとグルーヴをキープするベース、絡みつき... もっと読むリードさえするラテン・パーカッションのリズム。先鋭的で実験的なムーグの響き。豪華見開きジャケ。全6曲。全曲それぞれが魅力的な楽曲である。ドイツ名レーベルAltercatからのすばらしき正規LP復刻。見開きゲートフォールド・ジャケット重量盤LP。ライナーノーツ封入。音質もバッチリ素晴らしい。 (コンピューマ)
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ライブラリー、サウンドトラックレコードディグなど多岐にわたる音楽的冒険の最重要人物の一人イタリア作曲家PIERO UMILIANI。これまで再発されてこなかったのが不思議なくらいの一級の作品が続々とアナログ再発されていますが、こちらは、1975年、ポリネシアの島々(タヒチ島、ボラボラ島など)への誘いをテーマに制作された、パーカッション、シンセサイザー、コーラスも交えた、マーティン・デニーばりのポリネシア・エキゾチック・イマジナリー・エレガント魅惑の一枚となっている。コンテンポラリーなパーカッション・ミニマル音楽世界にもワクワクしてしまう。ここではない何処か、魔法のエキゾチックな島々の彼方へ誘う極上リラクシンサウンド・トリップ。最高な一枚。トラックリストからもぜひ。 (コンピューマ)
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長尺サウンドスケープを探求する〈PATIENCE〉からのLPは鮮烈な印象、マスタリングエンジニア/プロデューサーとして他のアーティストも手掛けてきたサウンドプロフェッショナルMISHA SULTANが嬉しい新作携えカムバック!2021年のMÅRBLEらとのスタジオセッションから構想、その後タイに移住しレコーディングを仕上げた南国ベットルーム・ジャズ。ヒーリングなマリンバとギターが掛け合うエキゾチックジャム「Sluchay」や、オーセンティックなジャズタッチに異国情緒なエッセンスやブレイクスが融合した「So Do I」など。自然界を想起させるリラクシンなムードとクロスジャンル手法を追求した心地よいサウンド。 (Akie)
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「Eunoro EP」from Black Acre Recordsから始まり、「Black Noise 2084」from On The Corner Recordsのリリース、その後の様々なコラボレーション、イタリア・スピリチュアル・ジャズ、実験音楽の名門BlackSatinのキュレーション、コンパイル、Hyperjazzからの「The Great Oxidation EP」等の作品リリースをへ経ることで、より深く探求して発展させたKhalab流アフロ・フューチャリスティック・トライバル・サウンドスケープ・サウンズの集大成的なアルバム作品となっており、トライバル・スピリチュアル呪術的ニューエイジ・ジャズの先鋭的エレクロニック・レフトフィールド・ダンスミュージック9トラックが脈動している。トラックリストからも是非。 (コンピューマ)
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2019年リリースのデビューシングル「The Mystic Parade」が絶賛された直後、Sun Atlasはフルアルバム候補となる楽曲を録音。DJ向けにラフミックスを試すため12枚のアセテート盤もカットされ、アルバムコンセプトまで練られたが、パンデミックが計画を狂わせてしまい、メンバーが移住した事からグループの編成も大きく変化してしまいプロジェクト自体が棚上げとなってしまった。パンデミック後、新たなメンバー編成となって代わりに録音された新曲達が、昨年2024年にリリースされた彼らのデビューアルバム『Return To The Spirit』となって、このアルバムが高く評価された事から、今回このタイミングで、それらのデビューシングル直後に録音されながらもお蔵入り、幻となってしまっていた珠玉の8曲の楽曲が10インチ・レコードとしてリリースされることになった。
今回収録されたこれら8曲... もっと読むは、未完成で荒削りながらもバンドとしてのフレッシュな息吹や情熱、青春感も伝わる、この時期の録音でしか存在しない魔法のような輝きが宿っている。
サイケデリック・ギター、異世界オルガン、ローファイ・シンセ、迫力ホーン、ドープ・ドラムによる、スピリチュアル・エキゾチック・エチオジャズ・ブレイキン・ファンクにしてイマジナリーなシネマティック・ソウル、アウターナショナル・ジャズ、サーフ、ガレージなワイルドな息吹も感じ取れる。バンドは、後にスタイルを洗練させるが、ここでは原石の姿を体感することができる。 (コンピューマ)
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初共演となる才能ある若きブラジル人パーカッショニスト名手Gabriel Prad、そして、長年のパートナーシップを確固たるものとしている本作の音楽的アイデンティティ形成に重要な役割を担うピアニスト、Pietro Lussuを迎え入れて制作された3トラックを収録。
BPM127、スパークするアフロラテン・パーカッション、ジャジーなフェンダーローズ/エレピの華麗なる鍵盤捌きが宇宙空間を浮遊してクロスオーバー・フュージョニックにディープハウス珠玉グルーヴするA1「Galaxy Bloom」(sample1)、BPM116、ブラジル人歌手Nina Mirandaの情感豊かな歌声、Giovanni Guidiによるフェンダー・ローズとシンセサイザーをフィーチャーした、ブラジリアン・サンバ、MPBマナーのクロスオーバー・ビートダウン・ハウスB1「Share Your Love」(sample2)... もっと読む、BPM113、Gabriel Pradによるブラジリアン・パーカッション・アンサンブルがポリリズミック狂おしく、Pietro Lussuによるエレピと共に躍動する極上トラックB2「Praise To The Sunshine」(sample3)も素晴らしい。現在制作中のフルアルバムからの先行シングルとのこと。アルバムも非常に楽しみです。 (コンピューマ)
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TocoとEllaのイタリア語による二重唱リフレインのハーモニーが、ブラジルとイタリア地中海のバレアリックでチルアウト心地いい風や空気を絶妙アンニュイなバランスで結びつけるSide-A「Amare」(sample1)、Schemaを代表するパーカッション奏者にして名手職人Gerardo Frisinaによるフロア直結クロスオーバー・ラテンパーカッジヴ・ソフト・サイケデリック・ダビーな風合いで施したリミックスSide-B「Amare (Gerardo Frisina Remix) 」(sample2)もSchemaマナー極上の心地よさ。 (コンピューマ)
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ラテンジャズ、70年代レアグルーヴ・センス、Deodato的フェンダーローズの響きによってスペーシー・クロスオーバー、モダン・ジャズファンク・エレクトロニカ宇宙へと誘ってくれている。細部にわたる緻密なプロダクション、サウンド・クオリティ・アレンジも見事なフロアにバッチリと効能する珠玉の7トラックを収録。
「In Sight Vol.2 」では、過去作よりも緻密な空間構成、ニュージャズ・サイケデリック・ミニマル・ダビー・ダンスミュージックとして新たな広がりのある音世界を構築している。
すでに45回転盤としてリリースされている「Mindoro」「Tarab」「Mystical Funk」も新たなヴァージョンとして収録されているのも嬉しい限り。 (コンピューマ)
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ラテンジャズ、70年代レアグルーヴ・センス、Deodato的フェンダーローズの響きによってスペーシー・クロスオーバー、モダン・ジャズファンク・エレクトロニカ宇宙へと誘ってくれている。細部にわたる緻密なプロダクション、サウンド・クオリティ・アレンジも見事な7トラック。そして、なんといっても、このアルバムには、未発表インストゥルメンタル・ヴァージョンとして、2009年の10インチEPのタイトル曲にして名曲「Samba Skindim」(sample3)が収録されているのも嬉しすぎる。 (コンピューマ)
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深く永遠に続く絆への賛辞であり、彼の故郷の大切な場所、ブラジル・サンパウロ郊外のグアラビンカ貯水池への回帰をテーマにしたサンバジャズ王道にして、サポート・バンド名手達による安定感とソフト・サイケデリックなアンサンブル調和も見事で、Tocoのあたたかみのあるヴォーカルにハートフルに魅了されるSide-A「Leão Leonardo」(sample1)、ジャズファンク、ソウルジャズ・マナー爽快なサンバジャズ・クロスオーバーなSide-B「Guajiru」)(sample2)も極上な心地よさに包まれる。こちら先行シングル2曲「Leão Leonardo / Guajiru」は、ニューアルバム「Riviera」アナログLPには未収録です。 (コンピューマ)
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DOPEだけどエレガント。
両親の影響で幼少からガムランなどの民族音楽に親しみ、連れられて行った芸術の島、バリ、ウブドゥ村で響くの声、何百本も立てられた蝋燭の壁から映し出される踊る人の影、それらが彼女の深層に影響を与えたのは間違いない。
闇は深いがそこにある魔術的なまでの妖艶さは、湿度を帯び、生命を育むジャングルを感じさせる。D」を始めてからまだ2年らしいが、古き良き民族音楽の中に宿る大事な風景を、低音が効いたモダンなグルーヴで表現してくれることを期待している。
J.A.K.A.M. (NXS/CROSSPOINT)
BPM103、Gianluca Petrellaの巧みなトロンボーン・ワークも冴えわたるアフロビート・ミッドテンポ・ダウンテンポ・スペーシー・ジャズファンクSide-A「Whats Wrong With Your Mind」(sample1)、BPM109、前作アルバム「Echoes Of Africa」収録曲「Mother Forgive Us」のトライバル・パーカッション、エレクトロニック・アフロ・ファンク・ニューディスコなAgostaによるリミックスSide-B「Mother Forgive Us (Agosta Remix)」(sample2)もナイス効能。 (コンピューマ)
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喜多嶋修や宝達奈巳の復刻も手掛けてきた、音楽愛溢れる発掘の名所〈FOREST JAMS〉による素晴らしい仕事が届いてます!兄は作曲家のクニ河内、ドラムパーカッションとしてトランザムにも参加していた音楽家チト河内が手がけたジャパニーズ・エスノ・エレクトロニック/アンビエント傑作「チトチック/クラクラ」がマニア歓喜の初のアナログ復刻です。ベースとして細野晴臣、ギターには松下誠も迎えたその豪華布陣でも知られ、CD媒体でのみ発表されたコレクターズアイテムとしての希少性も著名な作品。神秘性が滲んだエスノトライバリズム、ミニマルアンビエント、当時前衛だったニューエレクトロニックが交差する幽玄サウンドスケープ。トラックリストから全曲試聴できます。推薦! (Akie)
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シンセサイザーとベースが躍動する「Planisfero」(sample 1)をオープニングに、ゴージャスなサルサ「Fantastico Carnival」(sample 2)、それぞれのソロ・パートがユニークな、爽やかなフュージョン・トラック「Fantastico Carnival」(sample 3)など、完全ライブレコーディングで、Roberto 自身が作詞・作曲・編曲を手掛けています。サルサ、サンバ、ビンテージサウンド、ライブラリ・ミュージックの美学、そしてアフロキューバンのオーケストラが生み出す大胆なエネルギーを融合させた、純粋な音楽性とユニークなサウンドの探求。そしてカラリとしたナポリの空気感が凝縮された素晴らしい作品が完成しています。推薦! (AYAM)
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シャキシャキのドラムブレイク、ファンキーなベースライン、サイケデリックなワウワウギター、熱狂的オルガンのインタールードによる中毒性の高い、後半に行くに従ってスパーク高揚する70’sマイアミ産ミクスチャー血湧き肉躍る強力ラテン/サルサ・ファンク!!B面には嬉しいインストゥルメンタル・バージョン「La Inflacion De Ofelia (Instrumental)」(sample2)を収録。
ラテンファンク&ジャズ・レアグルーヴ秘宝の復刻を中心に好調リリースが続いている信頼名レーベルMatasunaからのナイス・リリース。スモーキンくぐもった音色も渋い。 (コンピューマ)
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グルーヴィー、太陽が降り注ぎ、ヒプノティック・アップテンポ、ナポリ方言で歌われ、地中海をはじめとする豊かな音楽のタペストリーにインスパイアされたグッド・フィーリン・グルーヴィン・オブスキュアなオリジナル・バージョンもゴキゲン爽快。イタリア・ナポリ地中海拠点Nu Geneaが自身のレーベルNG Recordsよりニューシングルを7インチ・リリース! (コンピューマ)
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ムラトゥが長年追い求めてきた「エチオジャズを世界に伝える」という長年のテーマの集大成であり、エチオピア伝統音楽と西洋の現行モダン・スピリチュアルジャズが深い次元で結びつき融合した意欲作。
UKロンドンとエチオピア首都アディスアベベという2つの都市にて、自身のバンドメンバーとエチオピア伝統音楽ミュージシャン達、現行LAジャズシーンを代表する気鋭アーティスト、カルロス・ニーニョとカブロン・ベリャナが参加セッション。コラボレーションが実現した。豪華見開きゲートフォールドジャケット・ブラックヴァイナルLP。全7曲。 (コンピューマ)
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全楽曲アレン・ギンズバーグが作詞作曲。Bob Dylan、Arthur Russellとのリハーサル音源、Don Cherryがカズーで参加した音源など、ラグ、バラッヂ、ハーモニウムソング、シーシャンティ、讃美歌、アボリジニ・ソング、ゴスペル、ブルーグラス、ブルース・カントリー&ウエスタン、50’sR&B、ダーティー・ダズン、ハワイアン・スラックキーギターまで11曲を収録。Bob Dylanがベース、David Mansfieldがマンドリン、Steven Taylorがスティール弦アコースティックギターで参加した11曲目「Do the Meditation Rock」も貴重なドキュメント記録。アレン・ギンズバーグの味わい深い歌声が哀愁に沁みる。カセットテープで聞けることが嬉しいナイス・リリース。 (コンピューマ)
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ブルックリン拠点のラジオ・プロデューサー、オーディオ・アーキビストDAVID GORENによる、NYならではのアツく激るようなカリビアン、ソカ、レゲトン、ダンスホール・レゲを中心とした、生々しいラフ&タフなカットアップ・ミックス。ディレクション。コロナウィルスの世界的大流行、ジョージ・フロイド事件、アメリカ大統領選挙など、2020年代初頭のブルックリン海賊ラジオのユニークで超ローカルな反応も捉えた、この時代におけるインディペンデントDIYコミュニティ放送の存在意み、価値を実証する社会史としても重要な記録として機能している。 (コンピューマ)